何か見たいなぁって時に見たら意外に良かった
「アニー」って超有名ですよね。でも僕、赤いドレスと「トゥモロ〜、トゥモロ〜♪」のフレーズ、フッサフサの犬……ぐらいのイメージで、お話を知らなくて。孤独な女の子と出会ったお金持ちが改心する展開を予想していたら、そのまんまだった(笑)。つまりはベタってことなんだけど、そこがイイ!
オリジナルは大恐慌時代が舞台だそうですが、今回の舞台は現代のニューヨーク。貧困や格差などの社会問題が盛り込まれていたり、YouTubeが選挙戦に使われたり。スタックスが携帯電話会社の大富豪であるという設定が、アニーの両親捜しに役立つなど、現代のアレンジが効いているんです。
アニーを演じた子が良い意味で子供らしくてかわいい。いつも思うのは、僕は大人ですが、年を重ねただけで、感覚は子供と変わらないってこと。歳が近いのはスタックスなのに、完全にアニー目線で見ていました(笑)。するとどんどん楽しさが加速していく。アニーがスタックスと対等な関係を築く過程にもグッときました。
アニーの里親役を演じたキャメロン・ディアスも強烈! 過去の栄光にすがる元人気歌手という設定にちょっとしたリアリティを感じたり(笑)。他にも、マイケル・J・フォックスのカメオ出演や「アバター」のパロディなど、随所に大人の遊び心も散りばめられていて、手練れたちがいい味付けをしているなぁと感じました。
100%幸せな登場人物は誰もいなくて、みんなが足りないところを補い合う感じがいいんですよね。そして誰もがもつ“変わりたい願望”を刺激してくれる。そこが子供はもちろん、大人も楽しめるポイント。ヘンな下ネタも出てこないから、家族で見られる安心印!
何度も言いますが、ストーリーは超ベタです。でも小難しい映画より、ラストはみんなが手を取り合ってハッピー!な映画を見たいときもある。どっしりとした安定感のある映画だし、僕、こういうハッピーエンドものが大好きなんだってことを再確認しました。
■見せたい相手
ドランクドラゴン 鈴木拓さん
■見せたい理由
“嫌われ芸人”として有名な鈴木さん。前向きでひたむきで、周囲を笑顔にするアニーの生き方を見て、愛されキャラとは何かを研究してください!
「ANNIE/アニー」
日本でも舞台化されている傑作ブロードウェイミュージカルを映画化。自分を捨てた両親との再会を夢見る10歳の孤児アニーは、ある日、次期NY市長候補のIT長者スタックスと出会う。アニーの境遇を選挙戦に利用しようと考えたスタックスは、彼女を引き取り家に招き入れるが、はつらつとしたアニーの魅力に癒されていく
監督・製作・脚本/ウィル・グラック
製作/ウィル・スミス ジェイダ・ピンケット・スミス
出演/クワベンジャネ・ウォレス ジェイミー・フォックス ローズ・バーン キャメロン・ディアス
BD&DVD/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
■プロフィール
1973年、埼玉県生まれ。’93年に日村勇紀とお笑いコンビ、バナナマンを結成。「裁判長! ここは懲役4年でどうすか」(’10)で映画初主演。「ノンストップ!」で司会を務める他、「そんなバカなマン」(共にフジテレビ系)、「クレイジージャーニー」、「バナナマンのせっかくグルメ」(共にTBS系)に出演中。
■バナナマンinformation
昨夏の単独ライブDVD「banana man live Love is Gold」、深夜特番「そんなバカなマン」のDVD、「ゴッドタン キス我慢選手権THE MOVIE2 サイキック・ラブ」BD&DVD、「バナナステーキ」DVD-BOX第3弾が発売中! 6月24日にはバナナTV DVD第4弾「ハワイ編」「台湾編」完全版を同時リリース。
©2014 Columbia Pictures, Inc, and Village Roadshow Film North America Inc./Village Roadshow Films(BVI)limited. All Rights Reserved. Annie and related characters and elements: TM&©2014 Tribune Content Agency,LLC.
撮影/諸永恒夫











