「クリミナル・マインド/FBI vs.異常犯罪 シーズン5」
マシュー・グレイ・ギュブラー(左)&シェマー・ムーア (右)来日スペシャル・インタビュー

シリアルキラー(連続殺人鬼)の次なる犯行を防ぐために、FBI行動分析課のプロファイラーたちが犯人像を推理し追い詰めていく。そんな彼らの活躍を描いて大人気のTVドラマシリーズ 「クリミナル・マインド/FBI vs 異常犯罪 シーズン5」のDVDリリースを記念して、本作に出演しているDr.スペンサー・リード役のマシュー・グレイ・ギュブラーと、デレク・モーガン役のシェマー・ムーアがそろって来日! グレイ・ギュブラーも、ムーアも元モデルだけに長身でスタイルもよし。年齢がグレイ・ギュブラーよりムーアが10歳上というせいもあるのか、早口でテンション高めの、グレイ・ギュブラーに比べてムーアは低音で、ずいぶんと落ち着いた話しぶり。劇中で見せるBAU(行動分析課)のメンバーたちのチームワークのよさ同様、インタビュー中も2人は絶妙なコンビネーションを見せてくれた。シーズン5といえば、グレイ・ギュブラーが1話分を初監督したことが話題に! はたして、現場のようすはどうだったのか、直撃した。
※2人からの本誌独占メッセージもWEBにアップ中! 本誌1月号では2人のサイン入りポスターとシーズン5のDVD-BOXのプレゼントも掲載

初めての日本は見るものすべてがすばらしい。次はゆっくり来たいね(シェマー)
ディズニーシーに行ったんだよ。5歳のときの感動を再体験したよ(マシュー)

―ムーアさんは今回、初来日ですよね

シェマー・ムーア(以下シェマー)「とにかく日本はきれいで清潔な国だよね。建物もとても美しくて、見るものすべてがすばらしい。道行く人を見ていると、女性のほうがファッションは楽しんでるみたいだね。男性はスーツにネクタイという決まったスタイルが多くて。だけど女性はレギンスをはいたり、髪の毛に何かアクセサリーをつけたりしていて見ているのも楽しかったな(笑)。それから、日本には歴史や文化も感じる。実は僕の父親は、日本人の女性と再婚していて、異母弟妹から日本のことも聞いていたんだ。今回は短い滞在だけれど、またゆっくり来ていろんなところを見たいね」

―マシューさんは2度目の日本はいかがですか?

マシュー・グレイ・ギュブラー(以下マシュー)「僕はね、昨日、東京ディズニーシーに行ったんだよ。(ちょっと興奮気味で) 東京ディズニーシー、ソー・クール! とにかく最高だったよ。5歳のときに初めてディズニーランドに行ったんだけど、そのときの体験がもう1回できたぐらい超感激だったんだ(笑)」

―シェマーさんはいっしょではなかった?

シェマー「僕は、昨日は体調を崩して、ホテルで半日寝てたんだ・・・(笑)」

自分が働きたい人たちといっしょの状況で監督業ができるのは幸せなことだよね(マシュー)
ちょっと不思議だったけど、撮影2日目には"監督"シュマーとして接することができたよ(シェマー)

―シーズン5では16話「母の祈り」がマシューさんの初監督作品ですが、監督した手応えはいかがでしたか?

マシュー「みんなとても協力的な現場ですごくうまくいったと思う。できあがったものは11秒間カットされていたので、どうして、どうして? と思ったよ。それがあれば、パーフェクトだったと思うけれど、内容的にはとても満足している」

―シェマーさんはマシューさんの監督ぶりをどう見ていましたか?  現場では彼は"監督"らしく感じられましたか?

シェマー「いや、正直なところ、初日は不思議な感じがしたしよ。初めてのことだったし、監督のマシューを見たことがなかったから、どうなるか予想もつかなかった。でも、さすがにニューヨーク大学で監督の勉強をして卒業しているよね。僕らが今まで知らなかった新しいマシューとの出会いがあった。やっぱり大学で得た知識がちゃんと役に立っている。それに、キャストだけじゃなく、クルー全員もすばらしいものにしようという協力体制ができていた。だから1日目は不思議な感覚だったけれど、2日目からはDr.リードとしてのマシューではなくて、監督としてのマシューとして見るようになっていたと思うよ。そんな現場で、監督としてすばらしいセンスも発揮していたけれど、すごくナーバスなところもあったんだよ。マシューは、僕らの演技を『すごくいいよ、いいよ』とほめながら、でも『もう1回』って言うんだ。それが何度もあるから、もういったい、どっちなんだよっ! なんて思ったりもしていたんだけど、そのうちみんなだんだん慣れてきて、『あ、今、マシューが暴走中だから、静かにしておこう』っていう距離感もできてきて(笑)、結果的にはいい作品ができたと思うよ」
ギュブラー「・・・・・・(笑)」

―やっぱり、共演者として長いつきあいだから、他の監督のときよりものほうがやりやすかったこともある?

シェマー「マシューが監督として他より優れているとか劣っているということではなくて、役者として彼が番組に携わっている人間だからやりやすかったということはすごくある。役者同士ってあまり演技について語らないんだ。だから、彼が理解しているDr.リードについては僕はわからない。僕は自分が演じるデレク・モーガンの演技についてしか考えないからね。お互いに演技のことは聞かれれば答えるけれど、そうでなければなかなか話すことはないんだ。でも、彼が監督したエピソードのときは、マシューとは監督と役者という立場で演技についてすごく話をした。とても意味のあることだったと思う。ドラマシリーズを長く続けている間には、『クリミナル~』についてあまり知らない監督がやって来ることだってある。そんなときはストーリーやキャラクターはもちろん、このドラマの世界観までひとつひとつ説明しなくちゃならなくなるけれど、マシューはそれこそ最初から知っている。だから、監督であるマシューがこうやりたいとアイデアを出せば、みんなが理解して、そこに向かっていく。ちょっと不思議だったけど、本当に撮影の2日目には監督として彼を見ることができた。キャストもクルー一丸となっていたと思うよ」

―マシューさんは?

マシュー「自分が働きたい人といっしょの状況で監督業ができるということは幸せなことだよね。シェマーにトーマス(・ギブソン/アーロン・ホッチナー役)に、ジョー(・マンテーニャ/デヴィッド・ロッシ役)、そういう人たちを演出できたことは、すごくラッキーだと思う」

キャラの違いがおもしろい相乗効果になっているだろうね(シュマー)
あとは脚本が本当にすばらしいのが長く続いている理由だと思う(マシュー)

―シーズン5の9話で、「クリミナル・マインド」は通算100話を超えましたよね。アメリカのドラマ業界は視聴率が悪いとすぐ打ち切られるほどシビアですが、そんな中にあって、ここまで続いた人気の秘密は何だと思いますか?

シュマー「僕の頭がいつも坊主頭だから、マシューのヘアスタイルがステキに見える。逆に彼が繊細に見えるから、僕はタフに見える。そういうふうにお互いの相乗効果もあるんじゃないかな(笑)」
マシュー「ハハハハッ(笑)」
シェマー「でも、僕が演じているから、マシューがステキに見えるんだよね(笑)。お互いに逆のタイプというか、違うキャラクターがいるから、おもしろいケミストリーを見せる」
マシュー「それに、脚本が本当にすばらしいんだ。ストーリーがよく練られている。だから、これまで続いてるんだよ」

初来日のムーアへの気配りからか、短いインタビューの間、比較的聞き役に回っていたグレイ・ギュブラー。ちなみに、"監督"としての彼に、好きな映画を聞いたところ、「ファンタジックなホラーが好きで、ロマン・ポランスキーの「ローズマリーの赤ちゃん」「テナント 恐怖を借りた男(日本未公開)」、スタンリー・キューブリックの「シャイニング」、日本の三池崇史の作品や、「呪怨シリーズ」、「リング」なんかも好きだよ」ということで、彼が監督した「母の祈り」にはそうした好みも反映されているという。また、グレイ・ギュブラーはシーズン6でも監督を引き受け、重要なエビソードを担っている。ムーアも高く評価するグレイ・ギュブラーの監督としての手腕、その目で確かめるためにもぜひ、シーズン5をチェックしたい。

取材・文/前田かおり

プロフィール

マシュー・グレイ・ギュブラー

1980年、米ネバダ州生まれ。マーク・ジェイコブスなどのコレクションに出演するトップ・モデルとして活躍。ニューヨーク大学で映画を専攻し、ショート・フィルムを監督するなど、クリエイターとしての才能を発揮。演技の道へ進み、本作の役を手にした。映画「RV」('06/日本未公開)、「アルビン 歌うシマリス3兄弟」('07/声の出演)、「(500)日のサマー」('09)など映画でも活躍している。'10年、初来日し、若い女性を中心にファンを喜ばせた

シェマー・ムーア

1970年、米カリフォルニア州オークランド生まれ。大学時代から演劇を専攻し、在学中は野球選手としても活躍。TVドラマで頭角を現わし、デイタイム・エミー賞のドラマシリーズ部門でたびたびノミネートされる。2000年、TVドラマ「The Young snd the Restless(原題)」で、同賞のドラマシリーズ助演男優賞を受賞。ほかのTV出演作に「ゴッサム・シティ・エンジェル」('02〜'03)、「死刑判決」('04)などがある。長編映画も日本未公開ながら、多数出演している

                                          
「クリミナル・マインド/FBI vs.異常犯罪 シーズン5」

発売元/ウォルト・ディズニー・スタジオ

シーズン4の最終話で、宿敵リーパーに銃口を突き付けられたホッチナー。果たして彼の命は...という衝撃的な幕開けでスタートし、思いも寄らぬ悲劇に見舞われるBAU。次々と全米各地で発生する異常犯罪に彼らは立ち向かって行けるのか。総エピソード数が100話を突破した記念すべきシーズンであり、子供の連続誘拐事件を扱った16話「母の祈り」でDr.リード役のマシュー・グレイ・ギュブラーが監督デビューを飾った。また18話ではフォレスト・ウィティカー主演のスピンオフ「クリミナル マインド 特命捜査班レッドセル」のメンバーがBAUと合同捜査するというエピソードがあるなど、今シーズンも見応え満点だ。


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発売元/ウォルト・ディズニー・スタジオ

■「クリミナル・マインド6 FBI行動分析課」
WOWOWプライムにて1月17日(火)夜11:00スタート!












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