編集部員の声


「DVDでーた」編集部員による…。


2026.04.22
御苑の種馬

小栗旬に"漢(おとこ)"を見た!

今、最も"旬"といえる俳優、小栗旬。本誌4月号(ちょっと前の話ですが)の「クローズZERO」特集でインタビューしたのですが、25歳とはとても思えない。それは、老けてるということではなく、落ち着いた雰囲気の中に、ただならぬオーラがあるんです。「花より男子」の"王子"的なイメージが強かったですが会って見ると、180度まったくの逆。「アクションをやるからには、もっと体をつくりたかった」「やっぱり同性からも認められたい」と、男らしいコメントが続出。しかもインタビューが終わると、最後まで我々を見送ってくれるという、売れっ子芸能人とは思えぬ律儀な姿を見た日には女性ならずともほれますよ!そんな小栗さん(あえて"さん"付け)の次の出演作は映画「花より男子ファイナル」(6月28日公開)。彼の芯の強さに触れた私は、"王子"的な役を演じる小栗さんを見る目も違ってくるでしょう。彼はまさしく漢(おとこ)であ〜る!!


2026.04.21

「ダーウィン・アワード」は侮れない

4月25日にDVD化される「ダーウィン・アワード」がおもしろい。おバカな死に方をした人に贈られる実在の賞を基にしたコメディで、車に戦闘機用のロケット・エンジンを積んだかっ飛び野郎やビルのガラス窓の強度を確かめようと体当たりして転落死した男など、どアホな面々が笑いを誘う。だが、何より注目したいのはフィン・タイラー監督の音楽センス。たとえば、ジョセフ・ファインズ&ウィノナ・ライダー扮する主人公2人の乗った車が砂漠のど真ん中でガス欠して途方にくれるシーンで流れるのがスティービー・ワンダーの「Don't You Worry 'Bout A Thing」。その状況で"心配しないで"って歌われても…。ツッコミたくなる選曲が絶妙です!


2026.04.19
ストロングマシーン16号

落語ファン泣いて喜ぶDVDが出たぞーっ!

「ご隠居ご隠居、すげえDVDが出たそうですね! いってぇどこがすげぇんです?」「何を熊さんはそんなに急いているんだ。そりゃあたしが前から欲しかった『落語研究会 古今亭志ん朝全集 上』のことかい?」「そうそうそれそれ。今、この長屋中で馬鹿な評判。いってぇどうしてです」「ウン、よく聞いてくれた。志ん朝師匠と言やぁ現代の名人といわれた噺家だ。まだまだこれからという時に亡くなったが、高座の映像を残してくれていたってわけだ。それも、長い話もきちんと放映してくれたTBSの名番組『落語研究会』だ。師匠の最盛期の高座が見られる素晴らしいDVDだよ、お前」「ハアそうですか。でも高けぇんでしょ?」「確かに定価3万1920円だが、『酢豆腐』や『文七元結』『愛宕山』など名作古典が22口演も収録されているンだ。お値打ちだと思わないか」「わかりました。じゃ長屋の連中を連れて来やすンで、ご隠居が長屋を代表して買って見せてくんなせえ。ついでに酒の方もひとつ」


2026.03.19
ぴろきち

勝利したブルーレイに期待すること

ついに東芝がHD DVDの撤退を表明し、2年にわたる次世代ディスク戦争が終わった。「300 スリーハンドレッド」や「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」など、ブルーレイ(BD)版では採用されなかったPinP(ピクチャー・イン・ピクチャー)機能のメイキングが楽しめる魅力的なソフトもあったが、ハリウッドの大手映画会社を味方につけたBDには勝てず。HD DVDユーザーは「なんだよ」と怒りたくなるだろうが、“戦争”をズルズルと長引かせるよりも、キッパリと負けを認めた東芝の姿勢には、逆に潔さを感じた。今後はBDがハイビジョンの魅力を伝えるパッケージ・メディアとして市場を牽引していくことになるだろうが、課題も多い。大容量がウリなのにDVD特典がまったく入ってなかったり、画質、音質のクオリティにバラつきがあるBDも目立つ。特典が見たかったらDVDも買いなさいでは、ちょっと不親切だ。特典を追加したなんとかエディションとか、画質を良くしただけのリマスター版などで、2度、3度同じ作品を買わされるのはDVDで懲りた。BD1枚でその作品の“すべて”が手に入るぐらいの魅力的なメディアとして広まることを切に願います。


2026.03.19
ブン

「魔法にかけられて」の魔法にかけられて

ディズニーも思い切ったものである。魔法の国から現代のNYに飛ばされてきたお姫様が巻き起こす騒動を描くファンタジー「魔法にかけられて」(公開中)では、十八番であるおとぎ話の数々のお約束を笑い飛ばすセルフ・パロディをちりばめ、ゴキブリまで登場させる大英断!? 女の子映画かと思ったら、これが意外に楽しめるのだ。まず、ヒロインがいい。ほぼ無名のエイミー・アダムスがめちゃめちゃハマっている。本当におとぎの国から来た、そんな感じだ。そして魔法の国から姫を追ってきたリス、ピップ。これがたまらなくかわいい。やられた。しゃべることのできないピップが、王子に姫の危険を伝えようとするそのジェスチャーの愛らしさは助演キャラ賞ものである。ミュージカル・シーンもクオリティが高い。まあ、最後には良くも悪くもやっぱりディズニー映画だね、なのだが。あのファンシーなビジュアルに腰が引けて、大人が、しかも男が見に行けるかよ!と思うに違いない。でも興味があるなら、連れて来られたというフリをしてデートムービーに選ぶ手もある。私もピップ見たさにもう一度映画館に行ってみてもいいかな、とさえ思う。魔法が効いている…かも。


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