競技かるたの迫力バトルと和の美の融合が見事!な青春ドラマだ
“畳の上の格闘技”競技かるたの世界に魅せられた高校生千早(広瀬すず)は、幼馴染の太一(野村周平)らを巻き込んでかるた部を創設。かるた仲間の新(真剣佑)との再会を信じて全国大会を目指す。
部活と恋と努力と挫折と…青春映画のド直球作ながら“映画通”をうならせる魅力にも溢れている。まずはアクション。広瀬らキャストが撮影の数か月前から猛特訓して臨んだというかるた戦は、ハイスピード・カメラを用いた縦横無尽のカメラワークもあって迫力満点だ。
さらに特筆すべきが「和」の描写の美しさ。競技会で千早たちが身に着ける着物の柄、畳や障子、縁側、そして音で聴くかるた(百人一首)=1000年前の日本語の美しさに改めて気づかされたりもする。入学式の桜、夏合宿の緑、ちはやふるに詠われた紅葉の秋、子供時代の雪合戦の冬…日本の四季を丁寧に映しとっているのにも魅了される。
千早たちのひたむきな情熱、部員たちの絆、その主題に見事に融合している「和」の美に注目して、ソフトで繰り返し観てみたい。
※BDのみのレンタルは10月12日~。
「ちはやふる ―下の句―」は10月19日リリース。







