
30代独身女性4人の本音を赤裸々に描き、彼女たちが身にまとう最先端のファッションも話題になった大ヒットTVシリーズ「SEX and the CITY」。その劇場版「セックス・アンド・ザ・シティ」8.23ついに日本公開。舞台はTV版最終回から4年後のニューヨーク。40代&50代に突入した女たちが、数々の困難を乗り越えながら幸せをつかむまでを描く。
公開に先駆け、サマンサ(キム・キャトラル)の"最後の恋人"スミスを演じるイケメン俳優、ジェイソン・ルイスが来日。スミスは、映画化決定当初から、製作会社に続投を熱望する意見が殺到したほどの人気キャラクター。そんな魅力的な男を演じたジェイソンに、劇場版やTV版での裏話、さらに気になる恋愛観を直撃した。まさしくスミスそのもの!の好青年ぶりをご覧あれ。

ー映画化が決まったときはどう思いましたか?
ジェイソン 「本当にうれしかったよ! TVシリーズに関わったキャストとスタッフ、本当に尊敬すべき人たちばかりだったから、どんな企画でもぜひ参加したいと思ったんだ」
ー完成した作品を見て、特に好きなシーンはありますか?
ジェイソン 「4人の中でいちばんお嬢様タイプなはずのシャーロットが、メキシコでお腹をくだしてしまうシーンには大笑いしたよ。キャラクターがただジョークを言うのではなくて、彼女たちを居心地悪い状況に置いて笑いをとるっていう手法が、この作品のおもしろいところでもあるよね」
ーサマンサの"女体盛り"シーンも衝撃的でしたね(笑)。
ジェイソン 「僕がスミスの立場なら、自分のためにそこまでやってくれたのか!と感動するよ(笑)」
ー劇場版でのスミスは、俳優としても男としてもより成長していました。演じる上で何か気をつけたことはありますか?
ジェイソン 「TVシリーズでサマンサと出会った頃っていうのは、彼女がスミスに対してアドバイスをする立場だった。でも4年が経って、今度は彼から彼女に与えるものがあるんだと伝わるように演じたつもりさ」

ーTVシリーズは世界中の女性を魅了しました。男性にとっても魅力的な作品なのでしょうか?
ジェイソン 「もちろんさ。SATCの魅力は、自分以外のさまざまな世界を見る、あるいはそういう世界について考える機会を与えてくれるところにあると思う。もちろんセックスを扱ったコメディではあるけれど、すごくリアルなテーマを扱っているから、男女問わず感じるものがあるはずだし、彼女たちの姿を通して『こういう考えをもつのは自分だけじゃないんだ』と勇気をもらえるんだと思う」
ージェイソンさん自身は彼女たちの生き方についてどう思いますか?
ジェイソン 「人って誰かに受け入れてもらいたいとか、価値を認めて欲しいとか、自分の面倒を見てもらいたいと思うものだよね。でもこの4人はちゃんと自立しているし、目指すべきゴールが明確で、そこに向かって努力することを忘れていない。それってとてもステキなことだよ」
ーそれまでステディな恋人をもたなかったサマンサの恋愛観を覆すスミスという役は、ある意味"大役"ですよね。
ジェイソン 「サマンサがより成長し、前に進んでいくために存在するのがスミス。彼の最大の魅力は、自分の考えをしっかりともちながらも決して価値観を押し付けたりせず、彼女をあるがまま受け入れるところ。僕もスミスからたくさんのことを学んだよ」
ーではサマンサを演じるキム・キャトラルから学んだことは?
ジェイソン 「ご存知のように彼女とはカゲキな場面が多くて、自分をさらけ出すことに不安も感じた。でもキムが『このシーンは、こういう笑いを生むために、こういうことをするんだ』と明確な意志をもって演技をしていたので、すごく刺激になったね」

ー4人のキャラクターの中で、誰がいちばんタイプですか?
ジェイソン 「キャリーだね。彼女はちゃんと自立していながらも、心のどこかで運命の人を求めている。僕自身、自分を頼ってくれたり、必要としてくれる女性が好きなんだ」
ージェイソンさん自身の恋愛観や結婚観、とっても気になります!
ジェイソン 「恋をしているときはいつも全力だし、トコトンほれるタイプ。恋愛ってそうあるべきだと思わない? 今は自分の人生すべてを懸けたいと思える人はいないけど、もし現れたら僕の100%を捧げたい。結婚? この人とずっと一緒にいたいと思えたときにできたらいいね」
ーますます女性ファンが増えそうなコメントですね。この作品で女の本音を知り過ぎて、恋愛観が変わったりしたのかと思いましたが。
ジェイソン 「(笑)。小さい頃から女友達はたくさんいたし、男だからとか女だからとかあまり分けないかな。むしろ学ぶことも多かったし、今までの恋愛観や結婚観にさらに何かが足されたような感じさ」
ー最後に、今後、俳優としてどんな道を進んでいきたいと考えていますか?
ジェイソン 「俳優としてあまり決め込みたくはなくて、もっとダークで嫌な役もやってみたいね。単なる悪役でも複雑な心理をもつキャラクターであることが多いし、周りには悪いことをしていると思われていても、本人は正しいと思ってやっている。なぜ正しいと思っているのかを表現するのは難しいだろうけど、演じる上での醍醐味だと思うんだ」
1971年6月25日 米国カリフォルニア州生まれ。ファッションモデルとしてショーやGuess,レイヴァン、トミーヒルフィガー、GAPなどの広告、「エスクァイア」「GQ」などの雑誌に登場する。俳優としては「ビバリーヒルズ青春白書」('97)にゲスト出演。「SEX AND THE CITY」シリーズ終了後はケビン・コスナーとデミ・ムーア主演映画「Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼」('07)やTVシリーズ「ブラザーズ&シスターズ」('07)にゲスト出演。2008年秋冬のICBキャンペーン・キャラクターにも選ばれた。
8月23日(土)公開
4年後のニューヨーク。コラムニストとして成功をおさめたキャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)とビッグ(クリス・ノース)の結婚が決まり、「VOGUE」誌が彼女 の結婚特集を組むことに。まさに幸せ真っ只中のキャリーに比べ、ビッグは3度目の結婚がマスコミに取り上げられることに戸惑っていた。そして迎えた結婚式当日、ビッグは式場に現れなかった...。 ーキャリーの結婚話を軸に、サマンサやミランダ(シンシア・ニクソン)、シャーロット(クリスティン・デイビス)、それぞれの"幸せ探し"がコミカルに綴られる。