ゴジラ、大いなる足跡

ハリウッド版「GODZILLA ゴジラ」公開記念
日本版故きを温ねてハリウッド版新しきを知る

  • 日本が世界に誇る怪獣ゴジラがハリウッドで復活。オリジナルのテーマやデザインへのリスペクトにあふれた本作は、新旧ファンに熱狂的に受け入れられ、米国では2億ドル、全世界では5億ドルに迫る勢いでヒットを続けている。そんなゴジラの日本上陸を前に、過去の日本版シリーズをおさらいし、“新生ゴジラ”への迎撃態勢を整えておこう!

「GODZILLA ゴジラ」
7月25日(金)全国公開
監督/ギャレス・エドワーズ
出演/アーロン・テイラー・ジョンソン 渡辺 謙 エリザベス・オルセン
配給/東宝
© 2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. & LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC
ゴジラ(’54)

戦争の記憶が色濃い戦後9年目につくられた。ゴジラは戦争や原水爆のメタファーとして描かれる。空前の大ヒット。

ゴジラの逆襲(’55)

1作目のヒットを受け制作期間3カ月で急きょつくられた。敵怪獣アンギラスとの戦いでは動きの素早い動物的な戦いをする。

キングコング対ゴジラ(’62)

東宝創立30周年記念作品でゴジラ初のカラー映画。怪獣と東宝喜劇がマッチし、観客動員1225万人のシリーズ最大のヒット。

モスラ対ゴジラ(’64)

ゴジラ映画が初めて年間2本公開。本作では人気怪獣のモスラと戦い。

三大怪獣 地球最大の決戦(’64)

そして本作では最大のライバルとなるキングギドラが初登場。

怪獣大戦争(’65)

東宝が得意とする怪獣映画と空想科学映画の合わせ技で、ゴジラとラドンが宇宙へ。ゴジラの「シェー」ポーズが話題に。

ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘(’66)

元々「ゴジラ対キングコング」に次ぐ東宝コング第2作の企画だったため、美女に夢中になるなど人間くさいゴジラに。

怪獣島の決戦 ゴジラの息子(’67)

息子ミニラ初登場で、グアムで初の海外ロケを敢行。親らしさを出すため、ゴジラの顔は他に比べ大きめにつくられている。

怪獣総進撃(’68)

怪獣版忠臣蔵として企画され、昭和ゴジラ最多の11体の怪獣が登場する。近未来を舞台とした唯一のゴジラ映画でもある。

ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃(’69)

怪獣がいない現実世界が舞台。ゴジラやミニラはいじめられっ子の夢や空想の中にしか登場しない。

ゴジラ対ヘドラ(’71)

公害をテーマにした社会派ゴジラ映画。公害物質名を羅列した主題歌やサイケなシーンもある異色作。

地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン(’72)

ガイガン&キングギドラにゴジラ&アンギラスが立ち向かう。ゴジラ組の会話がマンガのような吹き出しで表現される。

ゴジラ対メガロ(’73)

ロボット・ブームを受けて一般公募されたロボットのジェットジャガーが登場。海底人が操るメガロ&ガイガンと戦う。

ゴジラ対メカゴジラ(’74)

沖縄で、ブラックホール第3惑星人が開発したメカゴジラと戦う。沖縄の守護神としてキングシーサーもゴジラを援護。

メカゴジラの逆襲(’75)

昭和ゴジラ唯一の続編で最後の作品。ゴジラはパワーアップしたメカゴジラIIと恐竜チタノザウルスの2体を相手にした。

ゴジラ(’84)

原点に戻り敵怪獣は登場せず、ゴジラ対人間の戦いが描かれた。撮影用に全長4.8mのサイボットゴジラがつくられた。

ゴジラVSビオランテ(’89)

ゴジラの細胞とバラを融合させたバイオ怪獣ビオランテと激闘。超兵器スーパーX2の操縦士役はブレイク前の鈴木京香。

ゴジラVSキングギドラ(’91)

子供の人気投票により選ばれたキングギドラが初めてゴジラと一対一で戦った。2戦目はメカキングギドラとして登場!

ゴジラVSモスラ(’92)

いいモスラと悪いモスラ=バトラの戦いにゴジラも参戦。ラストで破壊されるランドマークタワーの制作費は8000万円!

ゴジラVSメカゴジラ(’93)

平成版メカゴジラは国連組織であるGフォースの対ゴジラ兵器として登場。ゴジラの卵を巡ってゴジラ、ラドンと戦う。

ゴジラVSスペースゴジラ(’94)

宇宙を漂うゴジラ細胞に結晶体が結びつきスペースゴジラが登場。前作で登場したベビーゴジラがリトルゴジラに成長!

ゴジラVSデストロイア(’95)

体内の放射能がメルトダウンを起こしたゴジラが登場。第1作の直接的な続編で、平成ゴジラの最終作。ゴジラが絶命する。

GODZILLA(’98)

ローランド・エメリッヒ監督による、最初のハリウッド版。ゴジラは被爆して巨大化したイグアナの設定でNYを襲った。

ゴジラ2000ミレニアム(’99)

設定がリセットされたミレニアム・ゴジラ第1作。肉体をもたずコンピュータで情報を得る宇宙人ミレニアンが登場。

ゴジラ×メガギラス G消滅作戦(’00)

第1作でゴジラが死んでいない別の歴史の日本が舞台。メガギラスは「空の大怪獣ラドン」(’56)に登場したメガヌロンの成虫。

ゴジラ×モスラ×キングギドラ 大怪獣総攻撃(’01)

戦争被害者の怨念で生まれたゴジラ。対するモスラ、バラゴン、キングギドラは日本を守る聖獣という大胆な設定の作品。

ゴジラ×メカゴジラ(’02)

3度目の登場となるメカゴジラは、第1作で死んだゴジラの骨を使ってつくられた対ゴジラ兵器で、劇中では機龍と呼ばれる。

ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS(’03)

ミレニアム・ゴジラ唯一の続編で、「モスラ」(’61)の続編でもある。ゴジラの胸には前作で受けた大きな傷跡が残っている。

ゴジラ ファイナルウォーズ(’04)

ゴジラ生誕50周年記念、そしてミレニアム・ゴジラの最終作としてつくられた。ゴジラ映画最多の15体の怪獣が登場!