今、台湾で大ブレイク中のイケメン俳優、ロイ・チウが来日、DVD購入者対象のサイン会を開催。インタビューはその後行った。デキるビジネスマン役に定評のある彼が「結婚なんてお断り!?」で演じたのは、凄腕の離婚専門弁護士。本作は彼が、同じく仕事のできる旅行会社営業部長の女性と出会い、恋に落ちる大人のラブコメだ。
劇中劇のような恋の展開が難しかった
――宜しくお願いします。
ロイ・チウ(以下ロイ)「こちらこそ(日本語で)ヨロシクオネガイシマス」
――本作の恋は、だまし合いというか偽物の恋で始まりますね。
ロイ「難しかったのは劇中劇ですね。キャラクターを演じる中でまた一段、恋人関係を演じるという劇中劇みたいなところが難しかったです」
――女性2人が熾烈な争いを演じるわけですが、実際の撮影現場ではどうでしたか?
ロイ「実際の女優さんたちは普段はすごく仲がいいんですよ。お互い嫌い合っているという役をやるときは、なおさら信頼し合っていないと出来ないんです」
――ウエディングドレスで噴水に入るなど印象深いシーンがありますが、ロイさん自身は一番印象に残っているシーンは何ですか?
ロイ「(僕の演じる)ジャスティンが悩んでしまって精神科の医者でカウンセリングしてもらうシーン。1人で2役を演じるんですが、あのシーンが一番大変でした」
――ラブコメと言うジャンルに出演する時、特に気を付けていることはありますか? 例えばエレベーターに挟まれちゃうなんて小さいギャグ・シークエンスは、台本にあるんですか?
ロイ「ほとんどアドリブですね。エレベーターなんていつ閉じるかわからないわけですから。多くのシーンで、相手役の人と演じる中でインスピレーションがわいてアドリブが生まれるのが多いですね」
――スゴイですね。と言うことはもうラブコメの帝王ですね。
ロイ「まだまだですけどね(笑)」
――日本ではまだ放送が折り返し地点で、2人の恋がこれから本格的に進展していくところですが、この先の見どころを教えてください。
ロイ「2人の関係は後ろの方に行くともっといろいろ困難に直面します。普通の人も恋愛ではいろんな困難に直面しますが、どうやってこの2人が困難に立ち向かっていくかが見どころだと思います」
北海道へ行きたい!
――ロイさんご自身は、本作のヒロインのような負けん気の強い女性はいかがですか?
ロイ「特に嫌いにはなれないです。ただあまり僕にはたくらみを持ってはほしくないですね(笑)」
――本作は旅行会社が舞台の話なので、東北とか北海道とかいろんな日本へのツアーが出て来ますが、ロイさんは日本で行きたいところはありますか?
ロイ「次回は是非北海道へ行きたいんです。もし機会があれば」
――北海道で何したい?
ロイ「もちろん蟹を食べたいです(笑)。昔『星が輝く夜に』を撮ったときに北海道へ行ったことがあるんですよ。北海道で撮影したんです」
――台湾の方は北海道が大好きですよね。雪が降るからですよね。
ロイ「ええ、台湾は雪がないですから」
――昔、北海道へ行った台湾の女優さんは雪を食べてましたよ。
ロイ「僕も食べました!」
――ええーっ! 汚いですよ~。
ロイ「直接練乳をかけてかき氷みたいにしてそのまま食べました(笑)」
――あと、よくワーイって走って行って雪にダーンってダイブしますよね。
ロイ「そうそう!(笑)」
2つのことは出来ないから今は役者に集中したい
――本作で台湾の2016年金鐘奨主演男優賞にノミネートされてますよね。まずは感想を。
ロイ「聞いた時は頭が真っ白になりました。この作品は結構苦労して撮影したものなので、それが審査員に評価されたのはうれしいですね」
――別の作品でもノミネートされていますよね。だから他の人より確率は2倍かな?
ロイ「そうとも限りませんよ。でも、この2作品は僕にとっては意義の違うものですね」
――受賞を信じて、お祈りしてます。ところで中国本土で配信されるSFドラマに出演されたそうですが、まだ配信になっていないと思うので、どんな作品か少しだけ教えてください。
ロイ「少しだけSFテイストがあります。アンドロイドの話なんですけどちょっとファンタジーというか、サスペンスのニュアンスも入っています」
――珍しい役ですね。今後どういう役をやりたいですか?
ロイ「一番やりたいのはカー・レーサーの役。まだやっていないのでやってみたいですね」
――でも、実際にレーサーじゃないですか、役じゃなくても。このあいだ日本でF3のテスト走行をされたんですよね?
ロイ「ええ、レースに出るためのライセンスも取りました。実際、ドラマとかに出ているとレースに出るのはなかなか難しいんですけど。(レース活動は)仕事の合間に多少やることしかできないですよね」
――でも、レーサー役でなくレーサーとしてのお仕事もしたいですよね。
ロイ「出来れば…ですよね」
――兵役前は、ソリッドな音楽とかもやっていらしたけれど。
ロイ「今のところ音楽活動は考えていないんです。兵役後はずっと役者としての活動に重きを置いているので。ひとつのことに集中してやり遂げたい。僕は2つのことを一緒に追及することが出来ないんです、中途半端になっちゃうから」
――インスタグラムか何かに、「今パリをふらふらしてます」みたいな記事を挙げてらっしゃいましたけど、オフタイムは何をされているんですか? ヨーロッパ旅行とか行かれるんですか?
ロイ「あれはですね、パリにフランス語を学びに行ったんですよ」
――なぜ?
ロイ「何かを0から学んでみたいと思ってたんです。0からやることで気持ちが落ち着くというか。行ったときはフランス語の発音すら出来なかったけど、パリ全体の雰囲気がとても落ち着けたんですね。0から勉強を始めることで自分は謙虚になれる。(何かを)全くできない、それを認めることができるんです」
――では、本作で金鐘奨を獲っていただいて、その壇上でのスピーチを楽しみにしています。
ロイ「ええ。だから今、壇上で何を言えばいいか考えているんです」
――獲る気満々ですね(笑)。有難うございました!
「結婚なんてお断り!?」
DVD-BOX(1)~(3)
発売元/コミックリズ
発売中&レンタル中
BS12 トゥエルビにて毎週(土)(日)16:00~放送中
出演/ロイ・チウ アリス・クー
ハオ・モン(ロイ・チウ)は、離婚裁判で敗訴したことがないという離婚弁護士。養育費も親権も必ず手に入ると評判の超イケメン弁護士である。ホァン・ジェン(アリス・クー)は、仕事を勝ち取るためには手段を選ばない、旅行会社で働く敏腕営業部長。そんな2人が出会い、恋の歯車に巻き込まれていく。
■プロフィール
ロイ・チウ
1981年、台湾・台北市出身。2002年ドラマ「星が輝く夜に」でデビュー、’03年「原味の夏天」で主演。他に「PING PONG」(’04)、「バスケットボール・トライブ」(’05)など。兵役後の「進め!キラメキ女子」(’11)「スクリュー・ガール」(’12)で再ブレイクを果たす。
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