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「エデンの東」の名匠、エリア・カザン死去 |
2025.10.03 |
| 「紳士協定」と「波止場」で2度アカデミー賞を受賞し、ジェームズ・ディーンの「エデンの東」を監督したエリア・カザンが死去した。94歳。死因は明らかにされていない。トルコ生まれの移民で、ブロードウェイの舞台演出で脚光を浴びた。舞台劇の最高峰、トニー賞受賞は3回。「欲望という名の電車」は舞台劇で成功し、みずから監督した映画も高い評価を受けた。ユダヤ人差別、港湾労働者などふだん陽の当たらないアメリカ社会の断面を取り上げ、リアルに表現した。一方、1950年代に起きた赤狩り(左翼思想の持ち主を反アメリカ的として追放した政治的魔女狩りで、喜劇王チャップリンまで犠牲になった)で、自分が追放を免れるのと引き換えに“かつての左翼的な同志”の名前を暴露したため、“密告者”“友人を売った”として映画界から拒絶されてしまった。1999年にアカデミー生涯功労賞が贈られることになったが反対は根強く、授賞式で最前列の席にいた俳優エド・ハリス、ニック・ノルティらは立ち上がりもせず、拍手もしなかった。 |
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