オリンピック・シーズン到来!
「その映像は人間の肉体以上の、精神面にまで踏み込んでいる」。1995年、ビートたけしは"みずからが体験した人生最大のビジュアル・ショック"として映画「東京オリンピック」の100m走決勝を選び、上記のように絶賛した。今から44年前の1964年、東京で開催された第18回夏季オリンピックを克明に記録したこの映画をつくり上げた人こそ市川崑監督だった。マラソンの金メダリスト、アベベ・ビキラの躍動する筋肉、ソ連を破った日本女子バレーの歓喜などを独自の映像美学に基づき活写。みごと第18回カンヌ国際映画祭国際批評家賞を受賞した。今年は8月8日から北京オリンピックが開催される。そこで、どのようなドラマが待ち受けているのか、今は想像しようもないが、願わくば、若き才能が北京オリンピックの記録映画を撮影することを期待したい。 (信)
東京オリンピック 40周年特別記念
市川崑ディレクターズカット版
DVD/東宝 6300円










