「Empire/エンパイア 成功の代償」タラジ・P・ヘンソン&ジャシー・スモレット&ブリシャー・グレイ
2016年1月25日

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音楽業界を舞台に、家族の確執や権力争いを描いたドラマ「Empire/エンパイア 成功の代償」シーズン1のDVDが、4月2日にリリース。さらに、その続編であるシーズン2がFOXチャンネルで1月26日からスタートする。全米視聴率記録を塗り替えるなど記録的大ヒットとなったシーズン1。その人気の火付け役となった、主人公・ルシウス(テレンス・ハワード)の妻で、強烈なキャラクターのクッキーを演じるタラジ・P・ヘンソンと、次男ジャマル役のジャシー・スモレット、三男ハキーム役のブリシャー・グレイが初来日。作中では衝突することも多い3人だが、取材現場では、まるで本当のファミリーのように仲良く和やかな雰囲気で、今作の魅力を語ってくれた。

「Empire/エンパイア 成功の代償」
3月9日(水)レンタル配信&4月2日(土)DVDリリース
DVDコレクターズBOX●9600円
発売・販売元/20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン

FOXチャンネルにて1月26日(火)21:00よりシーズン2を日本最速放送スタート 

製作総指揮・脚本/リー・ダニエルズ ダニー・ストロング
音楽/ティンバランド
出演/テレンス・ハワード タラジ・P・ヘンソン トレイ・ベイヤーズ ジャシー・スモレット ブリシャー・グレイ グレース・ギアリー ケイトリン・ダブルデイほか

【シーズン1】スラム街の暮らしから、ヒップホップ・アーティストとして成功を収め、大手レコード会社“エンパイア社”のCEOへと上り詰めた米国音楽業界の重鎮ルシウス・ライオン。彼の築き上げた“帝国”の王座を巡り、3人の息子、そして元妻が、華麗なる後継者争いを繰り広げる。全12話。

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――シーズン1は全米で社会現象となるほどのヒット作となりました。その人気の理由は何だと思いますか?

タラジ・P・ヘンソン(以下、ヘンソン)「音楽には世界を一つにする力があると思うんです。性別や年齢の垣根を越えて、愛されるものですし、音楽こそ人生と言ってもいいくらい! そしてソープオペラ(=昼ドラ)的な要素が強くて、ストーリーも壮大。そんな誰もが好きなものが盛り込まれたテレビドラマって、今までなかったのではないかと思います。さらに家族間の問題も大きくフィーチャーされていますが、どんな家族にも必ず悪ガキがいますよね(笑)。(と、隣に座るハキーム役のブリシャー・グレイをチラリ)。そんな風に、多くの方が共感できる要素がたくさん詰まっているからだと思います。

ブリシャー・グレイ(以下、グレイ)「僕はもう“クッキー”に尽きると思うよ!! タラジはクッキーそのもの。タラジ=クッキーと言ってもいいくらいだよ」

――シーズン1、シーズン2を通じて、それぞれの役を演じて、一番興奮したシーンはどこですか?

ジャシー・スモレット(以下、スモレット)「シーズン1では、ホワイトパーティーでジャマルがゲイであることをカミングアウトするシーン(第8話「急接近」)かな。シーズン2ではアリシア・キーズとデュエットするのですが、そのシーンのすべてが素晴らしかったし、最も興奮しました」

ヘンソン「私は紫のファーの下にランジェリーを着て、ルシウスたちに見せつけるシーン(第6話「起死回生」)が一番テンションが上がったわ。なぜかって、彼らは私がそんな衣装を着ていることを知らなかったので、その反応を見るのが楽しかった(笑)。シーズン2ではフィナーレのシーン。あまり詳しくお話しできないけど、クッキーとルシウスの絆がどれだけ深いのかってことが分かると思う」

グレイ「僕は(劇中でハキームが歌う)「ドリップ・ドロップ」を制作して、歌うことができたことでだね。シーズン2はフィナーレかな。そこでハキームが本当にバカなことをしてしまうんだけど……。う~ん、これ以上言えないけど、とにかく盛り上がったシーンだね」

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――ルシウス役のテレンス・ハワードとの共演はどんな気持ちでしたか?

グレイ「テレンスとタラジが僕の両親だなんて、なんてクレイジーなんだろう!って改めて思うよ。彼らが撮影現場の空気を作り出すんだ。たとえば歯を磨くシーンを僕がやっても、それはただ『歯を磨く』だけのシーンでしかない。でもテレンスがやると、そこにドラマが生まれるんだ。そんなテレンスとタラジを見ていると圧倒されるし、緊張もする。でも、あくまでも僕は僕だから、自分がなすべきことをするまでだと思ってるんだ」

ヘンソン「脚本を読んで最初に感じたのは、ルシウスとクッキー、二人の関係がこのドラマの中核だということ。二人は愛し合っていると同時に憎しみ合っていて、下手をすると殺し合いさえしかねない。そんな複雑な関係に、視聴者が納得できる真実味がなければ、確実に失敗すると思った。それもセリフではなく、映像を見ただけで伝わらなければ意味がないの。そういう意味で、相手役がテレンスで良かった。過去に共演経験があるので、お互いに対する暗黙の信頼と尊敬があるから、とことん演技を深め合うことができたわ」

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――これだけのヒット作を生み出したリー・ダニエルズとダニー・ストロング(ともに脚本・製作総指揮)のお二人にはどんな印象をお持ちですか?

スモレット「ダニーに関しては、ヘテロセクシャル(異性愛者)の白人なのに、どうしてこんなにもゲイの黒人の心を理解しているのか、本当に分かりすぎなんじゃないかって思うくらい(笑)。あるとき番組を見てくれている中年の黒人男性から『君のおかげでゲイの息子のことを理解することができた』って声をかけてもらったこともあったし、レズビアンの若い女の子がドラマの中の僕を見て、自殺を思いとどまったと教えてくれたこともあったんだ。この役柄は僕にとっても大きな転機となったよ。リーは本当に才能豊かな人で、彼がこのような作品を生み出したことは、すぐに理解できるし、納得できるよね。ダニーとリーの二人こそが、この番組の本当のクッキーとルシウスなんじゃないかと思うよ」

グレイ「とてもダイナミックなデュオで、彼らがいるから僕はこの作品に出演することができた。特にリーとは同じフィラデルフィア出身で、僕のような新進の俳優にチャンスを与えてくれたことは本当に感謝しています」

ヘンソン「ダニーは何かを仕掛けるのが大好きな人。すごくキレ味のある怖いセリフがあったんだけど、リーが書いたのかと思ったら、ダニーが書いたセリフだったってことがあって。すごく暗くて怪しいセリフも見事に書いてしまうの。リーとの仕事は大好きですし、監督・脚本家としての二人と一緒に仕事をするのは、とても楽しいですね」

――ところで、みなさんは今回が初来日と聞いています。最後に、日本の印象を聞かせてください。

グレイ「なんだか日本中からすごいパワーやエネルギーを感じるよね」

スモレット「そうだね、僕もそう思う。あとは夜景が素晴らしい! ロサンゼルスやニューヨークの夜景もきれいだけど、それとは比べ物にならないくらい美しいね。それから、日本の方はみんなすごく優しいね」

ヘンソン「それにとても礼儀正しいわ。道はとてもきれいで、モノだけじゃなくていろいろなものが整理整頓されている印象です。そして街の中がとても安全。もう日本に引っ越してしまおうかしら!」

■プロフィール

クッキー・ライオン役
タラジ・P・ヘンソン(中央)
1970年米国ワシントンD.C.出身。映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」で、アカデミー賞助演女優賞ノミネート。また先日発表された第73回ゴールデン・グローブ賞では、今作のクッキー役でテレビドラマ部門主演女優賞を受賞した。

ジャマル・ライオン役
ジャシー・スモレット(左)
1983年米国カリフォルニア出身。1994年のコメディ・ドラマ「On Our Own」を始め子役としても活動。現在は俳優だけでなく、歌手としても活躍している。

ハキーム・ライオン役
ブリシャー・グレイ(右)
1993年米国フィラデルフィア出身。ミュージシャンとして“ヤズ・ザ・グレイテスト”のステージ名で活動。今作のシーズン1でテレビデビューを果たした。

(c)yoshiokamakoto
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