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    <title>interview</title>
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    <updated>2012-01-19T23:54:53Z</updated>
    
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    <title>初めてほんわか系ドラマを手掛けたSABU監督に直撃インタビュー！</title>
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    <published>2012-01-20T00:39:22Z</published>
    <updated>2012-01-19T23:54:53Z</updated>

    <summary>           			                          ...</summary>
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        <name>管理者</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dvddata-mag.com/interview/">
        <![CDATA[          <!-- 説明 -->
			<div class="epi">

            <div class="phbox"><img src="/interview/2012/01/16/001-u.jpg" width="215" ></div>
            <p class="l_pad">クールで疾走感あふれる作風で知られるSABU監督が、子供と青年のほんわかした日常を描くコミック「うさぎドロップ」を映画化。これまでの作風にほのぼのテイストが加わったハートウォーミングなドラマに。いかなる心境の変化があったのか？</p>

            <div class="clr"></div>
            </div>
<!-- /説明 -->

<!-- インタビュー -->
            <div class="box">

                <h4>子供を撮るならちゃんと感動できるものを</h4>

                    <div class="phbox_r"><img src="/interview/2012/01/16/002-u.jpg" width="300" ></div>
        <p class="intvw">―「うさぎドロップ」は、「フィール・ヤング」というレディース・コミックの連載マンガが原作ですが、そもそも監督はこのマンガをご存知だったわけでは・・・？</p>
        <p><span>SABU監督（以下監督）</span>「いえいえ違います。このマンガの映画版をしてみたいとプロデューサーから言われて。彼が直接マンガを送ってきたんです」</p>


        <p class="intvw">―マンガをですか、台本ではなくて？</p>
        <p><span>監督</span>「ハイ、マンガを。その時はまだマンガでもりんが大きくなっていなくて」</p>


        <p class="intvw">―まだりんちゃんが子供時代の頃ですね。</p>
        <p><span>監督</span>「ハイ、で読んでみて。最初はこれはどう面白くなるのかなっていう感じで(笑)。このあと（のストーリーが）映画っぽくなるのか？って思ってたけど、全然ならなくて（笑）。で最初焦って、どうエンターテインメントにするか難しいなと思ったんですけど。まだストーリーが決着してない時でしたからね。続いてましたしね、そこは考えながらつくっていけばいいかと思って。あと、子供ものを撮ってみたかったなと思って」</p>


        <p class="intvw">―伺いたいのはまさにそこなんですが、この作品はほんわかしたドラマですよね。今までのSABU監督の作風といえば、疾走感とかクールかつスタイリッシュかつコミカルみたいな（笑）、そう認識させていただいてたんですが。ほのぼの温かいのは、わりと新しい要素かなと感じたんです。この新しい要素はどういう心境の変化で？</p>
        <p><span>監督</span>「数ある中で特にこの原作を、と選んだわけではないんですけど(笑)。でも(自分は)、たとえば歌舞伎をやるならちゃんと伝統的な歌舞伎をやらないとダメなタイプで、それを今ふうにとかそういうタイプではないんです。子供を撮るときはちゃんと感動できるようなのにしようと。わりとマジメなんです（笑）」</p>


        <p class="intvw">―なんとなく存じてます（笑）。</p>
        <p><span>監督</span>「(普段)ふざけてるように振るまうのが大変なんですけどね、真面目ですから」</p>


        <p class="intvw">―ハハハハ。</p>
        <p><span>監督</span>「ええ、そうなんです。だから、子供ものを撮るなら真面目にきっちり頑張って撮ってみようとか、感動できるようなものにしたいっていうのはありました。オファーがあってからの話なんですけどね、最初から子供ものをやるならこうしたいって思ってたわけじゃないんですけど（笑）」</p>


        <p class="intvw">―プロデューサーはどうしてSABU監督に白羽の矢を？</p>
        <p><span>監督</span>「ねえ？　たぶんね、(僕なら)このマンガをなんとか映画にできるんじゃないかと思ったんじゃないですかね。マンガはわりと淡々と描いてますよね、だからじゃないですか。でも、任せてくれたんがよかったというかね。（プロデューサーは）原作そのまんまじゃなくていいから、映画的な面白さを期待していますと」</p>


        <p class="intvw">―ほ〜う。この映画は原作ともテレビアニメともまったく違うもので。例えばコウキママがモデルさんだったり、（主人公の松山ケンイチとママ友達の香里奈が正装で踊る）すごくへんてこりんなダンス・シーンとかがあって（笑）、そういうのが挿入されたりするのはすごくSABU監督らしく、遊んでらっしゃるなと。特にあのダンス・シーン。あの意図っていうのはどこから・・・？</p>
        <p><span>監督</span>「なんか面白いシーンは絶対入れてくれって言われてたんで、それで考え付いたんですけど。もともとダンス・シーンって好きなんです。なんでか『弾丸ランナー』とかにも入れてるんですよ」</p>


        <p class="intvw">―そういえば「蟹工船」にもありましたよね、へんてこりんな・・・（笑）</p>
        <p><span>監督</span>「こりゃ面白いって言いながら松山さんが回ってくれたんですけど、(僕は)もともと好きなんです。だからダンスシーンを入れたいと。主人公のダイキチっていうのは独身男性で、自由に恋愛や仕事やってる人で、マンガには出てこないですけど、意外とプライベートではエッチな雑誌があったりとか、そういうことがありそうな」</p>


        <p class="intvw">―そうですよね。</p>
        <p><span>監督</span>「ファミリー映画でそういうのが出てくるのはまずいんで、考えて。主人公の趣味とかを考えていった中で、シンプルな部屋にしようと思って。シンプルでモノトーンというか、家具でもそういうのを選ぶじゃないですか、男って。シックな部屋がおしゃれっぽいというか、トレンディな感じが。で、そこにりんちゃんが来るといろんな色が着いていくっていうか、占領されていくような感じになる」</p>


        <p class="intvw">―ああ、なるほど。</p>
        <p><span>監督</span>「そういうほうがハッキリ（違いが）出るんで。その中で主人公が、マンガにも出てくるんですが、中国語だったり英語だったりをキチンと勉強してる、自分の時間で。海外旅行の雑誌があったり、北欧家具が好きだったりとかかなって考えてたんですけど。で雑誌とかにはきれいなモデルさんが出てるだろうと。それ見てなんか・・・なんていうんですかね（笑）。子供を育てなきゃいけないという状況になった時にまず考えるのは、自分に彼女ができたらどうしようとかですよね。その時の主人公と彼女の対話っていうのを想像したら楽しいかな、と」</p>


        <p class="intvw">―はい。</p>
        <p><span>監督</span>「だいたい、私とあの子のどっちがいいのとか言うんだなあ、オンナというのは（笑）。そういうのを(脚本に)書いていて。そういう中で、主人公が保育園で（香里奈演じる）彼女を見て光が差したときに、プラスっぽい想像がわいたときの展開を考えたら、ダンスをすることになったんですけど（笑）」</p>


        <p class="intvw">―男の人の考える回路として、そういうふうに行きそうだなと。やっぱり男の人はそういうことを考えるんですかね（笑）</p>
        <p><span>監督</span>「そうそう、考えるんですよ（笑）」</p>


        <p class="intvw">―SABU監督ご自身も育児中であるということもあって。やっぱりお父さんとして育児に関わることで自分の中に何か変化が現れるのかな、それを身をもって知ったので作品に現れたのかな、と。</p>
        <p><span>監督</span>「そうですね、（子供ができてから）ホント臆病になったというか。それはホントに。今までね、それこそどこでケンカしようが関係なかったですけど、子供がいるとなると、やられたらヤバイなとかいろんなこと考えたりしますし。どんどんイケイケだったのが臆病になりますからね。走るのも・・・それこそ竹下通りで」</p>


        <p class="intvw">―竹下通り？！</p>
        <p><span>監督</span>「子供のサッカーシューズ買いに行ったんです。そしたら子供がおしっこしたいって言い出して。ガーッと走って」</p>


        <p class="intvw">―ハハハハハ。</p>
        <p><span>監督</span>「で、コンビニがあったんでトイレ貸してくださいって言ったら、貸さないって。ウチは貸してないんですって。『ナニこの野郎、子供がいるんだぞ』とか思いながら隣の喫茶店に行ったらダメって言われて」</p>


        <p class="intvw">―えー？</p>
        <p><span>監督</span>「ほんで結局駅に行ったら、駅員さんが『上です！』って言うんで上の改札へガーッと」</p>


        <p class="intvw">―「もれる〜」みたいな（爆笑）</p>
        <p><span>監督</span>「そうです」</p>


        <p class="intvw">―この作品でも、主人公は朝子供を抱えて走るわ、迷子になっちゃって心配するわで、きっと経験者でないとわからない心境なんだろうなと。</p>
        <p><span>監督</span>「ああ、そうですね。松山君にも言ったんですけど、子供が（迷子になって）いなくなった時は焦りましたね〜。泣けてくるんですよ、不思議と」</p>


        <p class="intvw">―心配のあまり？</p>
        <p><span>監督</span>「そうですね、それを説明しましたけど」</p>



                <h4>芦田愛菜ちゃんは完璧なプロ</h4>

                    <div class="phbox_l"><img src="/interview/2012/01/16/004-u.jpg" width="300" ></div>
        <p class="intvw">―キャストの話ですが、今は何はともあれ、りん役のこの彼女（芦田愛菜）じゃないですか、世の中的には。でも本作を撮られたときは「マルモのおきて」より前だったので、(彼女は)今ほどブレイクしてなくて、そういう意味では一足早く見初められたというか。監督は女優を見る目があったということなんでしょうか？</p>
        <p><span>監督</span>「いいですね、かっこいいですね、それ（笑）」</p>


        <p class="intvw">―実際に愛菜ちゃんを演出されてみてどうでしたか？　やっぱりちょっと違うな、とかあったんでしょうか？</p>
        <p><span>監督</span>「いやあ、彼女は完璧ですよ」</p>

<br>

        <p class="intvw">―カンペキ！？</p>
        <p><span>監督</span>「ハイ。すごかったですよ。愛菜ちゃんは本当に（映画と）理解してるんで、もう完璧でしたね。保育園の中のシーンで子供たちがわーっといっぱいいる時に、子供ってカメラとか持っていくと何々？って来ますよね」</p>


        <p class="intvw">―うんうん。</p>
        <p><span>監督</span>「でも愛菜ちゃんだけは撮影ってちゃんと理解してるんです。こっそり盗み撮りみたいに撮ったんですが、愛菜ちゃんが何か描いてると子供が勝手に愛菜ちゃんとこ行って、何描いてるの〜とか言うんですけど、愛菜ちゃん完全に無視しますからね」</p>


        <p class="intvw">―へえ〜〜。</p>
        <p><span>監督</span>「男前っていうか。すごいなーって思って。セリフがあるシーンであればちゃんとしゃべらなきゃいけないとか、今は違うとかわかってるんです。しゃべらない時に話しかけられても無視できるっていうのは、シーン自体をちゃんとわかってる、理解してるってこと。でも途中の休憩時間なんかはすごい弾けようで、他の子たちと。だからプロ！っていうかね」</p>



        <p class="intvw">―愛菜ちゃんは本作にはオーディションで選ばれたんですよね。どうでしたか、オーディションの時。</p>
        <p><span>監督</span>「圧倒的でした。その時は連ドラやってたんですよね」</p>


        <p class="intvw">―(ドラマの)「Mother」でプチブレイクしたんですよね。</p>
        <p><span>監督</span>「それも見たんですけど、(そこではマンガの)りんちゃんのイメージとはだいぶ違ってて、あまり期待してなかった。オーディションの日も彼女は仕事があって遅れてきたんです。それまでに何人か見てて愛菜ちゃん待ちだった。ちょっと雰囲気が（りんちゃんに）似てる子が残ってたんで、この子かなと思ってたんですよ。そしたら愛菜ちゃんが『遅れてすいません！』とか言いながら入ってきて」</p>


        <p class="intvw">―本人がですか、お母さんじゃなくて？　いやあプロだな。</p>
        <p><span>監督</span>「スゲーなとか思って。でお芝居をやってくれって頼んだんですね、こんな感じでって。そしたら愛菜ちゃん圧倒的にうまかった。アドリブも続くんで、それが終わった時こりゃスゴイなーと」</p>


        <p class="intvw">―賢い子なんですね〜。</p>
        <p><span>監督</span>「ええ、それまではこっちのこの子のほうがカワイイかなとも思ってたんですが、モニターを通して見たら、愛菜ちゃんがきっちり芝居をした時のかわいさにビックリしたんです。あれ、こんなに可愛かったっけ？と」</p>


        <p class="intvw">―モニターを通すイコール映画になった時のことを考えて。</p>
        <p><span>監督</span>「演技をきっちりしてる時の顔であったり、待ってる時の顔であったりがスゴイかわいさですもんね」</p>


        <p class="intvw">―今は国民的子役になって、このご時勢、彼女で業界すべてが回ってるみたいになっちゃってるんで、伺いたかったんです。やっぱりそうだったんですね〜。</p>
        <p><span>監督</span>「ええ」</p>


        <p class="intvw">―（主人公ダイキチ役の）マツケンさんも最近本当にパパになられたじゃないですか。でも彼も本作で一足早く予行演習をしていて。これもまたある意味、監督に見る目があったのかなと。なぜ彼を起用したんですか？</p>
        <p><span>監督</span>「僕は彼が好きだったし、一緒にやってみたかった。彼のこういう役、スーツ姿も見たことがなかったんで、面白いかなと思って。実際最初に会ったときはもうこういう感じで現れたんですけどね、短い髪で。なんだこりゃ今までと全然違うぞと思って」</p>


        <p class="intvw">―そうですよね、これまでの松山さんと全然違いますもんね。</p>
        <p><span>監督</span>「他の撮影で坊主に近い頭にしなきゃいけなかったみたいで、そんなキャラやった？みたいな（笑）」</p>


        <p class="intvw">―より会社員化したっていうか。</p>
        <p><span>監督</span>「デキるサラリーマンに見えるっていうか、ビジュアルをあんまり気にしないって意味で。それでダイキチは彼でよかったなと思いました」</p>


        <p class="intvw">―松山さんは子役と絡むのも初めてだったんじゃないかと思いますけど、愛菜ちゃんとのやりとりはどうでしたか？</p>
        <p><span>監督</span>「役者さんって結構アピールするでしょ、自分子供好きですみたいなことを。でも彼は本気なんです。本気で遊んでる。しかも撮影中ハンパじゃなく暑くて大変で、クーラーもないし締め切ってますしね。普通クルマに戻ったり体力もたないくらいの中で、子供に高い高いとか（笑）延々やってるんです。それもポーズじゃなく誰のためでもなくやってるんで、ホントに。松山君は役の延長でやってたんかもしれないですけど、ずっとやり続けるから」</p>


        <p class="intvw">―子供をかまうのが本当に嫌いじゃない人でよかった。</p>
        <p><span>監督</span>「愛菜ちゃんカワイイですしね」</p>


        <p class="intvw">―ハハハハ。</p>
        <p><span>監督</span>「子供ってしつこかったりするじゃないですか。でも彼女はそうじゃないんで、ホントに楽しかったんだと思います」</p>


        <p class="intvw">―それなら、こうしろああしろと監督が手を入れなくてもすんだ？</p>
        <p><span>監督</span>「ホントに。子役が全然違ってたらまた違ってた。撮影はけっこう臨機応変にやってたから、より松山君の地に近い感じが出てリアルになったんじゃないかと思ったですね」</p>


                    <div class="phbox_r"><img src="/interview/2012/01/16/003-u.jpg" width="300" ></div>

        <p class="intvw">―昔、松山さんが今よりもうちょっとスタイリッシュな頃に取材させていただいたことがあるんです。実は中身はこういう人なんですね。Ｌをやろうとも加藤をやろうとも、しゃべると青森弁みたいな（笑）、そういうところが子供に伝わってたんでしょうね。でもこのまま大きくなってほしいですよね、ヘンに"女の子"になってしまわずに。ところで、この作品のテーマは、自分の子じゃない子供を引き取って育てることで本人も周りも成長していくということだと思うんですが、監督も子育てをすることで、何を受け入れ、何を諦めなきゃいけなかったのか。何をやるって決意していかなきゃいけないと思われましたか？　男が父になるとき、何をもって父になるんでしょうか？</p>
        <p><span>監督</span>「どうなんでしょうかね。あまり考えて頑張りすぎても大変なところがあるっていうか。昔はお父さんってもっといい加減だったですよね、その分なんか輝いてた。今はいいお父さんが多い、子供のために何かやってあげたり。でもそれをやりすぎたら深みにはまっていくんじゃないかっていう」</p>


        <p class="intvw">―竹下通りに靴買いに（笑）</p>
        <p><span>監督</span>「行っちゃいますからね、（子供が）サッカーやりたいって言うたらね。でもそういうときに、自分はそんなことなかったなあ、自分で切り開けボケっていう（笑）」</p>


        <p class="intvw">―ある時はそう思ってみたり。</p>
        <p><span>監督</span>「そうそう。でも結局はお金ですね。お金がしっかりあれば何かやりたい時に、例えば海外に行きたいっていう時に行かしてやれるっていうふうにはなりたいと思います」</p>


        <p class="intvw">―父親として、本人がやりたいことをできるための下準備だけはしてあげる。</p>
        <p><span>監督</span>「うん」</p>


        <p class="intvw">―やっぱりそれはお金なんでしょうか？</p>
        <p><span>監督</span>「まあねえ（笑）。いつ死ぬかわからんとかいう話になると、しっかり残しとかなあかんって」</p>


        <p class="intvw">―次回作は決まっていますか？</p>
        <p><span>監督</span>「監督の話はいくつか来てはいますけど、決まってはいないです。これからは小説を書いて映画化するというスタイルにしていきたいと」</p>


        <p class="intvw">―そうなんですか？</p>
        <p><span>監督</span>「ハイ、できるだけ。大変ですけど。できるだけやったことないもの、今までにないものを。『うさぎドロップ』で丸くなったって言われるんで、まだ削れてないぞと」</p>


        <p class="intvw">―もうひとつお願いなんですけど、俳優さん業もまたひとつ・・・。</p>
        <p><span>監督</span>「それ、あちこちで言うといてください、なかなか声がかからないんで。なんかね、つくってる人が(同業者に)見られたくないんですよ、やっぱり。三池さんくらいですよ、呼んでくれるの。もっとジジイになったらもっと出ようかな。ジジイがいるだけでいいっていう設定があるじゃないですか（笑）」</p>



            <div class="clr"></div>

                                </div>
<!-- /インタビュー -->

<!-- プロフィール -->
			<div class="plofile">
					
						<h4>プロフィール</h4>
						

						<div class="information">
						<div>「うさぎドロップ」</div>
<p>2月2日DVD＆ブルーレイリリース<br>販売元　ハピネット<br>税込価格）BD/￥5,040　DVD/￥4,095<br><br>
<br>
彼女ナシ27歳、フツーのサラリーマンのダイキチが、祖父の葬式で出会ったのは6歳になる女の子、りん。なんと祖父の隠し子だという。親戚一同はその事実にドン引き。ダイキチは男気を見せ、彼女を引き取ることに。突然慣れない子育てが始まったダイキチの生活は大混乱に陥る。</p>
							<img src="/interview/2012/01/19/001.jpg" width="300" >

						</div>
						
					</div>
<!-- /プロフィール -->

]]>
        
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    <title>全財産は最上階（ペントハウス）、トリックを見破れ！「ペントハウス」ベン・スティラー、エディ・マーフィSPインタビュー</title>
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    <id>tag:www.dvddata-mag.com,2012:/interview//5.503</id>

    <published>2012-01-20T00:26:46Z</published>
    <updated>2012-01-23T02:03:19Z</updated>

    <summary>         ペントハウス 			                     ...</summary>
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        <name>管理者</name>
        
    </author>
    
    
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        <![CDATA[        <!-- 説明 -->
<big><strong><font color="#950000">ペントハウス</font></strong></big>
<br><br>
			<div class="epi">
            <div class="phbox"><img src="/interview/2012/01/16/006.jpg" width="215" ></div>
            <p class="l_pad">
2012年2月3日（金）よりＴＯＨＯシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー<br><br>
高層ビルがずらりと建ち並ぶニューヨークのマンハッタンでひときわ威容を誇り、天に届かんばかりにそびえ立つ〈ザ・タワー〉。この一戸あたりの平均物件価格５億円という65階立てのゴージャスな建物は、ほんのひと握りの超富裕層だけが入居を許される北米一の最高級マンションだ。そんな〈ザ・タワー〉居住者のスーパーリッチな日常を陰で支えるのは、管理マネージャーのジョシュをリーダーとする使用人たち。居住者のいかなる要望にも応えようと日々奮闘する彼らは、ささやかな給料で慎ましい生活を営む平凡な庶民である。<br>
　ところがある日、使用人たちの夢も希望も打ち砕く大問題が発生。ウォール街の帝王たるペントハウスの住人、アーサー・ショウが、全米を揺るがす金融詐欺事件を引き起こし、使用人たちの年金までも着服していた事実が発覚したのだ。もう黙っていられない。相手がセレブだろうと大富豪だろうと、この世にはやってはいけないことがある。自らの大切なお金を取り戻すことを決意したジョシュと使用人たちは、泥棒のスライドを助っ人として仲間に引き入れ、ショウの隠し金20億円が眠るペントハウスへ・・・。</p>

            <div class="clr"></div>
            </div>
<!-- /説明 --> 



<!-- インタビュー -->
            <div class="box">

                <h4>ベン・スティラー(ジョシュ・コバックス役)</h4>
                    <div class="phbox_r"><img src="/interview/2012/01/12/001.jpg" width="300" ></div>

        <p class="intvw">―ジョシュが強盗をしでかした行きがかりについて</p>

        <p><span>ベン・スティラー(以下ベン)</span>「ショウの逮捕後、ジョシュはショウの隠し財産を強奪する作戦を思い立つ。強盗してどこが悪い、悪いのはショウだ、そのぐらいされてもいいはずだとね。助手と仲のいいドアマンのレスターは、退職してドアマンなんぞやめる、それが口癖だったんだが年金を全部ショウにつぎこんで、自殺まで考えてしまうんだ。もちろんジョシュも被害者の一人だったけど、レスターの金もだまし盗られたと知り、ついに堪忍袋の緒が切れる。もうそれしかないなとやけっぱちで考えた最後の手だ。ショウはだまし盗った金を転がして儲けてるからね。怒ったジョシュはレスターを追い込んだショウへの腹いせも込めて車を壊したり、先頭に立ってみんなをこの強奪作戦にひきずりこんでいくんだ」</p>


        <p class="intvw">―エディ・マーフィのキャラについて</p>
        <p><span>ベン</span>「ジョシュは毎日のようにスライド（エディ・マーフィー）と顔を合わせている。スライドはいかがわしいことばかりしてる怪しい男でね、盗品を売りさばくのが仕事で、時にはジョシュをからかってる。が、いざ計画実行となった時、切り札として泥棒のプロであるスライドにご登場願うことになるんだ。実は二人は幼なじみでね、同じ保育園に通ってたんだ。ジョシュにとってスライドには消したい過去でね。いがみ合うことも多いけれど、気心が知れた仲なんだよ。もう腐れ縁だね」</p>


        <p class="intvw">―エディ・マーフィについて</p>
        <p><span>ベン</span>「言わずもがなの人だからね。同時代に育った人間にとってここ25年のコメディで一時代を築いた人だ、最高だったよ！すごくおもしろいし頭のいい人だし、アドリブ満載でこれぞエディ・マーフィ流だね。毎日わくわくしながら仕事ができたし、驚きの連続だったよ。素人さんみたいに話芸に酔いしれていたね。彼の演技には二つの面がある。一方で何をするかわからないアブない男を演じてるのに、それでいてすごく憎めない感じもさらりと出してる。コメディを観客的に見てて、コメディをすごく愛してる人だね。だから現場での話も最高に楽しかった。同じテレビを見てたり年も近いからすごく話も合う。一緒に仕事していて楽しかったよ」</p>


                    <div class="phbox_l"><img src="/interview/2012/01/12/002.jpg" width="300" ></div>

        <p class="intvw">―計画に巻き込んだ仲間たちについて</p>
        <p><span>ベン</span>「まず新米のエレベーター係エンリケは、駆け出しのくせにちょっと生意気で、そこらのあんちゃんみたいな奴だ。一言多くてドジだけど、憎めない奴なんだよ。入居者に対する口のきき方を知らず、ジョシュを困らせてるけど、仲間に引き入れるんだ。ジョシュの義理の弟のチャーリーもいるよ。 彼も"ザ・タワー"で働いて長いんだけど、ジョシュの妹が妊娠しているから強奪計画に及び腰なんだ。二人は何かともめてばかりだけど、仲間に引き入れる。ビルのことを知りつくしているし、信頼できる存在だからね」</p>


        <p class="intvw">―この強盗映画の特長について</p>
        <p><span>ベン</span>「すったもんだする人間関係が描かれないといけないよね。それらしい強盗映画は山ほどあるから、二番煎じな映画じゃ駄目だった。ありえない組み合わせの人物が登場したり、この物語に観客がノッて来てるとき、どこかで歯車が狂いだして、みんなが望まない方向に行く所がおもしろいね。話がどんどんややこしくなるんだ。練りに練った脚本だというのをひしひし感じるし、監督と脚本家はそこに苦心しただろうから、この映画はリアルでハラハラするんだ」</p>



                <h4>エディ・マーフィ(スライド役及びプロデューサー)</h4>
                    <div class="phbox_r"><img src="/interview/2012/01/12/003.jpg" width="300" ></div>

        <p class="intvw">―この映画のテーマについて</p>
        <p><span>エディ・マーフィ(以下エディ)</span>「貧乏人が金持ちに騙される、これは永遠のテーマだよね。その図式を貧乏人が逆転して成功に持ち込もうと企む初期の "大逆転"同様不朽のテーマだ」</p>


        <p class="intvw">―"街のあんちゃん"的なキャラについて</p>
        <p><span>エディ</span>「楽しかった。ファミリー映画がずっと続いてたからね、チャらいキャラは久しぶりだ。こういう役はほんと楽しい。すごく久しぶりなだけにえらい新鮮だった。皆に"待ってました!"と言われる気がするね」</p>


        <p class="intvw">―なぜ映画の中でジョシュがスライドに近づいてくるかについて</p>
        <p><span>エディ</span>「ジョシュ（ベン・スティラー）がスライドに接近するのは、犯罪に関しては素人だからなんだよ。二人はすれ違っているけど、実は幼なじみなんだ。そのことについては忘れていたけどね。ジョシュは他にその筋の人間を知らないから、いかがわしいことばかりしている人間の俺にお呼びがかかる。俺以外にアテがないからね。街で会うたびにたかったり、朝から盗品を売りつけたり、俺は怪しいのもいいところだ」</p>


        <p class="intvw">―スライドが仲間に不安を抱くそのワケ</p>
        <p><span>エディ</span>「ベンが引き連れてきた仲間にスライドは最初はドン引きする。だって皆ズブの素人だからね。"こんな連中と組めるかよ"みたいな・・・これができるか、あれができるか？いろいろテストしたりしてね」</p>


                    <div class="phbox_l"><img src="/interview/2012/01/12/004.jpg" width="300" ></div>

        <p class="intvw">―ガボレイ・シディベについて</p>
        <p><span>エディ</span>「おもしろい女優だね。案外何でもこなす力がある。いつもとは違う役柄をやらせてみると、すごく才能があるって驚かされるよ。ちょっかいをかける絡みがあってね。おもしろくてちょっとHな感じのシーンなんだけど 彼女、"Hだけどおかしいわね"だって。おもしろい子だし、いい女優だと思うよ」</p>


        <p class="intvw">―キャストについて</p>
        <p><span>エディ</span>「監督はおかしくて憎めない最高のキャストを集めたね。出てくるどの登場人物も応援したくなる。マシュー・ブロデリックは同期でね。彼の映画は全部観てるよ。セットでプロフェッショナルな彼の一挙手一投足を見てると、ああ、あれはあの映画の感じだ、そうそうこんな声だとか...蘇ってくるんだ」</p>


            <div class="clr"></div>

                                </div>
<!-- /インタビュー -->
<!-- プロフィール -->
            <div class="plofile">
                    
                        <h4>プロフィール</h4>
                       
                        <div class="inners">

                            <div>ベン・スティラー（ジョシュ役）</div>
                            <p>俳優、脚本家、監督、製作と、マルチに活躍。監督作品には、『リアリティ・バイツ』（９４）、『ケーブル・ガイ』（９６）、共同脚本と主演も兼ねた『ズーランダー』（０２）などがある。２００８年、自身の製作会社レッド・アワー・フィルムズで、『トロピック・サンダー／史上最低の作戦』（０８）の主演、共同脚本と監督をつとめた。『トロピック・サンダー』は放送映画批評家協会賞のコメディ映画賞およびハリウッド・フィルム・アワードのコメディ・オブ・イヤー賞を受賞。レッド・アワーで製作された他の作品には、スティーブ・マーティン、オーウェン・ウィルソン、ジャック・ブラック共演の公開待機作 "The Big Year"、『俺たちフィギュアスケーター』（０７）、『ドッジボール』（０５）などがある。今秋クランクインした20世紀フォックス映画"Neighborhood Watch"は、世界を破滅させようと企てる男たちをめぐる物語で、ヴィンス・ヴォーンと共演。全米公開は２０１２年７月27日の予定 。さまざまなチャリティや基金を長年サポートしており、２０１０年、彼の福祉活動を評価した「タイム」誌は、世界に最も影響を与えた人物をリストアップした「タイム100」の一人にスティラーを挙げている。</p>

                            <div>エディ・マーフィ（スライド役／プロデューサー）</div>
                            <p>映画業界史上、もっとも成功したアフリカ系アメリカ人俳優であり、業界全体を通じても五本の指に入る稼ぎ頭のスター。スタンダップ・コメディアンとしてデビューし、1980年、弱冠19歳でNBCの人気番組『サタデー・ナイト・ライブ』のレギュラーキャストに抜擢。以来、映画界において輝かしいキャリアを築き上げている。『４８時間』（８２）、『大逆転』（８３）、『ドクター・ドリトル』（９８）、『星の王子ニューヨークへ行く』（８８）、『ビバリー・ヒルズ・コップ』シリーズといった出演作品は、コメディ映画史上最高額の興行成績を記録。最近の出演作としては、『ドクター・ドリトル２』（０１）、『チャーリーと１４人のキッズ』（０３）、『ホーンテッド・マンション』（０３）などがある。2007年にはドリームワークス作品『ドリームガールズ』に出演。称賛を浴び、ゴールデングローブ賞、全米映画俳優組合賞、クリティックス・チョイス賞の助演男優賞を受賞し、同部門でアカデミー賞にも初めてノミネートされた。また、アカデミー賞を受賞したアニメ映画『シュレック』（０１）、『シュレック２』（０４）では、ドンキー役の声を担当。アニー賞を受賞したほか、BAFTA賞とMTVムービー・アワードにノミネートされた。</p>

                        </div>
 </div>
                       
                    
<!-- /プロフィール -->
<div class="copy"> &copy;2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.</div>
]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>サイモン・ペッグ&amp;ニック・フロスト、グレッグ・モットーラスペシャル・インタビュー</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dvddata-mag.com/interview/2011/12/post-53.php" />
    <id>tag:www.dvddata-mag.com,2011:/interview//5.499</id>

    <published>2011-12-20T00:43:56Z</published>
    <updated>2011-12-19T23:51:43Z</updated>

    <summary>          			                          「...</summary>
    <author>
        <name>管理者</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dvddata-mag.com/interview/">
        <![CDATA[         <!-- 説明 -->
			<div class="epi">



            <div class="phbox"><img src="/interview/2011/12/16/02-04.jpg" width="215" ></div>
            <p class="l_pad">「ホット・ファズ　俺たちスーパーポリスメン！」、「ショーン・オブ・ザ・デッド」といった過去作への愛情あふれる良作コメディでコンビを組んできたペッグとフロスト。今回2人が主演と脚本を務めた「宇宙人ポール」は、「E.T.」や「未知との遭遇」など巨匠スピルバーグの名作へのオマージュが散りばめられたSFコメディ。2人がこれまで組んできたエドガー・ライト監督の代わりを務めたのは、「スーパーバッド　童貞ウォーズ」のグレッグ・モットーラ監督。12月23日からの公開に先駆けて、本作にいかに取り組んだかを3人が語ったインタビューを掲載！

            <div class="clr"></div>
            </div>
<!-- /説明 -->


<!-- インタビュー -->
            <div class="box">

                <h4>サイモン・ペッグ＆ニック・フロスト</h4>

                    <div class="phbox_r"><img src="/interview/2011/12/16/02-01.jpg" width="300" ></div>

        <p class="intvw">―『宇宙人ポール』の企画の発端は？</p>
        <p><span>サイモン・ペッグ（以下サイモン）</span>「『ショーン・オブ・ザ・デッド』の撮影の合間、プロデューサーのニラ・パークから"次はどんな映画をやりたいか"と尋ねられて、ニックといろんな意見を出し合ったんだけど、その中に"漫画オタクのイギリス人が、アメリカ横断のロード・トリップの途中、本物のエイリアンに出くわす"という話が持ち上がった。僕らの間では"このバカバカしいアイデアをいつか実現できたらいいな"と酒場で盛り上がる夢物語程度のものだったんだけど、『ホット・ファズ　俺たちスーパーポリスメン！』の撮影の終わり頃、再びニラから"ファーストシーンだけでも（脚本を）書いてみない？"と持ちかけられて。その瞬間から『宇宙人ポール』がスタートしたのさ」
</p>


        <p class="intvw">―初めての共同脚本はいかがでしたか？</p>
        <p><span>サイモン</span>「執筆前、実際にＲＶ車に乗ってニックとアメリカ西部へロード・トリップに出かけたんだ。そして劇中と同じように二人組のおっかない男たちに絡まれたり、フロントガラスに鳥がぶつかるという出来事に遭遇したりした。自分たちが旅の中で体験したことを脚本に織り込んでいったんだ」<br>
<span>ニック・フロスト（以下ニック）</span>「旅が終わった後、エイリアンとロード・トリップについての映画を50本以上見て、アイデアを膨らませていった。それから僕らは互いに向かい合って座り、脚本を書き始めた。もちろん、すごい言い争いをしたこともあったよ！　ささいなことからケンカが始まり、口もききたくないというくらいの冷却期間を挟んだこともあった。まあ結局は、どちらかが冗談を言って、ケンカしていたことを忘れちゃうんだけど（笑）」<br>
</p>


        <p class="intvw">―グレアム＆クライブのキャラはどう作っていたのですか？</p>
        <p><span>サイモン</span>「彼らは、これまで演じてきた中でもっともオタク度が高い。だから僕たちが持つ熱烈にマニアな要素、そして超常現象に対する興味を役に投影した。あと、ニックと僕の友情関係をキャラクター設定に混ぜ込んだ」<br>
<span>ニック</span>「最初はグレアムとクライブはもっとオタクっぽかった。でもそういうのはやめて、"彼らはいつもふたり一緒に行動する"という関係性の部分を強めた。つまりオタク的なところではなく、僕らのような強い友情をキャラクターの芯にしたのさ。ふたりがキャンプファイヤーの周りをダンスする場面のト書きに、"グレアムとクライブがこういう感じで一緒にダンスしたのは、今までなかったことだ"と書いてあったのを読んだときは、"そう、その通り！"と思ったよ」<br>
</p>


        <p class="intvw">―グレッグ・モットーラを監督に抜擢した理由は？</p>
        <p><span>サイモン</span>「本格的に『宇宙人ポール』の話が動き出したとき、まず"誰に監督を頼むか"という難題にぶつかった。なぜならエドガー・ライトは、すでに『スコット・ピルグリム ＶＳ. 邪悪な元カレ軍団』の監督が決まっていて、身動きが取れなかったからね。そんなとき『スーパーバッド　童貞ウォーズ』を試写で見たんだ。グレッグ・モットーラはインディー映画をメインストリームなものに昇華させる才能があり、しかも軽いタッチで、多くの観客を楽しませることができる。"彼は『宇宙人ポール』にとって理想的な人だ"と思ったよ！」
</p>


                <h4>グレッグ・モットーラ監督</h4>

                    <div class="phbox_r"><img src="/interview/2011/12/16/02-02.jpg" width="300" ></div>

        <p class="intvw">―サイモン＆ニックとのコラボレーションはいかがでしたか？</p>
        <p><span>グレッグ・モットーラ（以下グレッグ）</span>「ふたりがエドガー・ライトと組んだ作品はとても素晴らしかったから、気後れする部分もちょっとあったんだ。ただ、僕はサイモン・ペッグ、ニック・フロストの大ファン。『ＳＰＡＣＥＤ　〜俺たちルームシェアリング〜』、『ショーン・オブ・ザ・デッド』、『ホット・ファズ　俺たちスーパーポリスメン！』も大好き。ニックとサイモンはこれまでスマートで興味深いキャラクターをつくり出してきたし、彼らには特別な相性のよさがあって、見ているだけで限りなく楽しめる。ふたりと仕事をするという機会は何ものにも代えがたい魅力がある。だからエージェントから電話をもらって、すぐにサイモンとミーティングの場を設けたよ。何とその日は、僕が撮った『スーパーバッド　童貞ウォーズ』の公開日だったんだよ！
それから６ヶ月後、『宇宙人ポール』の脚本を受け取った。『ショーン・オブ・ザ・デッド』はゾンビを描き、『ホット・ファズ』はアクション映画を描いたものであるように、『宇宙人ポール』は総体的に70年代後半のＳＦ映画とサイエンス・フィクションというジャンルにオマージュを捧げたものだ。それは圧倒的なノスタルジアを感じさせた。彼らはＳＦというジャンルのファンとして、内面からこれについて書いたんだ」
</p>



        <p class="intvw">―ポールに命を吹き込むのに苦労したのでは？</p>
        <p><span>グレッグ</span>「CGであるポールを、生身のエイリアンのように見せる作業は本当に大変だった。特に目は、観客に"生きている"と思わせなければいけない。ポールはロジャー・ラビットじゃない。現実の世界にマンガがはめこまれている、と言う違和感を抱かせてはダメ。グレアム、クライヴと同じような"重さ"を観客に感じさせ、そして特殊効果のことを意識しないでくれればと思う」
</p>



        <p class="intvw">―"スピルバーグとの遭遇"はいかがでしたか？</p>
        <p><span>グレッグ</span>「身もすくむような経験だったよ（笑）。何たって、あのスティーヴン・スピルバーグがカメオ出演してくれたんだからさ！　僕は"アクション！"と叫ぶことすら忘れてしまった。すると彼が僕にこう言ってくれたんだ。"（演技を）始めてもいいかな？"ってね。
ただ、演出の方向性について尋ねてくれたし、演技上の注意点もしっかり受け入れてくれたおかげで、僕は監督としてプロフェッショナルな振る舞いを取り戻すことができた。そしてこう思ったよ、"僕は確かにスティーヴン・スピルバーグを演出したんだ"と（笑）。いつか伝記を執筆する機会があれば、間違いなくこのエピソードを入れるね！
　『宇宙人ポール』を作る中で、自分が初めて『未知との遭遇』、『Ｅ.Ｔ.』を見たときどんな風に感じたかに再び思いを巡らせ、それらの映画がどれほど素晴らしいかを改めて認識することができた。その懐かしい甘美さと不思議さの幾分かを、『宇宙人ポール』から感じてもらえれば嬉しい」
</p>



           <div class="clr"></div>

                                </div>
<!-- /インタビュー -->


<!-- プロフィール -->
			<div class="plofile">
					
						<h4>プロフィール</h4>
						
                        <div class="inners">
                            <div>サイモン・ペッグ</div>
                            <p>1970年、英グロスター生まれ。映画評論家やファンの署名運動によって公開されたエドガー・ライト監督作「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン！」でブレイク。「タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密」、「ミッション：インポッシブル ゴースト・プロトコル」などの話題作への出演が続いている。</p>
                        </div>



                        <div class="inners">
                            <div>ニック・フロスト</div>
                            <p>1972年、英エセックス生まれ。もともとはレストランのウェイターをしていたが、親友のサイモン・ペッグがドラマ「SPACED 俺たちルームシェアリング」に出演するにあたって彼も便乗して俳優デビュー。その後、「ホット・ファズ〜」「ショーン〜」でもペッグと共演し、イギリス屈指のコメディ俳優に成長。</p>
                        </div>


                        <div class="inners">
                            <div>グレッグ・モットーラ</div>
                            <p>1964年、米ニューヨーク出身。'07年、長編2作目となる「スーパーバッド　童貞ウォーズ」が全米の週間興行収入初登場1位にランクインし、興収4週目で1億ドルを突破する大ヒットとなった。'09年、「ソーシャル・ネットワーク」のジェシー・アイゼンバーグ主演作「アドベンチャーランドへようこそ」で、青春映画の旗手としての地位を確立した。</p>
                        </div>



						<div class="information">
						<div>「宇宙人ボール」</div>
<p>12月23日(金)公開<br>アステア、パルコ配給<br><br>
アメリカ版コミケ、通称"コミコン"に参加するため、イギリスからやってきたオタク2人組、グレアムとクレイブ。その帰りの道中、長年の夢だったUFOスポット巡りの旅をしている途中、前を走っている車がクラッシュ！　中から出てきたのはポールと名乗る正真正銘の宇宙人だった。楽しい休暇旅行のハズが、ポールを宇宙へと帰すための大冒険へと発展してしまう。</p>
							<img src="/interview/2011/12/16/02-03.jpg" width="300" >

						</div>
						
					</div>
<!-- /プロフィール -->





]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>「クリミナル・マインド/FBI vs.異常犯罪 シーズン5」マシュー・グレイ・ギュブラー（左）&amp;シェマー・ムーア （右）来日スペシャル・インタビュー</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dvddata-mag.com/interview/2011/12/fbi-vs-5.php" />
    <id>tag:www.dvddata-mag.com,2011:/interview//5.495</id>

    <published>2011-12-20T00:00:06Z</published>
    <updated>2011-12-19T23:51:25Z</updated>

    <summary>         			                          シリ...</summary>
    <author>
        <name>管理者</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dvddata-mag.com/interview/">
        <![CDATA[        <!-- 説明 -->
			<div class="epi">

            <div class="phbox"><img src="/interview/2011/12/16/001.jpg" width="215" ></div>
            <p class="l_pad">シリアルキラー(連続殺人鬼)の次なる犯行を防ぐために、FBI行動分析課のプロファイラーたちが犯人像を推理し追い詰めていく。そんな彼らの活躍を描いて大人気のTVドラマシリーズ　「クリミナル・マインド／FBI  vs　異常犯罪 シーズン5」のDVDリリースを記念して、本作に出演しているDr.スペンサー・リード役のマシュー・グレイ・ギュブラーと、デレク・モーガン役のシェマー・ムーアがそろって来日！　グレイ・ギュブラーも、ムーアも元モデルだけに長身でスタイルもよし。年齢がグレイ・ギュブラーよりムーアが10歳上というせいもあるのか、早口でテンション高めの、グレイ・ギュブラーに比べてムーアは低音で、ずいぶんと落ち着いた話しぶり。劇中で見せるBAU(行動分析課)のメンバーたちのチームワークのよさ同様、インタビュー中も２人は絶妙なコンビネーションを見せてくれた。シーズン５といえば、グレイ・ギュブラーが１話分を初監督したことが話題に！　はたして、現場のようすはどうだったのか、直撃した。<br>
※2人からの本誌独占メッセージもWEBにアップ中！　本誌1月号では2人のサイン入りポスターとシーズン５のDVD-BOXのプレゼントも掲載</p>

            <div class="clr"></div>
            </div>
<!-- /説明 -->


<!-- インタビュー -->
            <div class="box">

                <h4>初めての日本は見るものすべてがすばらしい。次はゆっくり来たいね（シェマー）<br>ディズニーシーに行ったんだよ。５歳のときの感動を再体験したよ（マシュー）</h4>

                    <div class="phbox_r"><img src="/interview/2011/12/16/002.jpg" width="300" ></div>
        <p class="intvw">―ムーアさんは今回、初来日ですよね</p>


        <p><span>シェマー・ムーア(以下シェマー)</span>「とにかく日本はきれいで清潔な国だよね。建物もとても美しくて、見るものすべてがすばらしい。道行く人を見ていると、女性のほうがファッションは楽しんでるみたいだね。男性はスーツにネクタイという決まったスタイルが多くて。だけど女性はレギンスをはいたり、髪の毛に何かアクセサリーをつけたりしていて見ているのも楽しかったな(笑)。それから、日本には歴史や文化も感じる。実は僕の父親は、日本人の女性と再婚していて、異母弟妹から日本のことも聞いていたんだ。今回は短い滞在だけれど、またゆっくり来ていろんなところを見たいね」</p>

 
       <p class="intvw">―マシューさんは2度目の日本はいかがですか？</p>

        <p><span>マシュー・グレイ・ギュブラー(以下マシュー)</span>「僕はね、昨日、東京ディズニーシーに行ったんだよ。(ちょっと興奮気味で) 東京ディズニーシー、ソー・クール！　とにかく最高だったよ。５歳のときに初めてディズニーランドに行ったんだけど、そのときの体験がもう１回できたぐらい超感激だったんだ(笑)」</p>


       <p class="intvw">―シェマーさんはいっしょではなかった？</p>

        <p><span>シェマー</span>「僕は、昨日は体調を崩して、ホテルで半日寝てたんだ・・・(笑)」</p>



                <h4>自分が働きたい人たちといっしょの状況で監督業ができるのは幸せなことだよね（マシュー）<br>ちょっと不思議だったけど、撮影２日目には"監督"シュマーとして接することができたよ（シェマー）</h4>


       <p class="intvw">―シーズン5では16話「母の祈り」がマシューさんの初監督作品ですが、監督した手応えはいかがでしたか？</p>

        <p><span>マシュー</span>「みんなとても協力的な現場ですごくうまくいったと思う。できあがったものは11秒間カットされていたので、どうして、どうして?　と思ったよ。それがあれば、パーフェクトだったと思うけれど、内容的にはとても満足している」</p>

                    <div class="phbox_l"><img src="/interview/2011/12/16/003.jpg" width="300" ></div>

       <p class="intvw">―シェマーさんはマシューさんの監督ぶりをどう見ていましたか？　　現場では彼は"監督"らしく感じられましたか？</p>

        <p><span>シェマー</span>「いや、正直なところ、初日は不思議な感じがしたしよ。初めてのことだったし、監督のマシューを見たことがなかったから、どうなるか予想もつかなかった。でも、さすがにニューヨーク大学で監督の勉強をして卒業しているよね。僕らが今まで知らなかった新しいマシューとの出会いがあった。やっぱり大学で得た知識がちゃんと役に立っている。それに、キャストだけじゃなく、クルー全員もすばらしいものにしようという協力体制ができていた。だから1日目は不思議な感覚だったけれど、2日目からはDr.リードとしてのマシューではなくて、監督としてのマシューとして見るようになっていたと思うよ。そんな現場で、監督としてすばらしいセンスも発揮していたけれど、すごくナーバスなところもあったんだよ。マシューは、僕らの演技を『すごくいいよ、いいよ』とほめながら、でも『もう1回』って言うんだ。それが何度もあるから、もういったい、どっちなんだよっ！　なんて思ったりもしていたんだけど、そのうちみんなだんだん慣れてきて、『あ、今、マシューが暴走中だから、静かにしておこう』っていう距離感もできてきて(笑)、結果的にはいい作品ができたと思うよ」<br>
        <span>ギュブラー</span>「・・・・・・(笑)」</p>



       <p class="intvw">―やっぱり、共演者として長いつきあいだから、他の監督のときよりものほうがやりやすかったこともある?</p>

        <p><span>シェマー</span>「マシューが監督として他より優れているとか劣っているということではなくて、役者として彼が番組に携わっている人間だからやりやすかったということはすごくある。役者同士ってあまり演技について語らないんだ。だから、彼が理解しているDr.リードについては僕はわからない。僕は自分が演じるデレク・モーガンの演技についてしか考えないからね。お互いに演技のことは聞かれれば答えるけれど、そうでなければなかなか話すことはないんだ。でも、彼が監督したエピソードのときは、マシューとは監督と役者という立場で演技についてすごく話をした。とても意味のあることだったと思う。ドラマシリーズを長く続けている間には、『クリミナル~』についてあまり知らない監督がやって来ることだってある。そんなときはストーリーやキャラクターはもちろん、このドラマの世界観までひとつひとつ説明しなくちゃならなくなるけれど、マシューはそれこそ最初から知っている。だから、監督であるマシューがこうやりたいとアイデアを出せば、みんなが理解して、そこに向かっていく。ちょっと不思議だったけど、本当に撮影の２日目には監督として彼を見ることができた。キャストもクルー一丸となっていたと思うよ」</p>


       <p class="intvw">―マシューさんは？</p>

        <p><span>マシュー</span>「自分が働きたい人といっしょの状況で監督業ができるということは幸せなことだよね。シェマーにトーマス(・ギブソン／アーロン・ホッチナー役)に、ジョー(・マンテーニャ／デヴィッド・ロッシ役)、そういう人たちを演出できたことは、すごくラッキーだと思う」</p>


                <h4>キャラの違いがおもしろい相乗効果になっているだろうね（シュマー）<br>あとは脚本が本当にすばらしいのが長く続いている理由だと思う（マシュー）</h4>

       <p class="intvw">―シーズン5の9話で、「クリミナル・マインド」は通算100話を超えましたよね。アメリカのドラマ業界は視聴率が悪いとすぐ打ち切られるほどシビアですが、そんな中にあって、ここまで続いた人気の秘密は何だと思いますか?</p>

        <p><span>シュマー</span>「僕の頭がいつも坊主頭だから、マシューのヘアスタイルがステキに見える。逆に彼が繊細に見えるから、僕はタフに見える。そういうふうにお互いの相乗効果もあるんじゃないかな(笑)」<br>
        <span>マシュー</span>「ハハハハッ(笑)」<br>
        <span>シェマー</span>「でも、僕が演じているから、マシューがステキに見えるんだよね(笑)。お互いに逆のタイプというか、違うキャラクターがいるから、おもしろいケミストリーを見せる」<br>
       <span>マシュー</span>「それに、脚本が本当にすばらしいんだ。ストーリーがよく練られている。だから、これまで続いてるんだよ」</p>

       <p class="intvw">初来日のムーアへの気配りからか、短いインタビューの間、比較的聞き役に回っていたグレイ・ギュブラー。ちなみに、"監督"としての彼に、好きな映画を聞いたところ、「ファンタジックなホラーが好きで、ロマン・ポランスキーの「ローズマリーの赤ちゃん」「テナント 恐怖を借りた男(日本未公開)」、スタンリー・キューブリックの「シャイニング」、日本の三池崇史の作品や、「呪怨シリーズ」、「リング」なんかも好きだよ」ということで、彼が監督した「母の祈り」にはそうした好みも反映されているという。また、グレイ・ギュブラーはシーズン6でも監督を引き受け、重要なエビソードを担っている。ムーアも高く評価するグレイ・ギュブラーの監督としての手腕、その目で確かめるためにもぜひ、シーズン5をチェックしたい。</p>


            <div class="clr"></div>

<div class="copy">取材・文／前田かおり</div>

                                </div>
<!-- /インタビュー -->
			<div class="plofile">
					
						<h4>プロフィール</h4>

						<div class="inners">

						<div>マシュー・グレイ・ギュブラー</div>
							<p>1980年、米ネバダ州生まれ。マーク・ジェイコブスなどのコレクションに出演するトップ・モデルとして活躍。ニューヨーク大学で映画を専攻し、ショート・フィルムを監督するなど、クリエイターとしての才能を発揮。演技の道へ進み、本作の役を手にした。映画「RV」（'06／日本未公開）、「アルビン　歌うシマリス３兄弟」（'07／声の出演）、「（500）日のサマー」（'09）など映画でも活躍している。'10年、初来日し、若い女性を中心にファンを喜ばせた</p>


							<div>シェマー・ムーア</div>
							<p>1970年、米カリフォルニア州オークランド生まれ。大学時代から演劇を専攻し、在学中は野球選手としても活躍。TVドラマで頭角を現わし、デイタイム・エミー賞のドラマシリーズ部門でたびたびノミネートされる。2000年、TVドラマ「The Young snd the Restless（原題）」で、同賞のドラマシリーズ助演男優賞を受賞。ほかのTV出演作に「ゴッサム・シティ・エンジェル」（'02〜'03）、「死刑判決」（'04）などがある。長編映画も日本未公開ながら、多数出演している</p>


						</div>
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シーズン4の最終話で、宿敵リーパーに銃口を突き付けられたホッチナー。果たして彼の命は...という衝撃的な幕開けでスタートし、思いも寄らぬ悲劇に見舞われるBAU。次々と全米各地で発生する異常犯罪に彼らは立ち向かって行けるのか。総エピソード数が100話を突破した記念すべきシーズンであり、子供の連続誘拐事件を扱った16話「母の祈り」でDr.リード役のマシュー・グレイ・ギュブラーが監督デビューを飾った。また18話ではフォレスト・ウィティカー主演のスピンオフ「クリミナル マインド　特命捜査班レッドセル」のメンバーがBAUと合同捜査するというエピソードがあるなど、今シーズンも見応え満点だ。<br><br><br>
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</p>
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						</div>						
					</div>
<!-- /プロフィール -->
<div style="text-align: center;">
<div class="copy"> &copy;ABC Studios and CBS Studios, Inc.</div>
</div>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>主演ドラマ「遺留捜査」ＤＶＤリリース！上川隆也、みずからのキャラクターを語りつくす！</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dvddata-mag.com/interview/2011/09/post-52.php" />
    <id>tag:www.dvddata-mag.com,2011:/interview//5.479</id>

    <published>2011-09-20T12:04:54Z</published>
    <updated>2011-09-20T00:15:14Z</updated>

    <summary>        			                          今年4...</summary>
    <author>
        <name>管理者</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dvddata-mag.com/interview/">
        <![CDATA[       <!-- 説明 -->
			<div class="epi">

            <div class="phbox"><img src="/interview/2011/09/15/k001.jpg" width="215" ></div>
            <p class="l_pad">今年4月〜6月にテレビ朝日系で放映された警察ドラマ「遺留捜査」。ちょっと特異な個性をもつ科学捜査係、糸村聡を演じるは上川隆也だ。糸村は、被害者の残した"遺留品"から、たどりつけなかった犯人を暴き出す。</p>

            <div class="clr"></div>
            </div>
<!-- /説明 -->


<!-- インタビュー -->
            <div class="box">

                <h4>衣装合わせの時点で糸村のキャラを決めた</h4>

                    <div class="phbox_r"><img src="/interview/2011/09/15/k003.jpg" width="300" ></div>

        <p class="intvw">―まず最初に、キャラクターをどこまで作られたのかをお伺いしたくて。なぜかと言うと、上川さんが本作で演じた糸村という犯罪捜査係の主人公は、見かけひとつとってもカバンを斜め掛けしたりスニーカーだったり、おっちょこちょいでお茶目で若干デリカシーがない、というキャラです。こういうキャラは珍しいと思います。このキャラをどう作っていかれたのかなと。</p>
        <p><span>上川隆也(以下 上川)</span>「まず外見に関して言うと、これは最初の衣装合わせの段階でほぼ100％できてしまっていたんですよね。その場にいてくださった監督やプロデューサーの皆さんや、もちろん僕からもいろんなアイデアを出し合いながら、衣装合わせを2回くらいしたんですよ。普通は衣装合わせは1回で終わらせるのが経験としては多かったんですけど、そうやって2回も衣装合わせを重ねることで作ったものだからこそ（珍しいキャラになった）、ということがあったのかもしれません。印象に残っていただけたのだとしたら」</p>


        <p class="intvw">―上川さんも結構意見を言われたり？</p>
        <p><span>上川</span>「糸村は基本的にはスーツなんですが、スニーカーを履いているようなキャラクターにしたいという（脚本家とプロデューサーの）意向をもらったので、そこから派生して、ある程度ブロークンな部分を盛り込んでかまわないキャラなんだというコンセンサスをとれたんですよね。なので、じゃ時計も最新式のっていうのよりはデカくて見やすい彼自身の合理性を表現するものにしてみたりとか、髪の毛のモジャモジャも、捜査一課というスタンダード・スタイルの人たちと対比できるようなスタイルにしようとか、スタンダードがあったからこその作り込みができたのは確かです」</p>


        <p class="intvw">―小道具ひとつまでこだわっていらっしゃるなと。</p>
        <p><span>上川</span>「主演をさせていただくにあたって、できる限り役柄の"物語"に即した意向を皆さんからいただきたいと思いましたし、作品をすべて撮り終えたときに、あそこはああすればよかったって思いたくなかったので、だからなるべくお伝えしたいと思ったことはお伝えしましたし、衣装合わせの時点からそういうスタンスではおりました」</p>


        <p class="intvw">―本作の公式サイトに、カバンの斜め掛けを上川さんが提案されたと。</p>
        <p><span>上川</span>「はい。自転車が主に移動手段になるという彼の生活スタイルが脚本に書き込まれておりましたので、自転車で動く人間のやりそうなことっていう。最初はメッセンジャーバッグを使わせていただこうかと思ったんですが、どうもそれではなりがデカくなりすぎるんですよね。そこでタウンバッグくらいにして。でもその中から大きさが予想できないようなものが出てきても面白いんじゃないか、というアイデアの飛躍がありましたけど」</p>


        <p class="intvw">―確かにそれは面白いですよね。楽しいですよね、そういうキャラ作りは</p>
        <p><span>上川</span>「はい、スタッフの皆さんが十分に答えてくださったので。あのバッグの中には、常に鑑識に使える道具がごっそり入っているんですよね。巻物になっているような道具入れとか、メジャーとかピンセット各種とか。重たいんですよ！（笑）」</p>


        <p class="intvw">―ハハハ。大工さんじゃないんだから、みたいな。</p>
        <p><span>上川</span>「ええ。でもその重みが有難かったりして。常に本物が入っていたんですよ」</p>



                <h4>スタンダードから外すことで出来ていった</h4>

                    <div class="phbox_l"><img src="/interview/2011/09/15/k002.jpg" width="300" ></div>

        <p class="intvw">―わりとお茶目系なキャラっていうのも、上川さんには珍しいですよね？</p>
        <p><span>上川</span>「これもスタンダードとの対比から作った部分が大きくて。実際に鑑識係に勤めておられた刑事 警察監修の倉科さんという方に立ち上げ以前からお話を伺ったんです。（彼は）あるべき鑑識とかあるべき科学捜査係、といえるようなきらびやかな来歴をお持ちの方なんですが、その話を伺ってそこから外していこうと思ったんですね」</p>


        <p class="intvw">―外して？</p>
        <p><span>上川</span>「なにしろ糸村は、全話通じて捜査一係からどこか鼻白まれている言動があるので、係員として真っ当ではそうはならないであろうという発想から、その人となりやものの考え方に至るまで、少しズレた人にしていこうというのがあったんですね」</p>



        <p class="intvw">―やっている間にキャラクターが育っていった感じですか？</p>
        <p><span>上川</span>「糸村という人間は第1話でかなり出来上がった感じはありますね。上に色を重ねていこうということではないです。ただ彼の能力はその限りではなくて、何をしてきた人なのかがちょっとわからない人間だったので、逆に言ったら何でもできていいんじゃないかというのがあって。脚本も監督も彼の行動にいろいろと盛り込んでくださったので、正直、まだまだどんなポテンシャルを秘めているのか、僕自身もわからないところがあるんですよ」</p>


        <p class="intvw">―ホントにそうですね。</p>
        <p><span>上川</span>「ええ、そのうち編み物なんかをしそうなくらい。レース編みとかをキレイだな〜とか言いながら」</p>


        <p class="intvw">―そうそう（笑）。すごく変わった言葉がしゃべれるとか。アラビア語とかね。</p>
        <p><span>上川</span>「ええ、そうですよね。たぶんそういうことでもおかしくない"入れもの"になった気がしますね」</p>


        <p class="intvw">―最後まで見ていくと糸村がだんだん大胆になっていっているというか、やれることが多くなっていってるというか。意外性があり過ぎる人になってきた感じ。</p>
        <p><span>上川</span>「そういう意味でターニングポイントだったのは、第５話でしたかね、おじいちゃんと孫娘の写真の話で」</p>


        <p class="intvw">―私、あの話では泣きました。</p>
        <p><span>上川</span>「有難うございます。あの話で誘拐犯との格闘シーンがあったんですよね。もちろん当初から脚本には書き込まれてました。でも監督が闘うのはやめましょうか？っておっしゃられたんですね。キャラクターとして必要かどうかのさじ加減をちょっと図りかねてらっしゃったのかもしれないですけど、勇気をふるって、やらせてくださいと進言したんですね。で、あのシーンが撮られたんですけど、でもやっぱり視聴者には意外だと感じてもらえたみたいで、糸村があんなふうに闘う人だとは思わなかったと。これがむしろ面白味になったなと僕は思えたんですね。糸村っていう人間の読めなさというか、ああこんなことできるんだと思っていただけたなら、それはそれで楽しくなるなと」</p>


        <p class="intvw">―ホントそう思いました。今までのドラマではあそこでは闘わないとなると思いますもんね。相手に向かっていった〜？！という意外性。</p>
        <p><span>上川</span>「ですから、そのあとの話においてもそういった大胆さが濃くなったんだと思います。やっていっていいというような確信めいたものを手に入れることができましたので」</p>


                <h4>甲本雅裕さん演じる村木とは"競演"</h4>

                    <div class="phbox_r"><img src="/interview/2011/09/15/k004.jpg" width="300" ></div>
        <p class="intvw">―もうひとつこの作品で楽しかったのは、共演者の方たちのキャラなんですよね。いちいち濃くて、レギュラーの方もゲストの方もすごく曲者ばかりで。大杉漣さんとか佐野史郎さん、貫地谷しほりさん、螢幸次朗さん、江守徹さんとかベテランも多いし、"競演"っていうのをすごく感じたんです。アンサンブルの効果を感じられましたか？</p>
        <p><span>上川</span>「う〜ん、全体的に言うと"共演"のほうが強く感じられる現場だったのは確かですね。とても経験豊富な皆さんとご一緒することができましたので。まさに"あうん"なんですよ」</p>


        <p class="intvw">―あのセリフや間はアドリブなんですか？　全部シナリオ通り？</p>
        <p><span>上川</span>「今回監督はそういった面では僕らにすごく自由にやらせて下さいました。リズムややり取りのテンポみたいなものは役者にとても委ねてくださいましたね。なので、現場でやったものがほとんどでした」</p>



        <p class="intvw">―アドリブもあったんですか？</p>
        <p><span>上川</span>「セリフには即しているんですが、言い方でどうリズムを作っていくか。どちらに流れて欲しいという意向は監督から伝えられますけど、それにどういうふうな色付けをしていくかというディテールに関しては、役者が担った部分がとても大きかった気がします」</p>


        <p class="intvw">―だとすると、螢さん演じる捜査一課の宮下とのやりとり、糸村が先に現場に来ていて、宮下が『お前なんでいるんだ』と聞くと、いつも糸村が『お構いなく』って言うシーンや、波岡一喜さん演じる科学捜査係の横山とのやりとりとかに、ちょっと漫才コンビみたいな間があったりして。あれは現場でつくりあげていったんですか？</p>
        <p><span>上川</span>「そうですね、テストから本番に至るまでで作っていって、出来上がったものを収録していただくということが多かったですね」</p>


        <p class="intvw">―回を追うごとにあの関係性は濃くなっていっているような気がしました。</p>
        <p><span>上川</span>「初回から、皆さんご自分のキャラクターに対する思い入れがあったんでしょうね、遠慮がなかったというか。螢幸次朗さんの、結局決めゼリフになったしまった『労を惜しむなよ』っていうのは、あれはまさにアドリブだったんですよ。あるシーンの最後に螢さんがポッと口になさったのが、キャラクター付けになっていった。そういう意味でも皆さん果敢でしたね」</p>


        <p class="intvw">―自分のキャラを作り上げるのに果敢。</p>
        <p><span>上川</span>「ええ。僕もキャラ作りに関してどんどん大胆になっていけたひとつの理由かもしれませんし」</p>


        <p class="intvw">―楽しかったです、一人ひとりのキャラが濃くて。この人が出てくるとこう言うだろうな、とかいうのが読めたりして（笑）。</p>
        <p><span>上川</span>「そういうキャラって楽しいんですよね（笑）」</p>



        <p class="intvw">―貫地谷さん演じる捜査一課の織田との対比も。彼女はすごくカタいっていうか。</p>
        <p><span>上川</span>「ハイハイ」</p>


        <p class="intvw">―逸脱をあまりしないという。糸村さんとのやりとりもなんか、うわ、ズレてる！というような（笑）</p>
        <p><span>上川</span>「（笑）。そこがまた彼女の感性なんでしょうけど、僕がことほどさように、逸脱していく方向に流れる、作っていくキャラクターでしたので。別に彼女とは相談一切してないですが」</p>



        <p class="intvw">―そうなんですか？</p>
        <p><span>上川</span>「彼女は彼女で、むしろ"ちゃんと規律に即した警官として糸村を見ている人"を作っていったんではないかなと思うんです。特にこうしようああしようとは話したことはないのですが、私のスタンスはここだと、見い出していかれたんじゃないかと」</p>


        <p class="intvw">―きっと他の人もそうですね。糸村とどう絡むと面白いかを考えた。</p>
        <p><span>上川</span>「そう思っていただけたのなら、僕はやった甲斐がありましたね」</p>


        <p class="intvw">―みんな愛おしいキャラなんですが、私が最後までわからなかったのは佐野さんのキャラなんですが。</p>
        <p><span>上川</span>「ほうほう」</p>


        <p class="intvw">―とらえどころがないキャラというか。</p>
        <p><span>上川</span>「ハハハ」</p>


        <p class="intvw">―上司だし、いつも怒っていていいんですけど、本当のところどういう人なのか？　上に対していい人なのか下に対していい人なのか、彼の警察官としての基本線が最後までわからなかったんですけど（笑）。</p>
        <p><span>上川</span>「たぶん彼は確実に出世していく男ですよね。間違いなく」</p>


        <p class="intvw">―ですよね。実際に撮っていらしたときの面白かったエピソードはありますか？</p>
        <p><span>上川</span>「今言ったこととちょっとかぶってくるんですが、ほとんどの共演者の方とが"共演"だとしたら、唯一、甲本雅裕さん演じる村木サンとは"競演"といえるものだったような気がするんですね。彼とはすべてのシーンを話し合いながら作っていったんです。彼はとてもクリエイティビティの高い男ですので、ここをこうしようああしようというアイデアを毎回毎回持ち込んできて。それに対して僕はじゃあこうするああするって、テストの前からやり合ってたんですよ。で、テストのときに2人で、なんとなく見い出したそのシーンのビジョンみたいなものを監督に提示する。そうやって作っていくことがほとんどでしたので、これは撮影の中でもまた別の意味で楽しい一連の作業でしたね」</p>


        <p class="intvw">―最終話の、あのレストランで・・・。</p>
        <p><span>上川</span>「（爆笑）そう、あのシーンはまさにそれで。あのシーンは流れていくうちにちょっとオチが見えなくなってしまったんですね」</p>


        <p class="intvw">―（爆笑）</p>
        <p><span>上川</span>「みんなが遊び過ぎてしまったこともあったんです。波岡も含めて3人で作ったシーンだったのですが、最後のオチはもちろん甲本が『じゃあ最後は僕がこう言うから』って、脚本には書いていなかったセリフで最後を結ばれてしまったんです。でもとても3人らしくてよかったなと僕らは思ってるんですけど」</p>



        <p class="intvw">―なるほど。あのシーンはすごく覚えてますもん。突出して面白かった。</p>
        <p><span>上川</span>「村木サンと糸村のシーンっていうのは、僕らの全体の流れの中でいい箸休めになるといいなと思ってやりました」</p>


        <p class="intvw">―最後にひとつ。この作品が11話で終わってしまうのは残念な気がして。視聴者として続けて欲しいと思ってますし、「相棒」みたいな長寿シリーズのような、古畑任三郎みたいな探偵モノのような、キャラ立ちしたシリーズになっていくんじゃないかなという予感があるんですけど、いかがでしょう？</p>
        <p><span>上川</span>「もうそりゃ僕もそうなってもらえるならそれに越したことはないというか、うれしい限りですけど。望んでいただけるなら何よりですよね」</p>



        <p class="intvw">―まだまだやり残したことがあるんじゃないですか。あのキャラならもっとこういうこともああいうことも、みたいな。</p>
        <p><span>上川</span>「やり残しっていうのではなく、まだ糸村聡という男に僕自身が好奇心を持ってると言う方が正しいかもしれませんね。彼は何をできるのか、まだ全11話では出会っていないようなパターンの事件にめぐり合ったときに彼が何をして見せるのか、彼の可能性をとても見てみたい気がしますね」</p>


        <p class="intvw">―そうですね、まだまだポテンシャルがあるキャラだからこそ、シリーズ化してもっといろいろな事件にあたっていただかないとな、と。</p>
        <p><span>上川</span>「そうなるといいですよね。ありがとうございます」</p>


            <div class="clr"></div>

<div class="copy">撮影／植村忠透</div>

                                </div>
<!-- /インタビュー -->




<!-- プロフィール -->
			<div class="plofile">
					
						<h4>プロフィール</h4>
						

						<div class="information">
						<div>「遺留捜査ＤＶＤ−ＢＯＸ」</div>
<p>10月21日リリース　東映ビデオ<br><br><br>
殺人事件の被害者が遺した遺留品から、被害者の声を聞き犯人にたどり着く科学捜査係員、糸村聡。スーツにスニーカー、カバンを斜め掛けにし、自転車で現場へ駆けつける。ちょっと変人だが、周りの捜査員の思惑など気にもせず、マイペースで確実に犯人に迫っていく。</p>
							<img src="/interview/2011/09/15/k006.jpg" width="300" >

						</div>
						
					</div>
<!-- /プロフィール -->

]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>「弁護士イーライのふしぎな日常」10月8日DVDリリース開始製作総指揮・脚本 マーク・グッゲンハイム　インタビュー</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dvddata-mag.com/interview/2011/09/108dvd.php" />
    <id>tag:www.dvddata-mag.com,2011:/interview//5.478</id>

    <published>2011-09-20T00:41:50Z</published>
    <updated>2011-09-20T00:15:49Z</updated>

    <summary>        			                          野心家...</summary>
    <author>
        <name>管理者</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dvddata-mag.com/interview/">
        <![CDATA[       <!-- 説明 -->
			<div class="epi">

            <div class="phbox"><img src="/interview/2011/09/14/g001.jpg" width="215" ></div>
            <p class="l_pad">野心家だったエリート弁護士が、お告げとも思える奇妙な幻覚＝ビジョンを見るうちに、それに導かれるように人々の味方になり、正義の弁護士へと変わっていくという新海外ドラマ「弁護士イーライのふしぎな日常」が１０月８日からDVD順次リリース開始！　このドラマ、ストーリーのおもしろさに加え、主人公イーライが見るビジョンの中で、出演者たちが歌って踊るシーンが話題に。しかも、なぜか、あの英国のポップ・スター ジョージ・マイケルの楽曲が多く使われているばかりか、本人がたびたび登場して熱唱することで、さらなる注目を集めているのだ。<br>
この製作総指揮を務め、脚本も手掛けたマーク・グッゲンハイム(写真左)にインタビューをすることができた。さっそく、ジョージ・マイケル登場の理由も含めて、本作の魅力を聞いてみた。このグッゲンハイム、実は本人も元弁護士の超エリート。エンターテインメントが好きで、この世界に転職したという変わった経歴の持ち主なのだ。しかも、映画「グリーン・ランタン」の脚本を手掛けるなど、映画業界にも進出。早くも今後の活躍が期待される人物だ。</p>

            <div class="clr"></div>
            </div>
<!-- /説明 -->



<!-- インタビュー -->
            <div class="box">

                <h4>ミュージカルが大好きでやってみたのですが、実はドラマとのバランスが難しいのです</h4>

        <p class="intvw">―本作の設定はとてもユニークなものですが、この物語が生まれた背景を教えてください</p>

                    <div class="phbox_r"><img src="/interview/2011/09/14/g007.jpg" width="300" ></div>

        <p><span>マーク・グッゲンハイム(以下グッゲンハイム)</span>「いろいろな要素を持ち寄って設定を考えているときに、現代版の"預言者"と"幻覚"を取り入れた作品をつくろうと共同製作者（製作総指揮）のグレッグ・バーランティとアイデアを出し合いました。アメリカのTVドラマでは一般的に、主人公が「弁護士」、「医者」、「警察官」などのことが多いのですが、この3つのどれがよいかと話している中で、「弁護士」というのは導く者、"預言者"という意味もあるため、今回『弁護士』でいこうということになりました」</p>


        <p class="intvw">―主人公の幻覚の世界をミュージカル・タッチで描くのもユーモアあふれる表現方法ですが、どうしてミュージカルの要素を入れようと思ったのですか</p>
        <p><span>グッゲンハイム</span>「グレッグと私はミュージカルが大好きなんです。ブロードウェイのミュージカルも映画で見るのも全て大好きです。それで、２人でこの作品にミュージカルのエッセンスを取り入れたら楽しいのではないかと考えたのですが、どれくらいの頻度で取り込むとよいのか現実的にはすごく大変でした。ミュージカルの撮影は時間がかかりますので、予算面のことももちろんありますが、それよりもミュージカルの部分をドラマに入れるとストーリーを進める尺が減ってしまうため、そのバランスが難しいのです。ですが、難しくても楽しい部分でもあるので、やってみようということになったのです」</p>


        <p class="intvw">―キャストは歌うことを前提で起用したのですか</p>
        <p><span>グッゲンハイム</span>「それはありませんでした。でも、起用してみたら、ビクター・ガーバー、ロレッタ・デバインがミュージカルの経験があることがわかりました。これはうれしい偶然です。キャスティングに関しては、役者としていいかどうかを基準に進めました。でも、最終的には経験があるなしに関係なく、全てのキャストが歌ったり、踊ったりすることになって(笑)。経験に関係なく、皆がミュージカル・シーンを楽しみましたよ」</p>


                <h4>まさかジョージ・マイケルが出てくれるとは思っていなかったので、うれしかった(笑)</h4>


        <p class="intvw">―ジョージ・マイケルの楽曲を使用した理由と、本人が出演することになったいきさつを教えてください</p>
                    <div class="phbox_l"><img src="/interview/2011/09/14/g003.jpg" width="300" ></div>
        <p><span>グッゲンハイム</span>「これはおもしろいストーリーなのですが、最初に脚本を書いたときから、ジョージ・マイケルの名前を入れていたんです。それは、ジョージを起用するということが決定していたわけではなくて、後から出演する方が決まったら名前を入れ替える予定でした。彼はきっと出てくれないだろうと思っていましたし・・・。僕たちは、『人の記憶の何かしらは音楽と繋がっている』と考え、あるひとつの音楽を、イーライの"ある人生の１ページ"を思い出させる象徴として使おうと思いました。それは彼が初体験をしたときに聴いていたであろう音楽として、彼の記憶や脳にとっての象徴的な音楽として結びつけたかったのです。
イーライが１０代の多感な時期、つまり1980年代に人気があり、絶対にイーライが聴いてるはずの曲という設定で、候補者としてビリー・ジョエル、エルトン・ジョン、デビッド・ボウイなどさまざまなアーティストもイメージしていました。でも、ドラマの内容を考えれば考えるほど、当時大ヒットしていたジョージ・マイケルの楽曲はぴったりだったのです。彼の80年代の存在感の大きさや、アメリカでの絶大なる人気、そして今なお誰もが彼のことを知っている大スターであることなどを考え、最終的にやはりジョージ・マイケルこそが適任ではないかという話になったんです。オファーしてみると幸運なことに彼自身もアメリカのドラマが大好きで、好きなドラマの中で私とグレッグが携わった作品もあり、すぐに本作の内容も気に入ってオファーを受けてくれたのでうれしかったです」</p>


        <p class="intvw"><br><br><br>―曲とエピソード名がリンクしていることが多いのですが、選曲はどうやって決めたのですか</p>
        <p><span>グッゲンハイム</span>「実際にジョージ・マイケルと「作品の中で何をしようか？」と相談したときに、各エピソードのタイトルを曲のタイトルにしていこう、という話がでたのです。その後、毎回、ストーリーを考えるときに、この話はどの曲のタイトルにしようか？という感じで合わせていきました。ジョージ・マイケルの曲はとても象徴的なタイトルが多いので、うまくストーリーに当てはめやすかったですね。　あるストーリーでは、その曲名にぴったりな内容のことが起こっている設定のときもあれば、あるストーリーでは、その曲名が象徴的な意味合いで使われるときもある。それぞれの曲をストーリーに結びつけるという点では、とてもうまくいったと思っています」</p>


        <p class="intvw">―ご自身も元弁護士で、作品を作るうえでその経験はどのように役立っていますか。 エピソードごとにでてくる弁護案件などの設定は自身の経験からですか</p>
        <p><span>グッゲンハイム</span>「とても役立っていますね。具体的に私が扱った案件を取り入れたりはしていませんが、ただ、弁護案件自体ではなく、自分の経験の中の証拠であったり、弁護上で進んでいった仕組みというように、要素として参考にした部分はあります。基本的には裁判の内容を先に考え、イーライと主要人物をどのように絡めていくかを考え、一部自分の経験も加えながらエピソードとしてまとめていくという感じです」</p>


        <p class="intvw">―イーライが感じるビッグ・クライアントと正義との間で揺れ動く感情などは自身も経験したのですか</p>
        <p><span>グッゲンハイム</span>「はい、その点は自身の経験がとても関係しています。イーライの弁護士としての考え方として、最初は大企業相手の野心家弁護士だったのですが、最終的には弱者、正義のために戦っていくという方向に変わります。これはまさに実際の私の経験に基づいています。私自身も、せっかく弁護士になったのに、気がついたらお金持ちをさらにお金持ちにするために手助けしているだけだと気がついたときがありました。イーライの心の変化は、まさに私のその経験からきています」</p>


                <h4>本作の最も大切なメッセージは正義。ただエンターテインメントとして純粋に楽しんで欲しい</h4>


        <p class="intvw">―最新劇場公開作「グリーン・ランタン」では、脚本と原案を担当されていますが、劇場映画と「フラッシュフォワード」や「弁護士イーライのふしぎな日常」のようなTVドラマシリーズでは、何が大きく違いますか</p>
        <p><span>グッゲンハイム</span>「TV業界が洗練されればされてくるほど、TVと映画の業界の違いもなくなりつつあると思います。たとえば「フラッシュフォワード」のような番組は、一話一話を映画のようにしていこうという意欲で臨んだ作品でした。だから今あえて違いを言うとすれば、「時間とお金」だと思います。TVよりも映画のほうが時間もお金も比較的割くことができるという点ですね。アメリカの場合、脚本家がその作品に関わることができる度合いで考えると、TVのほうが比較的最後まで関わることができ、映画のほうはそうでもない、ということも言えますね。ただ、どちらがよいということではないですね」</p>


        <p class="intvw">―個人的にはどんなジャンルの映画が好きなのですか</p>
        <p><span>グッゲンハイム</span>「アクション・ムービーとSFが大好きです。中でも「スタートレック」「スター・ウォーズ」などが好きです。ほかにも選ぶのが難しいくらいいろいろあります(笑)」</p>


        <p class="intvw">―脚本家としては将来的にどのような作品に携わりたいですか</p>
        <p><span>グッゲンハイム</span>「脚本家としては最終的にはやはりアクション・ムービーに携わりたいと思っていますが、ただ、それまでの間もさまざまなジャンルのTVシリーズにも関わっていければと思っています」</p>



        <p class="intvw">―映画やTVドラマの監督業にも興味があるのでしょうか</p>
        <p><span>グッゲンハイム</span>「かもしれませんね。そういう依頼もたくさんあるのですが、今は絶対に監督をしたいと強く思っている段階ではないですね。イーライの次のシーズンをやるときには監督をやれば？と言われることもあるのですが、自分としては現状では監督業を強く望んでいるわけではないですね。将来的にはあるかもしれませんが」</p>


        <p class="intvw">―「弁護士イーライのふしぎな日常」は仕事のこと、家族のこと、恋人とのこと、善と悪、など多くのメッセージがあるドラマですが、見た方に最も感じてほしいことは？　これから見る方へ、見どころとメッセージをお願いします</p>
        <p><span>グッゲンハイム</span>「この作品のいちばん大切なメッセージは正義です。正義と言っているのは、法的なことで正義を貫くということだけではなく、人としての公平性、正義を貫く生き方などを感じてほしいと思います。また、信念をもつということもこの物語の大切なメッセージです。特にアメリカでは、宗教と信念ということで混乱しがちなのですが、宗教心がなかったとしても、心の中に信念をもつ、何かを信じていくことはできるということを伝えたかったのです。世界中ではさまざまなことが起こっています。たとえば社会正義に関することであったり、経済や、戦争、動物保護の問題であったり、健康に関することだったり...。このドラマのひとつひとつのエピソードも、こうしたいろいろな問題意識の喚起になればと思っています。ただ、この物語はエンターテインメントなので、純粋に楽しんでいただいて、そこから何か感銘を受けたり影響を受けたりしてくれればうれしいですね」</p>


            <div class="clr"></div>

                                </div>
<!-- /インタビュー -->




<!-- プロフィール -->
			<div class="plofile">
					
						<h4>プロフィール</h4>
						
						<div class="inners">
							<div>マーク・グッゲンハイム</div>
							<p>1970年、米ニューヨーク、ロングアイランド出身。ボストンの有名法律事務所で弁護士として働いていたが、TVの脚本家になる夢を追うために辞職。過去11年間に「ザ・プラクティス」（'０１）、「ロー＆オーダー」（'０１〜'０４）、「ブラザーズ＆シスターズ」（'０１〜'０４）、「Jack & Bobby（原題）」（'０４）、「フラッシュフォワード」（'０９〜'１０）などの人気TVシリーズに携わる。「弁護士イーライのふしぎな日常」（'０8）の共同製作総指揮、脚本を兼任。本作で「全米脚本家組合賞」の「最優秀TVドラマ賞」にノミネートされた。現在は、コミック(「スパイダーマン」、「ウルヴァリン」、「The Flash」)、ビデオゲーム(「Call of Duty 3」)、映画「グリーン・ランタン」など、さまざまなメディアに脚本を提供している。</p>
						</div>
						<div class="information">
						<div>「弁護士イーライのふしぎな日常」</div>
<p>2008年、米<br>製作総指揮：グレッグ・バーランティ、マーク・グッゲンハイム<br>出演：<br>イーライ・ストーン：ジョニー・リー・ミラー　（声／土田 大）<br>ジョーダン・ウェザーズビー：ビクター・ガーバー（声／広瀬 彰勇）<br>テイラー・ウェザーズビー：ナターシャ・ヘンストリッジ（声／冬馬 由美）<br>パティ：ロレッタ・デバイン（声／高乃 麗）<br>マット・ダウド：サム・ジェーガー（声／佐藤 美一）<br><br><br><br><br>
「弁護士イーライのふしぎな日常」<br>最終話までDVD一挙リリース開始<br>発売元／ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン<br>
<br>
【リリース・スケジュール】<br>
●10月8日（土）Vol.1〜3 レンタル<br>
●10月8日（土）DVD　Vol.１発売 （1500円／税込）<br>
●10月19日（水Vol.4〜6 レンタル<br>
●10月19日（水）DVDコレクターズBOX Ｐart1発売（9450円／税込）<br>
●11月2日（水）Vol.7〜9 レンタル<br>
●11月16日（水）Vol.10〜12レンタル<br>
●11月16日（水） DVDコレクターズBOX　Ｐart2発売（1万500円／税込）<br>
<br>
イーライ・ストーンはサンフランシスコの大手弁護士事務所のエリート弁護士。報酬は高額、高級車を乗り回し、婚約者テイラーは超美人で同じ弁護士、という誰から見ても勝ち組。主に引き受けるのは大手企業や富裕層など資金豊富なクライアントの案件で、その勝利を勝ち取るのが彼の主義だった。
だが、ある日突然イーライは不思議な体験をするようになる。誰にも聴こえないはずの音楽が聴こえてくるのだ。　最初はオルガンの美しい和音、そのうちそれが曲になり、そして自宅でくつろいでいると、完全なる楽曲が聴こえる。　その曲に導かれてリビングルームにいくと、そこにはなんと、テーブルの上で名曲「フェイス」を熱唱するジョージ・マイケルが！　困惑するイーライだったが、その後も、突然同僚たちがオフィスで歌いながら踊りだしたり、自分に向かってプロペラ機が飛んできたり、オフィスのトイレのドアを開くとハワイだったり、幼い頃に亡くなった父親が現われたり・・・毎日奇妙な"ビジョン"に悩まされつづけるようになる。　医師である兄のネイサンに相談し、精密検査を受けると、脳の治療困難な場所に動脈瘤があることが判明。ネイサンの診断は「動脈瘤の位置により、まれに幻覚が見えることがある」というものだった。だが、彼が見るビジョンは未来を予見しているようなものばかり。しかもそのビジョンは、まるでお告げのようにイーライの意思とは無関係に、彼を"正義の弁護士"として弱者を救う道へと引っ張っていくのだった。</p>
							<img src="/interview/2011/09/14/g004.jpg" width="300" ><br><br>
							<img src="/interview/2011/09/15/g005.jpg" width="300" ><br><br>
							<img src="/interview/2011/09/14/g006.jpg" width="300" ><br><br><br><br><br><br><br>

						</div>						
					</div>
<!-- /プロフィール -->
<div style="text-align: center;">
<div class="copy"> &copy;ABC Studios.</div>
</div>
]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>『猿の惑星：創世記（ジェネシス）』ルパート・ワイアット監督インタビュー</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dvddata-mag.com/interview/2011/09/post-51.php" />
    <id>tag:www.dvddata-mag.com,2011:/interview//5.477</id>

    <published>2011-09-20T00:05:46Z</published>
    <updated>2011-09-20T00:16:40Z</updated>

    <summary>         			                          人間...</summary>
    <author>
        <name>管理者</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dvddata-mag.com/interview/">
        <![CDATA[        <!-- 説明 -->
			<div class="epi">

            <div class="phbox"><img src="/interview/2011/09/14/m001.jpg" width="215" ></div>
            <p class="l_pad">人間と猿の立場が逆転した世界という独創的な設定と、革新的な特殊メイク、衝撃の結末でＳＦ映画の金字塔となった「猿の惑星」から43年。なぜ人類の文明が崩壊し、猿が支配者となったのか？　その起源に迫る「猿の惑星：創世記（ジェネシス）」が10月7日（金）公開。シーザーという一匹のチンパンジーが突然変異的な進化を遂げていくさまを描いた本作では、そのシーザーをはじめ、登場する猿はすべてCGで表現されている。長編監督2作目にして偉大なるＳＦ映画シリーズに挑み、WETAと組んでシリーズ初のデジタル・エイプを創造した新鋭ルパート・ワイアット監督が製作の裏側を語った。</p>

            <div class="clr"></div>
            </div>
<!-- /説明 -->


<!-- インタビュー -->
            <div class="box">



        <p class="intvw">―「猿の惑星：創世記(ジェネシス)」は従来のシリーズとは一線を画すものですね？</p>
        <p><span>ルパート・ワイアット監督(以下ワイアット)</span>「確かにそうだね。僕らは何か別のものをやってみようとした。これまでの『猿の惑星』シリーズにはない現代を舞台にした物語で、現実に根ざしているところもある」</p>


        <p class="intvw">―今作では着ぐるみや特殊メイクでなく、パフォーマンス・キャプチャーで表現された猿が豊かな感情表現を見せていますね。パフォーマンス・キャプチャーの技術は近年、飛躍的に発達したように思えます</p>

                    <div class="phbox_r"><img src="/interview/2011/09/14/m006.jpg" width="300" ></div>

        <p><span>ワイアット</span>「そのとおりだよ。この映画は自分が今までに手掛けてきたものとはまったく別物という感覚で新たに取り組んだんだ。学ぶべきことは膨大にあったよ。本当に大変だとわかったことは、人間の姿を写真のようにリアルな類人猿に画像化するあらゆる段階で２回ないしは３回パフォーマンス・キャプチャーの作業を行って映画を作っていかなければならないということだった。作業量は膨大だし、時間もかかる。映像をカットして、それからビジュアルを固めていくというような伝統的な映画とは違い、常に偏差があるから、成形して微妙にずらしていかなければならない。パフォーマンス・キャプチャーでなければ実現できないことはあるし、アクションや表情などいろんなことに手を加えることができるけど、人間のパフォーマンスからあまりにも逸脱してしまうことは決して賢明なことではないと思う。実際の情感のこもったパフォーマンスを使って作業をしているからこそすごく独創的なものになるんだ。僕らが今回達成したことは、目を見張るようなことだ。写真のようにリアルな自然を表現することでさえ、これまでには達成できなかったことだ。最初に作業を始めたとき、WETAのジョー・レッテリが言っていたことだが、この映画で技術的に駆使されたことは『キング・コング』('05)のはるか先を行くものだ。僕が聞いていたのは、CGIでうまく表現するのが大変なのは、水と体毛ということだった。当然のことながら、僕らは膨大な量の体毛を必要としていた。何がリアルで、何がそうでないかという点で、実際に観客の目を圧倒するようなものをやり遂げたと確信しているよ」</p>



        <p class="intvw">―チンパンジーは異世界のクリーチャーではなく、私たちにとっては身近な動物です。これをふまえても観客に驚くべき体験を提供することができると思いますか？</p>

                    <div class="phbox_l"><img src="/interview/2011/09/14/m004.jpg" width="300" ></div>

        <p><span>ワイアット</span>「もちろんだよ。これは演技する役者と実際のエフェクト担当者とのまさに融合なんだ。もちろんそんなに簡単なものではなかったね。このプロジェクトに携わり始めたとき、僕は世間知らずにもこれがソーセージ工場か何かであるような印象を持っていた。撮影現場で創りだすものをなんでもコンピュータにぶっこんでおけば、歩けてしゃべることができる完璧な類人猿が飛び出してくるんだとね。今回の場合、あるいはパフォーマンス・キャプチャーを使うどんな場合でも、たどるべき道のりははるかに遠い。というのは、俳優がなすべきパフォーマンスを作るのではなく、ある程度の機微やニュアンスを取り出すには、アニメーターに頼る必要があるからだ。アンディ　(・サーキス)がほんの少し微かに頭を動かしたとして、その意図することを認識し、理解するのはアニメーター次第だ。そうなるように促し、それぞれのショットを監視するというのは当然のことながら僕の仕事だ。だが、油断するとすぐに見逃してしまう。今回僕らが幸運だったのは、自分たちにできうる最良のショットを作るという有益な時間を取れたことだと思う」</p>



        <p class="intvw">―アンディ・サーキスとの仕事はどんな感じでしたか？　彼はパフォーマンス・キャプチャーでシーザーのキャラクターに魂を吹き込んだわけですが</p>
        <p><span>ワイアット</span>「それは実に淀みないものだったね。この映画が始まるまで僕はアンディと一緒に仕事をしたことがなかった。彼は会ってみたいと思うとても好感の持てる人物のひとりであるということに加えて、自分の周りにいる誰をも上達させる能力を持つ俳優のひとりでもある。よく働くし、すごい食欲の持ち主で、もっと働くために他の人の分まで取って食べるほどなんだ（笑）。とても早い段階で、彼がやるべきパフォーマンス（演技）がかつて誰もやった事がないようなものではないという事を、彼はただやって見せるだけで僕にわかるように説明してくれた。彼の役割は「シーザーを演じる事」であり、人間役でグレイのスーツを着ていたとしても、今回のように人工装具のついたチンパンジーの服装一式でドレスアップしていても、同じことなんだ。一週間もしないうちに、僕らは彼がどんなふうに見えるかということをすっかり忘れてしまって、実際に類人猿を見ても、彼が演じているように見えてしまったほどだよ。彼は演技に対して本物の情熱を持っていて、今はイマジナリウムという自分のスタジオまで作ってしまった。俳優に何ができるかということを探求することに関心を寄せている。アンディはパフォーマンス・キャプチャーだけでなく演技のあらゆる局面において成功する役者であることは間違いない。事実そうなっているしね。」</p>



        <p class="intvw">―この映画には通常のブロックバスター映画とは違う面白さや魅力があると思いますか？</p>
        <p><span>ワイアット</span>「確かに『トランスフォーマー』とは違うからこそ面白いと思うよ（笑）。つまり、これはアクションだけの映画ではないという意味でね。この映画は確かに超大作映画である事は間違いないが、きわめて繊細で深遠な本質にかかわる作品ということも大きな部分を占めている。まさにキャラクターの映画だ。だがキャラクター映画として異例なのは、本物の類人猿ではなくパフォーマンス・キャプチャーを使ったから、あらゆるショットが特殊効果による撮影で、しかも途方もなく大きな映画だということだ。極めて小さなことから始まって、次第にだんだん大きく成長していく。人間と類人猿との大きな闘争を扱うさらに進んだ映画になることを希望して基礎作りをしている。そして、これは創世記の物語なんだ」
</p>


        <p class="intvw">―劇中ではキャラクターの葛藤が繊細に描かれていますね</p>

                    <div class="phbox_r"><img src="/interview/2011/09/14/m003.jpg" width="300" ></div>
        <p><span>ワイアット</span>「この物語の要は父と息子の関係にある。ジェイムズ・フランコ演じる科学者ウィルとジョン・リスゴー演じるアルツハイマー病に冒された父との関係、ウィルと彼がわが子のように育てるチンバンジーのシーザーの関係双方にこれを見て取れる。興味深いところがあるよね。というのは、この作品では父親を救おうというウィルの執着が描かれており、それが最終的には、潜在的に彼自身の息子の裏切りへとつながっていく。このような大作映画にはあまりない語り口だ。いろんな出来事やそれをとりまく状況から生まれたものではなく、キャラクターの物語だからだ。人間の愚かさ、思いやりと身勝手さを描いた物語だ。これほどすばらしい性格俳優とともにそういうテーマを掘り下げることができたのは素晴らしいことだった」
</p>



        <p class="intvw">―「猿の惑星」はSF映画の金字塔ともいうべき偉大なシリーズです。責任の重さを感じておられますか？</p>

                    <div class="phbox_l"><img src="/interview/2011/09/14/m005.jpg" width="300" ></div>

        <p><span>ワイアット</span>「確かにそうだね。折に触れ、さまざまなところで実感するよ。今回の新作のいい点は、神話的な要素とこれまでの作品を踏襲しながらも現実の世界を扱っていることだと思う。オリジナルと関連する要素もあるから、物語的には革命の始まりという立ち位置になるけれど、これまでのシリーズとの大きな違いは、僕らがこの物語を未来的な環境ではなく、現実の世界に置いてみようとしたことだった。僕らはペストやそんなようなものでバタバタと死んでいくというような神話的なアイデアを扱っているのではない。そういうことを排除し、ここに今あるものでいくことにした。動物の生体実験と科学の進歩、そして要、不要にかかわらず人間の病気の治療法を見つけるために動物を使うという事象を扱っている。パンドラの箱を開ける可能性についての物語なんだ。観客がこの映画に興味を持ってくれればと願っているよ」
</p>


            <div class="clr"></div>

                                </div>

<!-- プロフィール -->
            <div class="plofile">
                    
                        <h4>プロフィール</h4>
                       
                        <div class="inners">
                            <div>ルパート・ワイアット監督</div>
                            <p>1972年、イギリス生まれ。16歳のときにBBC映画コンテストの勝者となり、パリで大学に通いながら、プロの監督＆脚本家としてのキャリアをスタート。脱獄スリラー｢THE ESCAPIST｣('08)で長編監督デビュー。サンダンス映画祭で同作品が高く評価され、本作でハリウッド・メジャー進出を果たした</p>
                        </div>
                        <div class="information">
                        <div>「猿の惑星：創世記(ジェネシス)」　</div>
<p>10月7日(金)公開<br>　20世紀フォックス配給<br>
<br>
サンフランシスコの製薬会社に勤める神経科学者ウィル(ジェイムズ・フランコ)は、開発中のアルツハイマー病の新薬を投与していた母猿から生まれた子猿を自宅に連れ帰り、シーザーと名付けて育てることにする。3年後、すくすくと成長したシーザーは、新薬の効果を母猿から受け継ぎ、類いまれな"知性"を発揮し始めていく。そんな折、ウィルの父チャールズ(ジョン・リスゴー)が、隣人とトラブルを引き起こす。その様子を屋根裏部屋から目撃したシーザーは、チャ−ルズを助けようとしてその隣人を傷つけてしまい、霊長類保護施設に入れられる。施設でシーザーを待ち受けていたのは飼育係の陰湿な虐待だった。人間の愚かさに失望したシーザーはようやく施設に迎えにきたウィルを拒絶し、ある決意のもとに動き出す。</p>
                            <img src="/interview/2011/09/14/m002.jpg" width="300" >

                        </div>
 </div>
                       
                    
<!-- /プロフィール -->
<div style="text-align: center;">
<div class="copy"> &copy;2011 Twentieth Century Fox Film Corporation</div>
<div class="copy">Michael Germana/Everett Collection</div>
<div class="copy"> &copy;20th Century Fox Film Corp. All rights reserved/courtesy Everett Collection/AFLO</div>
</div>


]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>「さすらいの女神（ディーバ）たち」を引っさげ来日現代フランス映画界を背負って立つ、マチュー・アマルリックにインタビュー！</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dvddata-mag.com/interview/2011/08/post-50.php" />
    <id>tag:www.dvddata-mag.com,2011:/interview//5.476</id>

    <published>2011-08-23T00:39:09Z</published>
    <updated>2011-09-02T09:56:35Z</updated>

    <summary>       			                          「潜水服...</summary>
    <author>
        <name>管理者</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dvddata-mag.com/interview/">
        <![CDATA[      <!-- 説明 -->
			<div class="epi">

            <div class="phbox"><img src="/interview/2011/08/23/001.jpg" width="215" ></div>
            <p class="l_pad">「潜水服は蝶の夢を見る」や「007/慰めの報酬」など、今や世界的に活躍するフランス人俳優のマチュー・アマルリック。フランス映画好きには「そして僕は恋をする」などアルノー・デプレシャン作品の常連として人気だ。だが、実はもともと監督志向が強く、長編4作目になる「さすらいの女神(ディーバ)たち」で2010年、第63回カンヌ国際映画祭の最優秀監督賞を見事受賞した。マチュー演じる落ちぶれたTVプロデューサーが、再起を目指してショー・ダンサーの一団を引き連れてフランスで巡業する姿を通して、人生の悲哀を浮き彫りにしたロード・ムービー。来日した彼に、作品への思いを直撃インタビューした。</p>

            <div class="clr"></div>
            </div>
<!-- /説明 -->


<!-- インタビュー -->
            <div class="box">

                <h4>見た目が完璧な女性なんていない</h4>

                    <div class="phbox_r"><img src="/interview/2011/08/23/002.jpg" width="300" ></div>

        <p class="intvw">―カンヌで受賞されたとき、出演したダンサーたちと一緒にステージに上りましたね。</p>
        <p><span>マチュー・アルマリック(以下アマルリック)</span>「あの時は、もう頭が真っ白だった。正直、自分がどんな賞を獲ったかわからず、とにかく、みんなで賞を得たことを喜びたいと思ったから、みんなでステージに上った。本当はあと２人、ステージに上げて一緒に喜びたい女性がいたんだよ(笑)」</p>


        <p class="intvw">―この映画を「女性たちのために作った」という話も伝わっていますが？</p>
        <p><span>アマルリック</span>「とんでもないよ、僕はそんな偽善者じゃない。僕は、"男である僕から見た女の世界"というものを女性たちが観たときに、そこに何かを見いだしてくれるんじゃないかと思ったんだ。そして、主人公であるジョアキムがとても個性的な体をもつ女性たちの中で孤立していき、孤軍奮闘する中で、結局彼女たちに圧倒されて、男性としての自信も見失う。そんな姿をちょっとからかって描いてもいるんだ」</p>


        <p class="intvw">―個性的な体をもつ女性とおっしゃいましたが、ダンサーたちはセクシーでゴージャスなショーで観客を魅了します。そんな彼女たちは決して若くもないし、スタイルも崩れている。けれど、彼女たちはパワフルで自信に満ちていますよね。</p>
        <p><span>アマルリック</span>「そうなんだ。そこにこそ、この映画の哲学があるんだ。現代社会は、完璧な肉体や完璧な美というものを求めている。それに対するアンチテーゼとして、彼女たちが闘っているんだ。そもそも人生で完璧な女性と生きることなんてできないし、そこがまた人生のいいところだし、女性は年を重ねることで美しくなる。だから、見た目の美しさだけで人はひかれたりしない。そこがミステリアスで、男女関係の理解を超えたところなんだよ」</p>




        <p class="intvw">―演じられたジョアキムには自分自身を投影しているんですか？</p>
        <p><span>アマルリック</span>「シナリオは非常に長く時間をかけて、何稿も何稿も書いた。その時は自分が演じるとは全くの想定外だった。ジョアキムのモデルは僕が一緒に仕事をしているプロデューサーだったし、彼にジョアキムを演じてもらおうと思っていたほどだ。ところが、僕が演じることになり、どうアプローチしようかと考えて、まずヒゲを生やして、髪型を変えて、実生活では絶対着ないようなスーツを着たり、ちょっとプロデューサーっぽい仕草や女性に対するぞんざいな物言いをしてみたり、普段の僕は絶対にやらないことばかりやってみた。でも、ジョアキムみたいにフランスを捨ててアメリカに行っちゃうなんて、やってみたいけどやれない。だから、ジョアキムに僕の憧れの部分を投影しているかもしれないね」</p>


        <p class="intvw">―あなたは、「そして僕は恋をする」をはじめ悩み多い男を演じてきたと思いますが、今回のジョアキムも悩み多き男ですね。</p>
        <p><span>アマルリック</span>「確かにジョアキムはたくさんの問題を抱えている。映画の中では3日間の時間が流れているけれどその中で、彼がどんな悩みを抱えているのか、彼の過去を少しずつひもといていくようなストーリー展開にしている。彼がパリに行く理由も、パリでの公演をやるはずだった劇場がなくなったから解決しに行くのだけれど、行けば、それだけではなく彼には子供がいて、その子たちとはずいぶん会っていないようだ・・・と、ジョアキムの日常は悩みでいっぱいなんだよ。実は編集のときに、演じている自分を見て驚いたことがあった。今回の撮影は本当に楽しくてたまらなかった。それなのに、映像には絶望的なジョアキムの内面が浮かび上がっていたのに驚いたんだ。しかも、この映画を見た僕のパートナーから、『でも、普段のあなたもこんな感じよ』と言われて、もっと動揺したよ。『あなたは一緒にいて難しいタイプよ』って。『僕が愉快じゃないってどういうことだ』と言い返したけどね(笑)」</p>



                <h4>映画に至る着想は日常のささいなこと</h4>

                    <div class="phbox_l"><img src="/interview/2011/08/23/003.jpg" width="300" ></div>

        <p class="intvw">―アマルリック監督は映画を撮る上で、最も大切にしていることはどういうことでしょう？</p>
        <p><span>アマルリック</span>「全てを大切にしている。だから問題なんだ。何千という問題が映画の中にあるから、うっかりするとその中に自分が溺れそうになる。そこで肝に銘じているのは、このシーンは何を語りたいんだろうか、このシーンの意味は何だろうということを絶対に忘れてはいけなんだ。すでに撮ったショットとこのシーンがどう呼応してくるのかと考えなきゃいけない。そして、これから撮るショットとどう関係してくるかも考えなくてはいけない。必ずしも時系列で撮ってるわけじゃないですからね」</p>



        <p class="intvw">―今回の映画で、とくに力を注がれたことは何でしょう？</p>
        <p><span>アマルリック</span>「全ての可能性を脚本の段階で書き込むことに時間をかけたんだ。つまり、映画ではジョアキムの過去や、なぜ彼がフランスを捨てたのか、どうやって彼女たちと出会ったのか、何時何分の汽車に乗ったのかとかは描かれない。だけど、そうしたことを全て脚本に書き込んでおくことによって、撮影現場で感覚も研ぎ澄まされていく。だからこそ、観ている人たちにシナリオがないような、ちゃんと演出されてないような、そしてドキュメンタリーっぽいような作品という印象を与えることができたと思うんだ」</p>

                    <div class="phbox_r"><img src="/interview/2011/08/23/004.jpg" width="300" ></div>

        <p class="intvw">―今後、映画監督としてどんな映画を撮っていきたいですか。</p>
        <p><span>アマルリック</span>「これを映画にしたいと思う着想点というのは、実はほんのささいなことなんだ。読んだものや、見たもの、誰かと話したことや何かで傷ついたこととか、そんなちょっとしたアイデアがいろんなものと反応し合って、生まれてくる。まるで漏斗みたいな感じで、アイデアが段々と集約されてくる。最初はコラージュに似ているかもしれないね。時には全く相反する矛盾したものなのに、そこからテーマが生まれてくることもある。今は、(フランス国立学校で製作を教えているので)、演劇の学生たちと実験的な芝居を作ったり、アート系の学生たちが作品を作るのを見ていて自分自身も作ろうと思ったり。いろいろなことを並行して行なっているんだ。実は今、ジョン・ゾーンというフリー・ジャズ・ミュージシャンのドキュメンタリーを撮っているんだ。彼は親日家で、90年代に東京の高円寺に住んでいた。それで今回、彼のことを知るミュージシャンの巻上公一と高円寺に行ってきた(笑)。作品を思いついた瞬間ってとても心地いい時なんだ。これから2年ぐらいは構想練って温めて・・・。幸せな時を過ごす。それはまるで誰かと出会ったときと同じ。一夜だけで終わることもあるけれど・・・、たまには子供を一緒に作る関係にもなる。それと同じさ（笑）」</p>

            <div class="clr"></div>

<div class="copy">取材・文／前田かおり</div>

                                </div>
<!-- /インタビュー -->




<!-- プロフィール -->
			<div class="plofile">
					
						<h4>プロフィール</h4>
						
						<div class="inners">
							<div>マチュー・アマルリック</div>
							<p>1965年、仏・パリ近郊のヌイイ=シュル=セーヌ生まれ、アルノー・デプレシャン監督に俳優の素養を見いだされて、「そして僕は恋をする」('96)、「キングス&クイーン」('04)などに出演。フランス国内だけでなく、スティーヴン・スピルバーグ監督の「ミュンヘン」('05)、「007/慰めの報酬」('08)などハリウッド映画でも活躍。他、'07年の「潜水服は蝶の夢を見る」での熱演は記憶に新しい。映画監督としては「スープをお飲み」('97)、「公共問題」('03)など</p>
						</div>
						<div class="information">
						<div>「さすらいの女神（ディーバ）たち」</div>
<p>9月中旬公開<br><br><br><br>
テレビ業界で成功したプロデューサーだったジョアキムは、トラブルから家族も友人も捨てアメリカに渡った。数年後、ストリップのバーレスク・グループを引き連れてフランスへ凱旋。各地を巡業しつつ、パリで最終公演を行うべく奔走するが、なかなかうまく行かない・・・。</p>
							<img src="/interview/2011/08/23/005.jpg" width="300" >

						</div>
						
					</div>
<!-- /プロフィール -->



]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>「カントリー・ストロング」で歌声を披露！グウィネス・パルトロウがインタビューに率直に答えた！</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dvddata-mag.com/interview/2011/08/post-49.php" />
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    <published>2011-08-19T11:00:23Z</published>
    <updated>2011-08-19T11:31:44Z</updated>

    <summary>        			                          グウィ...</summary>
    <author>
        <name>管理者</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dvddata-mag.com/interview/">
        <![CDATA[       <!-- 説明 -->
			<div class="epi">

            <div class="phbox"><img src="/interview/2011/08/17/g001.jpg" width="215" ></div>
            <p class="l_pad">グウィネス・パルトロウが、グラミー賞を何度も受賞しているカントリー･ミュージック界の女王、ケリー・カンターを演じた「カントリー・ストロング」。本作でパルトロウは、ギターを弾き、伸びやかな歌声を披露した。</p>

            <div class="clr"></div>
            </div>
<!-- /説明 -->


<!-- インタビュー -->
            <div class="box">


        <p class="intvw">―この映画に出演してカントリー・ミュージックの世界について学んだことは？</p>
        <p><span>グウィネス・パルトロウ（以下、パルトロウ）</span>「実際多くを学んだわ。カントリー・ミュージック業界の人たちってみんな本当にいい人ばかり。とても温かくて、オープンでお互いを助けあっているの。米国南部の温かいおもてなしの心を持っている。すごく良かったわ。他のエンタメの世界にあるような必死で非情な感じはしなかった。とてもいい人たちばかりだったわ」</p>


        <p class="intvw">―ステージで歌っている時はロックスターの気分になりました？</p>
        <p><span>パルトロウ</span>「全然そんな気分ではなかったわ。映画の最後に大きなパフォーマンス・シーンがあるのだけど、撮影の時最初は恐怖に怯えたの。その日の途中くらいから「なんか楽しくなってきた。歌手になる人の気持ちが分かってきたかも」って感じたの。そしてもちろん私のファンたちはお金をもらって来ている人たち。いつも良い反応を返してくれたわ」</p>


        <p class="intvw">―この役を演じる前はカントリー・ミュージックのファンでしたか？</p>
        <p><span>パルトロウ</span>「いいえ。私が育ったニューヨークではカントリー・ミュージック専門のラジオ局がなくて触れる機会がなかったの。もちろんメジャーな曲やクロスオーバーは聞いていたわ。クロスオーバーで好きなのはボニー・レイット、エミルー・ハリス、パティ・グリフィンなどね。若いころにはジョン・プラインを見にいったりもした。でもこの役を演じる前は多く聞いていたわけではないの。そしてカントリー・ミュージックを真剣に学ばなくてはならなくなった。本当に好きになったわ。そのことは私を驚かせた。37歳でまったく新しいジャンルの音楽にすっかり夢中になって、勉強して、すごく楽しかった。自分がカントリー・ミュージック・ファンや歌手になるなんてまったく想像していなかった事よ」</p>


        <p class="intvw">―カントリー・ミュージック映画には豊富な歴史があります。役の準備として何か作品を観ましたか？</p>
        <p><span>パルトロウ</span>「たくさん観たわよ。『テンダー・マーシ』は何度も観たし、『歌え！ロレッタ愛のために』も観た。準備のために何度もＤＶＤでパフォーマンスを観たの。カントリーの女性はすべて研究したわよ。私の役は単にカントリー歌手になりたい誰かではなかったから。有名なカントリーのスター歌手ということでプレッシャーがあったわね。映画によっては歌手になりたがっていたり、なる過程だったりするけれど、彼女は大スターなんだけど下り坂で、私としては「カントリーの大スターってどう演じればいいの？」って思った。もう色々な人を研究したわ。正直「分かった、これだわ」って思えたのはビヨンセ（ノウルズ）を繰り返し何度も観た後ね。現代のライブ・パフォーマーで最も優れているのは彼女だと思う。彼女はすごい自信を持っているの。彼女の自信をちょっとでももらえれば、最後のシーンをやりきることが出来るのではないかと思った。カントリー歌手を演じるためのインスピレーションがビヨンセだなんてあまり考えつかないと思うけど・・・」</p>



        <p class="intvw">―最初に完成した映画を試写した時どう感じましたか？</p>
        <p><span>パルトロウ</span>「とても誇らしく思った。すごくエモーショナルだけど複雑な点が気に入っているわ。キャラクターの誰もが白でも黒でもなく、善人でも悪人でもないの。長い期間の結婚生活がなんとなく壊れかけていて、込み入っていて、繊細な関係が描かれているのが好き。映画の中では音楽のシーンが一番気に入っているわ。音楽パフォーマンスのシーンは刺激的で楽しんで観れると思う。その中のギャレットが好きよ。他のみんなも」</p>


        <p class="intvw">―身体的に、そして精神的にどのように役の準備をしましたか？</p>
        <p><span>パルトロウ</span>「身体的な準備としては多くの回数の歌とギターのレッスンをしたわ。映画の中では大幅にカットされたシーンだけど、役の中の私がある恐ろしいことをした夜の後、朝起きて同じことをやり続けるの。私には理解できないわ。中毒になることは理解できるわよ。例えば昔たばこをすごく吸っていたの。「身体に悪いし癌になるし、パパは咽喉癌だったけど、吸ってしまえ」と思うことが自己破壊につながることは分かっていた。でもそれが他の誰かの人生を台無しにしてしまうことが理解できなかったの。だからロバート・ダウニー・Jrに「どういうことか説明して。理解できないの。一晩横たわって、ごまかして、でもなんの影響もなくて、吐いて、誰かを殺すかもしれないのに（平然と）朝起きてコーヒーを飲むわけ？」ってメールをした。彼は素晴らしい内容の返事をくれたわ。そのことに関する心理状態をとても分かりやすく説明してくれたの。彼にはすごく助けられたわ」</p>


        <p class="intvw">―なぜこのプロジェクトに興味を持ったのですか？</p>
        <p><span>パルトロウ</span>「すべてのキャラクターが複雑だという点と主人公が歳を重ねていて若い女性へのプレッシャーを感じていた所ね。『イヴの総て』のような側面を持っているのも好きよ。音楽へ挑戦しているというところも気に入ったわ」</p>


        <p class="intvw">―映画には違ったタイプのカントリー・ミュージックが出てきます。どのタイプに惹かれましたか？メインストリーム？シンガーソング・ライター？</p>
        <p><span>パルトロウ</span>「私はブルーグラスが好き。ブルーグラスを良く聞くし、シンガーソング・ライターの演奏が好きだわ。映画ではレイトンがカントリー・ポップ歌手、私が第一線のカントリー歌手、そしてギャレットがテキサス・カントリー。様々な違うタイプが聞けていいと思うわ。彼の「ラジオで流れているからと言って、それが良いとは限らない」っていうセルフが好きなの（笑）」</p>


                    <div class="phbox_r"><img src="/interview/2011/08/17/g002.jpg" width="300" ></div>

        <p class="intvw">―他の映画の中でもあなたの歌は上手です。カントリー・ミュージックは技術的に他のジャンルの曲と違うところはありますか？</p>
        <p><span>パルトロウ</span>「いままでボーカルを勉強したことはないの。私の声はもともと歌うのに向いているのだけれど、カントリー・ミュージックは領域が広くて。さらに鍛えなければならなかったわ。ロンドンのボーカルの先生はすごく厳しい人で、私から大きな強い声を引き出すことに集中してくれた。出た時は自分でもビックリしたけど。とても興奮したわ。それから歌の技術的なことを勉強し、同じ曲を何度も繰り返し練習した。ある時ジェイ・Ｚとコンサートで一緒に歌う機会があったのだけど、次の朝起きたら声が出なくなっていた。出し方が分からなくなってしまったのね。カントリー・ミュージックからは技術的な側面を多く学んだと言えるわ」</p>


        <p class="intvw">―映画でのあなたのキャラクターの運命についてどう思いますか？</p>
        <p><span>パルトロウ</span>「物語においてすごく重要だと思った。なぜならそうなることが、彼女が次のレベルへと進める唯一の方法だから。彼女の中の悪魔が征服してしまったのね。私の中では、彼女は若い人たちの世話役になったと思っている。彼女はチﾔイルズにバトンを渡したのよ」</p>



            <div class="clr"></div>

                                </div>



<!-- プロフィール -->
            <div class="plofile">
                    
                        <h4>プロフィール</h4>
                       

                        <div class="information">
                        <div>「カントリー・ストロング」</div>
<p>2011年8月24日（金）発売＆レンタル<br>　2,980円（税込）<br>ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント<br><a href="http://store.sonypictures.jp/item/f_movie/TSDD-80159.html">Sony Pictures Store</a>
<br><br><br>
カントリー界の女王であるケリーは、マネージャーである夫との愛は破綻し、プレッシャーからアルコール依存に陥り、流産。情緒不安定なまま再起のための全国ツアーを始めようとしていた。前座は彼女の若い恋人と新進アイドル歌手のチャイルズ。ケリーは貫禄のステージを見せつけるが、チャイルズの人気は急上昇。ケリーは焦りを感じる。</p>
                            <img src="/interview/2011/08/17/g003.jpg" width="300" >

                        </div>
 </div>
                       
                    
<!-- /プロフィール -->

<!-- /プロフィール -->
<div style="text-align: center;">
<div class="copy"> &copy;2010 Screen Gems, Inc. All Rights Reserved.</div>
</div>





]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>「スパイキッズ４Ｄ：ワールドタイム・ミッション」ジェシカ・アルバ＆ロバート・ロドリゲス　インタビュー</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dvddata-mag.com/interview/2011/08/post-48.php" />
    <id>tag:www.dvddata-mag.com,2011:/interview//5.470</id>

    <published>2011-08-19T11:00:00Z</published>
    <updated>2011-08-19T11:31:04Z</updated>

    <summary>       			                          見ている...</summary>
    <author>
        <name>管理者</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dvddata-mag.com/interview/">
        <![CDATA[      <!-- 説明 -->
			<div class="epi">

            <div class="phbox"><img src="/interview/2011/08/17/001.jpg" width="215" ></div>
            <p class="l_pad">見ているだけでワクワクするガジェットを持った子供たちが、世界を救うために大暴れする人気シリーズ「スパイキッズ」。その第４作「スパイキッズ４Ｄ：ワールドタイム・ミッション」が９月17日に公開される。本作の見どころは、一新されたキャストと３Ｄを超えた新たな表現"４Ｄ"（３Ｄ映像＋におい）だ。そこで、元スパイでキッズたちのママを演じたジェシカ・アルバと、監督、脚本、製作、音楽、撮影の５役を務めたロバート・ロドリゲスに緊急インタビュー！　子煩悩で知られる２人が子供向け映画への思いを熱く語り、監督は４Ｄの着想のきっかけまで明かしてくれた。</p>

            <div class="clr"></div>
            </div>
<!-- /説明 -->

<!-- インタビュー -->
            <div class="box">

                    <div class="phbox_r"><img src="/interview/2011/08/17/002.jpg" width="300" ></div>


        <p class="intvw">―ロバート･ロドリゲスは、あなたが赤ちゃんのオシメを替えている姿が、この作品のインスピレーションになったと言っていますが。</p>
        <p><span>ジェシカ・アルバ（以下、ジェシカ）</span>「きっと、そういうこともあったんだとは思うけど、おそらく私がロバートに"子供向けの映画に出演したい"と言ったのが始まりだったんじゃないかしら。初めて母親になり、仕事と家庭を両立させようと四苦八苦している女性をちゃんと描いた作品がないのはおかしいと言ったのよ。だって、そういう姿をリアルに描くだけでちゃんとコメディになるんだもの、映画のテーマとして面白くならないはずはないわ」</p>


        <p class="intvw">―この映画はまさに、その通りですね。</p>
        <p><span>ジェシカ</span>「そうなの。だから私も、いろんな意見を言った。具体的にはどこっていいづらいけど、ほんと全体にわたってね。ロバートも５人の子供の父親だから、その辺はまさにツーカーな感じよね。すごく楽しい現場だったわ」</p>


        <p class="intvw">―赤ちゃんを抱っこしてアクションしていましたが、あの赤ちゃんは？</p>
        <p><span>ジェシカ</span>「もちろん人形よ。精巧にできたアニマトロニクスなの。軽ければラクだったんだけど、重さもホンモノの赤ちゃんと同じくらい。だから映画のなかでフーフー言っているのは演技じゃないのよ」</p>

<br>


                    <div class="phbox_l"><img src="/interview/2011/08/17/006.jpg" width="300" ></div>


        <p class="intvw">―これからも、こういう子供向けの映画には出てみたい？</p>
        <p><span>ジェシカ</span>「機会があればね。今はＴＶ番組と、ある映画のアイデアについて進めているところ。赤ちゃん用品ブランドの開発もあって忙しいんだけど、それでもこれまでより全然、余裕がある。子供に合わせた。ゆったりした生活を送ろうとしているのよ」</p>

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                    <div class="phbox_r"><img src="/interview/2011/08/17/003.jpg" width="300" ></div>


        <p class="intvw">―４Ｄが"におい"というアイデアはどうやって生まれたのですか？</p>
        <p><span>ロバート・ロドリゲス（以下、ロバート）</span>「３作目が３Ｄで『スパイキッズ３-Ｄ：ゲームオーバー』というタイトルだったから、今回は"４Ｄ"と謳いたくて、何をもって４Ｄと呼ばせるのかを考えたんだ。で、浮かんだのが、子供のころに見たジョン･ウォーターズの『ポリエステル』。あのにおいのアイデ アを拝借したわけさ。もちろん、僕たちの場合は子供が喜ぶにおいばかりだけどね」</p>


        <p class="intvw">―あなたは今回も、監督だけではなく脚本、撮影、製作、そして作曲までやっています。この作品だけは、自分でできる限りのことをやってみたいのですか。</p>
        <p><span>ロバート</span>「それはちょっと違うね。あくまで製作費の問題で、資金さえあれば誰かに任せたいよ。今回も、あまりに忙しくて、ときどき、現場に行きたくないこともあったくらいで・・・・・・先日、あるCMの監督をやったんだけど、そのスタッフはすごかった。『アバター』の撮影監督に、編集はデビッド･フィンチャーの作品をやっている才人だった。こういう人たちと仕事するのは最高だったけど、製作費のほうも最高で、妙に落ち着かなくて。やっぱり僕は自分でやるほうがいいのかなってね（笑）」</p>


<br>
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                    <div class="phbox_l"><img src="/interview/2011/08/17/004.jpg" width="300" ></div>

        <p class="intvw">―そんなに忙しくても、このシリーズを作ってしまうほど、魅せられているのはどういう部分？</p>
        <p><span>ロバート</span>「やっぱり子供たちに勇気と夢を与えられるところだろうね。同じくらいの年齢の子供がスパイのガジェットを使って世界を救う。そういうのって子供にとってはたまらなく魅力的だと思うんだよ。僕も子供のころは『星の国から来た仲間』という作品が大好きだった。主人公の姉弟には特殊な力があって、それに憧れたものだよ」</p>


<br>
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        <p class="intvw">―これからの作品について教えて下さい。</p>
        <p><span>ロバート</span>「まず、フランク･フラゼッタとラルフ･バクシによるアニメーション『ファイヤー＆アイス』のリメイクで、３Ｄの実写とアニメを組み合わせたものになると思う。『シン・シティ』の続編も前作と同じ手法の３Ｄ。『ヘビーメタル』はオリジナルと同じようにオムニバスのアニメで、それぞれ異なる監督が作ることになると思うよ。これはまだ３Ｄになるかわからない。どういう順番で作るかはまだ決めてないけどね！」</p>



            <div class="clr"></div>

<div class="copy">取材・文／渡辺麻紀</div>

                                </div>



<!-- プロフィール -->
            <div class="plofile">
                    
                        <h4>プロフィール</h4>
                       
                        <div class="inners">
                            <div>ジェシカ・アルバ</div>
                            <p>1981年、米カリフォルニア州生まれ。00年から放送されたＴＶシリーズ「ダークエンジェル」で主人公、マックスを演じ注目を集める。ロバート・ロドリゲスとの仕事は「シン・シティ」、「マチェーテ」に続いて３作目。現在、１児の母として家庭と仕事を両立している。</p>
                        </div>

                        <div class="inners">
                            <div>ロバート・ロドリゲス</div>
                            <p>1968年、米テキサス州生まれ。「エル・マリアッチ」、「デスペラード」、「レジェンド・オブ・メキシコ」といった一連のメキシコ系アクション映画で注目を集める。01年、シリーズ第１作となる「スパイキッズ」を手掛け、子供向け映画にも進出した。ガジェットを多用したアクション演出がファンの心をつかんでいる。</p>
                        </div>

                        <div class="information">
                        <div>「スパイキッズ４Ｄ：ワールドタイム・ミッション」</div>
<p>９月17日公開<br>　松竹配給<br><br>
<br>
超時空を操る力を持った秘石、クロノスサファイアを手に入れたタイムキーパー。時間を止め、過去にさかのぼり世界征服をたくらむ悪党に立ち向かうのは、新たなスパイキッズ、レベッカとセシルの姉弟。元敏腕スパイのママと、スパイ顔負けのガジェットとともに最強の敵に立ち向かう！</p>
                            <img src="/interview/2011/08/17/005.jpg" width="300" >

                        </div>
 </div>
                       
                    
<!-- /プロフィール -->
<div style="text-align: center;">
<div class="copy"> &copy;SPY KIDS 4 SPV, LLC.</div>
<div class="copy"> &copy;KaoriSuzuki</div>
</div>

]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>「モールス」クロエ・グレース・モレッツ インタビュー</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dvddata-mag.com/interview/2011/08/post-47.php" />
    <id>tag:www.dvddata-mag.com,2011:/interview//5.469</id>

    <published>2011-08-05T00:30:16Z</published>
    <updated>2011-08-05T00:45:22Z</updated>

    <summary>      			                          「キック・...</summary>
    <author>
        <name>管理者</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dvddata-mag.com/interview/">
        <![CDATA[     <!-- 説明 -->
			<div class="epi">

            <div class="phbox"><img src="/interview/2011/08/03/03.jpg" width="215" ></div>
            <p class="l_pad">「キック・アス」のヒット・ガール役で、一躍注目を集めた美少女女優、クロエ・グレース・モレッツ。彼女の次なる主演作はサスペンス・スリラー「モールス」。この映画は世界各国で絶賛されたスウェーデン・ホラー「ぼくのエリ ２００歳の少女」のハリウッド版リメイクで、監督は「クローバー・フィールド HAKAISHA」のマット・リーブスだ。スリラーといっても、この作品、単に"怖い"だけの映画ではない。グレース・モレッツ演じるある秘密をもつ少女、アビーと、隣家の孤独な少年、オーウェンとのせつない初恋ストーリーでもあるのだ。グレース・モレッツは現在14歳。ヒット・ガールとは打って変わって複雑な役に挑んだ彼女を直撃！　キュートな笑顔とは裏腹に、その語り口はまさに"ベテラン女優"
の貫禄すら感じさせる。</p>

            <div class="clr"></div>
            </div>
<!-- /説明 -->


<!-- インタビュー -->
            <div class="box">

                    <div class="phbox_r"><img src="/interview/2011/08/03/05.jpg" width="300" ></div>


        <p class="intvw">―まずは第37回サターン賞若手俳優部門（Best Performance by a Younger Actor）の受賞、おめでとうございます。受賞された今の気持ちは？</p>
        <p><span>クロエ・グレース・モレッツ（以下モレッツ）</span>「うれしいわ。若手俳優部門だったけどこの賞の受賞者に選ばれたことをとても光栄だと思っているし、とても感謝しているわ」</p>


        <p class="intvw">―脚本、もしくは原作を読んで、演じるアビーについてどのように感じましたか？</p>
        <p><span>モレッツ</span>「撮影前には原作を読まなかったの。もちろん監督の脚本は読んだわ。それに撮影前にはオリジナル・バージョンの『ぼくのエリ　200歳の少女』も見なかった。アビーはとても複雑な役だったと思うわ。驚くほど３次元的で、あらゆる要素を持ち合わせている。本当は歳を取っているんだけど、外見は若い女の子で、そして悲しげで、でもそれと同時にパズルとか小さなことに喜びを見いだしたりするの。200歳なのに心は少女のまま。許されていないのに、恋もしてしまう」</p>


        <p class="intvw">―原作も読まず「ぼくのエリ　200歳の少女」も見なかった理由は？</p>
        <p><span>モレッツ</span>「私なりに役の解釈をしたかったから。私自身のアビーを演じたかったの。影響を受けたくなくて、撮影前には見なかった。撮影が終わってから見たけど、すばらしい映画だったわ」</p>


        <p class="intvw">―撮影中に苦労した点と楽しかった点をそれぞれ教えてください</p>
        <p><span>モレッツ</span>「役を演じるうえで難しかったのは、12歳の体をもった200歳の少女の特徴を捉えること。歳を取っているのに、見た目は幼い少女のままだから、大人としての世界観をもっていないの。外見的にも子供として見られるし、子供として扱われている。イノセントな部分と邪悪な部分を持ち合わせているの。ほかに難しかったことといえば、恋愛感情の表現かしら。私自身まだ14歳だし、恋に落ちたことがないから（笑）」</p>


        <p class="intvw">―共演したコディ・スミット・マクフィー（「ザ・ロード」）の第一印象と、実際に撮影を共にしてみての彼の印象を聞かせてください</p>
        <p><span>モレッツ</span>「彼はすばらしい人よ。リハーサルとか撮影の準備があったから、撮影開始の2〜3週間前に初めて会ったの。とってもいい人で典型的なオーストラリア人ね（笑）。本当に気持ちがやさしくて、すばらしい俳優よ。相手役としてとてもやりがいがあったし、お互いにアビーとオーウェンを演じやすくできるように助け合ったわ」</p>


                    <div class="phbox_l"><img src="/interview/2011/08/03/01.jpg" width="300" ></div>

        <p class="intvw">―アビーとオーウェンの関係性は、非常に特殊な関係だと思いますが、撮影中にコディと話し合ったことや気をつけていたことなどはありましたか？</p>
        <p><span>モレッツ</span>「アビーとオーウェンはとてもおもしろい関係なの。最初のシーンで・・・ううん、最初のシーンじゃなくて、初めて２人が話すシーンがあったでしょ。オーウェンがルービックキューブで遊んでいるところにアビーが後ろから登場するところ。アビーの最初の反応はちょっと意地悪で、無理やりな感じがあるの。それまでずっと感情を表に出したことがなかったから、ぎこちないわけね。それから自分にはまだ人を愛せることができるってことに気づくの。人間らしさが出てくるのね。ひとりの少年を友達として、また時には兄弟のようにいろんな意味で愛していくの。そうやって2人の関係が育まれていくのよ」</p>


        <p class="intvw">―監督のマット・リーブスはどうでしたか？　撮影中の彼の印象は？</p>
        <p><span>モレッツ</span>「2週間ほど前に監督にひとり目の子供、男の子が生まれたのよ。だからまずはおめでとうって言わせてね。とてもステキなことよね。とてもすばらしい監督よ。役者の演技を引き出すのが上手だし、とても協力的なの。アビーの役づくりのうえでも、監督と私はいつも同じ考えだったわ。監督は撮影現場で演技をしやすい雰囲気をつくり出してくれていた。私の最高のものを引き出してくれるような環境だったの」</p>


        <p class="intvw">―監督から何か特別な演出は受けましたか？　 これまでの監督との違いは？</p>
        <p><span>モレッツ</span>「撮影準備やリハーサルのときに、演じる役の方向性について話し合ったわ。どうやってバンパイアを演じるかっていうことも含めてね。典型的なものにするのか、独特で他とは違うものにするのか、完全に不死身なのか、感情が全くないのか、それとももっと人間らしくするのか。アビーは長いあいだ父親以外の人間と接触することがなかったから、アビーがどういう人物かということについてたくさん話したわ。とっても協力的な関係だったと思う」</p>

                    <div class="phbox_r"><img src="/interview/2011/08/03/04.jpg" width="300" ></div>

        <p class="intvw">―アビーは、悲しい運命を背負っている少女だと思います。もし、自分が同じような運命を背負ってしまったら、どうしますか？</p>
        <p><span>モレッツ</span>「アビーはそうした運命のために苦しんでいると思う。悲しいばかりじゃなく、幸せなときもあるわ。オーウェンといっしょにゲームセンターに行くところなんて幸せそうだもの。恋しい、そして愛しいと感じる自分の人間性にアビーは気づくの。彼女はきっと人間であることが恋しくて愛しいと思っているはずだわ。特に誰かを愛したり、呼吸しながら生きていくこと、そして死んでいくことをね。だからアビーは悲しさと幸せな部分の両方をもっている。私自身もそんなアビーに共通点を感じるわ。そうね、どんな点かは口ではうまく言い表わせないことなんだけど、私自身の中にこの役柄の一部が存在すると感じるの」</p>


        <p class="intvw">―ご自身が考える、本作のラストは「ハッピーエンド」なのでしょうか？  それとも「バッドエンド」なのでしょうか？</p>
        <p><span>モレッツ</span>「両方だと思うわ。幸せでもあれば悲しくもあるわ」</p>


        <p class="intvw">―これから「ヒューゴ・カブレ  時計台の秘密（仮）」や「ダーク・シャドウズ（原題）」「キック・アス２（原題）」など大作への出演も続々決まっています。今後、挑戦したい役は？</p>
        <p><span>モレッツ</span>「いつも全く違う役を演じていきたいの。出演作によって全然違う役をね。『ヒューゴ・カブレ〜』では、とても幼い少女の役。彼女はフランス人で、いつもいろいろなことに疑問を感じて物思いにふけっている。頭もよくて本ばかり読んでいるのよ。映画は1930年代の設定だし、これまでとはまた違う役柄なの。『ダーク・シャドウズ』は、苦しい思いをしている女の子の役で、1970年代のヒッピー。陰の部分もあるから演じていておもしろいわ。これまで演じてきた役はみんな違うの。だからこれからもいろいろな役に挑戦していきたいわ」</p>


        <p class="intvw">―「ダーク・シャドウズ（原題）」では、ジョニー・デップと共演していますが撮影はいかがですか？　 彼との印象的なエピソードはありますか？</p>
        <p><span>モレッツ</span>「この映画は今撮影中なの。ジョニー・デップはすごくステキで、あんなにいい人、会ったことないわ。ティム・バートン監督もすばらしいし、ヘレナ・ボナム・カーターもミシェル・ファイファーも、もうとってもステキ！ 映画のすべてが完璧よ。夢がかなったって感じがしてるわ」</p>


            <div class="clr"></div>

                                </div>

<!-- プロフィール -->
            <div class="plofile">
                    
                        <h4>プロフィール</h4>
                       
                        <div class="inners">
                            <div>クロエ・グレース・モレッツ</div>
                            <p>1997年、米ジョージア州生まれ。5歳のときからNYのエンタメ業界で活躍。TVを経て「悪魔の棲む家」（'06）に出演後、<br>「キック・アス」（'10）で全米はもとより、世界的に人気を得る。ほかに「（500）日のサマー」（'10）、「グレッグのダメ日記（未）」（'10）にも出演。新作としてマーティン・スコセッシ監督の「ヒューゴ・カブレ　時計台の秘密（仮）」（'12年全米公開予定）、ティム・バートン監督の「ダーク・シャドウズ（原題）」（'12年5月全米公開予定）など多数控える。</p>
                        </div>
                        <div class="information">
                        <div>「モールス」　</div>
<p>8月5日公開<br>　アスミック・エース配給<br><br>
<br>
雪に閉ざされた田舎町。12歳の少年、オーウェンは学校でいじめにあっているうえに、母親との2人暮らしで家でも孤独だ。そんなとき同じ団地の隣の部屋に越してきたアビーという少女と出会う。はじめはぎこちなかった2人の関係だが、壁越しにモールス信号を使って"会話"を交わすなかで、距離を縮めていく。だが、彼女には隠された秘密があり、<br>町では猟奇殺人が連続して起きていた。</p>
                            <img src="/interview/2011/08/03/02.jpg" width="300" >

                        </div>
 </div>
                       
                    
<!-- /プロフィール -->
<div style="text-align: center;">
<div class="copy"> &copy;2010 Hammer Let Me In Production.LLC</div>
<div class="copy"> &copy;SHU TOMIOKA</div>
</div>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>吹越満×でんでん「冷たい熱帯魚」を語る</title>
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    <id>tag:www.dvddata-mag.com,2011:/interview//5.467</id>

    <published>2011-07-25T00:30:52Z</published>
    <updated>2011-07-25T08:27:43Z</updated>

    <summary>         			                          日本...</summary>
    <author>
        <name>管理者</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dvddata-mag.com/interview/">
        <![CDATA[        <!-- 説明 -->
			<div class="epi">



            <div class="phbox"><img src="/interview/2011/07/20/a001.jpg" width="215" ></div>
            <p class="l_pad">日本映画史のなかでもトップクラスの残酷描写とギリギリの緊張感から生まれる笑い。そのふたつを両立させた傑作「冷たい熱帯魚」がいよいよソフト化される。そこで主人公、社本役の吹越満と殺人鬼、村田役のでんでんによる対談の場を急きょ設定。撮影の舞台裏エピソードをメインに作品を振り返ってもらった。

            <div class="clr"></div>
            </div>
<!-- /説明 -->


<!-- インタビュー -->
            <div class="box">

                <h4>残酷なシーンを撮ったときはみんなハイになってました（吹越）</h4>

                    <div class="phbox_r"><img src="/interview/2011/07/20/a002.jpg" width="300" ></div>

        <p class="intvw">―劇場で公開されたときは立ち見が出るほどの賑わいで、「シアタースタッフ映画祭」では国内の監督として初の監督賞を獲得。それ以外にもテキサスのファンタスティック・フェストで脚本賞を受賞したり、北米公開が決まったりもしましたね。大ヒットの要因は何だと思われますか？</p>
        <p><span>吹越満（以下吹越）</span>「園（子温監督）さんがノッてたってことじゃないですかね」<br>
<span>でんでん（以下同）</span>「こういう作品っていうのは、めったにお目にかかる題材じゃないし。あとR-18だけあって、人をバッタバッタと殺すし（笑）」<br>
<span>吹越</span>「最初からR-18になってもいいつもりで撮ってたんでしょ？　そういう意味ではきっと（ヒットは）狙ってたワケじゃないと思います」<br>
<span>でんでん</span>「俺も『ヒットすればいいな』というつもりで現場に行ったんだけど、こうなるとは思わなかったよね。だから『要因は？』って聞かれても、ちょっと困る（笑）」<br>
<span>吹越</span>「日本国内じゃなくて、最初は海外を狙ってたんじゃないですかね。それでフタを開けてみたらってことでしょ。僕はビックリしてます」
</p>


        <p class="intvw">―最初は、日本でも海外でもウケる題材ではないと思ってたんでしょうか？</p>
        <p><span>吹越</span>「いや、好きな人は好きだろうなって思ってました」<br>
<span>でんでん</span>「とはいえ、こんな結果になるとは誰も思わなかったんじゃない？」<br>
<span>吹越</span>「映画の歴史のなかでは今まであったものでしょうけど、最近はあまり見ませんよね、こういう作品は」<br>
<span>でんでん</span>「こんな極悪人を題材にしてね（笑）。善良な一般の人が巻き込まれてエラい目に遭わされちゃって、しかも最後は善良な人まで極悪になっちゃう（笑）。そんなのこれまでないでしょ。でも、できあがった作品は面白かったよね。自分が出ている映画は、あんまり冷静な目で見られないんだけど、試写会で見たときは『面白いなぁ〜』って」
</p>


                    <div class="phbox_l"><img src="/interview/2011/07/20/a003.jpg" width="300" ></div>

        <p class="intvw">―吹越さんは劇場でご覧になりましたか？</p>
        <p><span>吹越</span>「最初の完成試写と、あと舞台挨拶をしたあとに見ました」</p>


        <p class="intvw">―どんな感想をもたれましたか？</p>
        <p><span>吹越</span>「最初の試写のときにはドーンと気分が落ち込みました。『大丈夫か、これ？』って。あ、いい意味でですよ（笑）」</p>


        <p class="intvw">―ハードな内容ですものね。</p>
        <p><span>吹越</span>「（最初の試写を）見終わったら周りの雰囲気が暗かったし、しかも監督が来なかったし（笑）。『（監督は）周りの反応が気になって、お酒飲んで酔っ払ってんじゃないか』って話も出てましたよ（笑）。もちろん、ホントのところはわからないですけど」<br>
        <span>でんでん</span>「監督は編集の段階で何百回、何千回って見てるから、わざわざ試写会とかで見たくないんだって」
</p>


        <p class="intvw">―園監督でも観客の反応が怖かったのでしょうか？</p>
         <p><span>吹越</span>「やっぱり気になるんじゃないですか」<br>
        <span>でんでん</span>「撮り順もイレギュラーというか、ラストから撮ってるし」<br>
        <span>吹越</span>「僕が撮影に入った初日のファースト・カットっていうのが、吉田さんの殺害を目撃したあとに骨をバラまいて『ビール一緒に飲んでたことにしとけ』って言われてそこから帰ってくるシーン。歩きながら缶ビール飲んでるところを一番最初に撮ったんですよ。そのとき、何の説明もなく『じゃあとりあえずやって』って。まだでんでんさんにすら会ってないのに（笑）。あと、娘が万引きして呼び出されて、でんでんさんと初めて会う日の食卓というシーンを撮ったその日に、僕が彼を殺して白いワイシャツに着替えて家に帰ってくる2回目の食卓のシーンも撮りました。２日目にですよ」
</p>


        <p class="intvw">―あのシーンってものすごいテンションですよね。どうやってそこまでもっていくのですか？</p>
        <p><span>吹越</span>「もっていくっていうか、どこにもっていけばいいのかわからない（笑）。でんでんさんとは他のシーンの撮影で会ってたんですけど、まだ"豪快で魅力的なでっかい熱帯魚屋さんのオーナー"としてしか会ってないから。いま思うと、ちょっとどうにかしてほしかったです（笑）」
</p>


        <p class="intvw">―え〜！　見ている側は全然気づきませんでした。社本が村田との関係にドンドン囚われてラスト近くでは、いきなり0から100っていう豹変ぶりを見せますよね。どういう気持ちであの豹変を演じたのでしょうか？</p>
        <p><span>吹越</span>「いろんなやり方や考え方があると思いますが、僕が演じたのはああいう形です。監督からもOKをもらって作品になってるワケですけど。何度も見返すとそこを考えちゃう。『ほかになかったのか？』って。『撮り順が違うとどうなってたかな？』とか。もし撮影が順番通りに行われていた場合、どういう社本を演じていたのかを思うと、撮影の順番がイレギュラーだったから、撮影現場では普段の10倍くらい考えなきゃいけなかったのかなと。そんなことを、なんとなく思わなくもない」<br>
        <span>でんでん</span>「なんか話がこんがらがってんな（笑）。でもね、ああやれば良かったかな、こうやれば良かったかなっていうのは・・・」<br>
        <span>吹越</span>「正直考えてしまいます」<br>
        <span>でんでん</span>「俺はさ、よく場面がつながってるなって思いますよね」<br>
        <span>吹越</span>「この間、そのDVDのコメンタリーを高橋ヨシキさん（脚本担当）とでんでんさんの4人で録って。やっぱり、よくつながってんなって（笑）」<br>
        <span>でんでん</span>「つながってて見入っちゃってね」<br>
        <span>吹越</span>「コメンタリーしなきゃいけないんだけど、つい見入っちゃう」<br>
        <span>でんでん</span>「黙ってると見入っちゃうんだよね」
</p>


                    <div class="phbox_r"><img src="/interview/2011/07/20/a004.jpg" width="300" ></div>

        <p class="intvw">―でんでんさんにも伺いたいことがありまして。村田という役はしゃべり続けて怒鳴り続けて常にハイテンションですよね。ああいうキャラをどういう気持ちで演じたのですか？</p>
        <p><span>でんでん</span>「あのテンションでやらないと、セリフが出てこないっていうのもありましたね。落ち着いていると出てこない」
</p>


        <p class="intvw">―監督から「あのテンションでやってくれ」という注文があったワケではなかったんですね。</p>
        <p><span>でんでん</span>「俺が演じて監督が少しづつ注文を加えていって、自然にああいう感じになった。一度始めたらあのテンションでどんどん喋らなきゃならなくなって、それが結果的にオーライだったらずっとそのままいっちゃうし。マンちゃん（吹越）との絡みのシーンだって別に打ち合わせはしてないんですよ。事前の打ち合わせとかほとんどしないで芝居をすると、それで自然とＯＫが出る感じでしたよね」<br>
        <span>吹越</span>「監督は全然細かくなかったですよ。その代わり、はじめから終りまで通してリハーサルをしましたけど」<br>
        <span>でんでん</span>「渡辺哲さんを殺すシーンはやってなかったんじゃない？　あれは現場で決めたはず。社本がどんな驚き方をするかわからないから面白かったの。こっちのアクションに対するリアクションが、今回はホント面白かった。実は、『お前にこの時計やるよ』っていう場面も打ち合わせをしてなくて。社本としては受け取れないけど、でも自分から近づいて渡すのもおかしいから『1歩前へ進め』って（笑）」
</p>



        <p class="intvw">―現場は笑いが絶えなかったと舞台挨拶ではおっしゃってましたが、とても笑えないところが多い作品だと思うのですが？</p>
        <p><span>吹越</span>「残虐な殺戮とかを描く場合、人は自然にバランスとろうとするから、ドーンと重いシーンのときは重く行かないで、少しにハイになってる感じでしたね」<br>
        <span>でんでん</span>「演じるときはもちろん真剣。でも、あんまり重くしないように気をつけて。僕らは人を殺した経験もないし、でも芝居のなかではリアリティみたいなものを求める。でも、そればかりだと本質が見えなくなるんじゃないかな。それで、現場がリラックスするように僕も心がけました。みんなが自然とそういう気持ちをもってたんじゃないですか。そういう感じはスタッフ、キャストを含めて全体にあった気がします」<br>
        <span>吹越</span>「とくに血が絡むような残酷な場面は、1回しか撮影できなかったので」
</p>


        <p class="intvw">―でんでんさんは以前、舞台挨拶のときに「観る側のコンディションで感じ方が変わるんじゃないか」とおっしゃってました。</p>
        <p><span>でんでん</span>「それはどんな映画でもそうでしょ。やっぱり、その人のコンディションによって映画は良くなったり悪くなったりする」
</p>


        <p class="intvw">―素材もテーマも怖いのに、随所に笑っちゃうシーンがありますよね。それはその場のノリだったのか、それともお2人のキャラだったのでしょうか？</p>
        <p><span>吹越</span>「見た人が笑うかどうかは一切意識しませんでした。結局は登場人物の心の動きがつながって見えたときに、何気ないセリフのひと言で笑いにつながったってことじゃないですかね」
</p>



        <p class="intvw">―もしかしたら人は、ホントにああいうところにいたらホントにああいうことを言っちゃうのかもしれませんね。</p>
        <p><span>吹越</span>「『俺が死んだらお前ひとりでやんなきゃいけないんだぞ』って（笑）」<br>
        <span>でんでん</span>「あれもおかしかったよ」<br>
        <span>吹越</span>「それはやっぱり、でんでんさんと村田のキャラクターががっちりつながってるから、がっちり笑いにつながったんですよ」<br>
        <span>でんでん</span>「あれはね、台本を読んでいるときから面白いなって思ってた。それで実際に映画館でお客さんが笑ってくれたとき、ホッとしたね。やっぱり面白いって同じところで感性が合致したときにはちょっとホッとする。他の人が全然笑わないで、自分だけが笑っている、大体そっちの方が面白いことが多いんだけど。僕らの稼業はね、ちょっとズレてた方が面白いんだよ。でもあそこは面白かったな。高橋さんと監督で脚本書いてんだけど」
</p>


                    <div class="phbox_l"><img src="/interview/2011/07/20/a005.jpg" width="300" ></div>

        <p class="intvw">―DVDはどういう人に見てもらいたいですか？</p>
        <p><span>吹越</span>「もちろんどんな人にでも見てもらいたいです！　僕の知り合いで、ホントは見たいのに怖くて劇場では見られなかった女性がいる。だったらDVDでちょっとずつ慣らしながら見れば（笑）。怖がりな人でも最初から最後まで見られるようになるにはDVDが向いてんじゃないですか？」<br>
        <span>でんでん</span>「となりの部屋から障子をちょっと開けながら見たり（笑）。　いや、見てもらいたくないのはね、自分の高１の娘と女房くらいなもので（笑）。あとは誰にでも見てもらいたいね」
</p>



            <div class="clr"></div>

                                </div>
<!-- /インタビュー -->


<!-- プロフィール -->
			<div class="plofile">
					
						<h4>プロフィール</h4>
						
                        <div class="inners">
                            <div>でんでん</div>
                            <p>1950年1月20日生まれ。血液型A型。福岡県出身。<br>ひと口メモ：9月公開の作品「極道めし」に出演</p>
                        </div>



                        <div class="inners">
                            <div>ふきこしみつる</div>
                            <p>1965年2月17日生まれ。血液型A型。青森県出身。<br>ひと口メモ：11月19日公開の瀬々敬久監督作「アントキノイノチ」に出演</p>
                        </div>



						<div class="information">
						<div>「冷たい熱帯魚」</div>
<p>8月2日 DVD&ブルーレイ、発売レンタル　発売<br>ハピネット<br><br>
監督、園子温が、自身の実体験や1993年に実際に起きた埼玉愛犬家殺人事件をベースに、戦慄の物語を紡ぎだした。熱帯魚屋を営む社本。新しく迎えた妻と、前妻との間に生まれた娘の折り合いが悪く家庭は崩壊寸前。ある日、娘の万引きをきっかけに同業者の村田と知り合う。豪快で人懐っこい村田に徐々に惹かれていく社本とその家族だったが、彼には隠されたもうひとつの顔があった。</p>
							<img src="/interview/2011/07/20/a006.jpg" width="300" >

						</div>
						
					</div>
<!-- /プロフィール -->

]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>「一枚のハガキ」新藤兼人監督インタビュー</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dvddata-mag.com/interview/2011/07/post-45.php" />
    <id>tag:www.dvddata-mag.com,2011:/interview//5.465</id>

    <published>2011-07-20T00:30:00Z</published>
    <updated>2011-07-20T00:13:47Z</updated>

    <summary>        			                          御年9...</summary>
    <author>
        <name>管理者</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dvddata-mag.com/interview/">
        <![CDATA[       <!-- 説明 -->
			<div class="epi">

            <div class="phbox"><img src="/interview/2011/07/12/001.jpg" width="215" ></div>
            <p class="l_pad">御年99歳！　日本最高齢の巨匠、新藤兼人監督が「生涯最後の監督作」になるという「一枚のハガキ」をつくった。第23回東京国際映画祭にて審査員特別賞を受賞したこの映画は、第二次世界大戦末期を舞台に、「反戦への思い」と「たくましい人間の生命力」が見る者の胸を打つ、新藤監督の集大成的な作品である。主演は豊川悦司と大竹しのぶ。これまで国内外で数々の栄誉に輝いてきた映画界の"至宝"に、インタビューを試みた！　「生きているかぎり生きぬきたい」という監督のメッセージが込められた本作。"最後の映画"と監督自身は語っているが、そのかくしゃくたる姿に、まだもう一本！とさらなる活躍を願わずにはいられない。

            <div class="clr"></div>
            </div>
<!-- /説明 -->


<!-- インタビュー -->
            <div class="box">

                <h4>劇中のハガキの文面は、本当に私が見たそのものなんです</h4>

        <p class="intvw">―まずはこの話題から。今年の４月、ニューヨーク、ブルックリンのBAMシネマテークにて、新藤監督の回顧展が開かれましたね。作品選定をしたディレクターは世界的な俳優ベニチオ・デル・トロでした。</p>
        <p><span>新藤兼人監督（以下新藤）</span>「ベニチオ・デル・トロさんにはとても感謝しています。私の過去の作品10本と新作「一枚のハガキ」を先行公開してくれました。初日に上映したのは「原爆の子」（'52）と「裸の島」（'60）で、ニューヨークで「原爆の子」が上映されたのは初めてのこと。終映後、みんなが手を叩いてくれた。デル・トロさんは中でも、「裸の島」がいちばん好きなんだそうです。「裸の島」は私が映像の本質に迫ろうとした意欲作でした」</p>


        <p class="intvw">―新作「一枚のハガキ」は、新藤監督の実体験を基につくられたのですよね。</p>
        <p><span>新藤</span>「ええ。私は32歳のときに招集され、広島の呉海兵団に帝国海軍二等水兵として入隊しました。与えられた任務は、後に特攻隊となる予科練のための宿舎の掃除です。場所は奈良県の天理教本部。そこを掃除しろと命じられました。雑役ですね。招集された100人で１カ月間、宿舎を掃除し、終わったら100人の中から60人がフィリピンのマニラに陸戦隊となって行くことになった。選ばれた60人は輸送船に乗り、マニラに着く前に、アメリカの潜水艦にやられました。みんな、海の底に沈んでしまったわけです」</p>


                    <div class="phbox_r"><img src="/interview/2011/07/12/003.jpg" width="300" ></div>

        <p class="intvw">―劇中、監督がモデルとおぼしき松山啓太（豊川悦司）が、戦友、森川定造（六平直政）と語り合い、定造の妻である友子（大竹しのぶ）から届いたハガキを見せられます。あのハガキの文面は、実際に新藤監督が見聞きしたものなんでしょうか。</p>
        <p><span>新藤</span>「そうです。私はあの60人がフィリピンのマニラに出征する前夜、木製の２段ベッドで寝ていたんです。そうしたら上で寝ていた戦友が一枚のハガキを差し出したんですね。そこには『今日はお祭りですが　　あなたがいらっしゃらないので　　何の風情もありません　　友子』と書いてあった。奥さんからのハガキなんです。彼は明日フィリピンに行く。そして、こう私に言いました。『返事を書きたいが、検閲があるから、何も書けない。おそらく俺は死ぬだろう。もし君が生き残って友子と会うことがあったら"このハガキは確かに受け取った"と伝えてくれ』と。そして『たとえ死んでも霊魂となって、お前を守ってやる』と。そして、彼は、死んでしまいました・・・」</p>



                <h4>どんなことがあっても人は立ち直れるという人間の力強さを描きました</h4>


                    <div class="phbox_r"><img src="/interview/2011/07/12/002.jpg" width="300" ></div>

        <p class="intvw">―切ない話ですねえ。</p>
        <p><span>新藤</span>「でもね、『霊魂となって守ってやる』と思っても、霊魂では奥さんのこと、守れないでしょ。だってこの世にはいないんだから。残念ながら現実はそうですよね。その後奥さんはどうなったか。きっと夫が死んで、女の一生は潰れましたね。国家から表彰され、戦争未亡人になっても、一家の中心の働き手の中心がいなくなったんだからそれはそれは厳しい運命を辿ったはず。戦争というのはね、ひとりの人間の人生を破壊するだけではなく、その家族全てをメチャクチャにする愚かな行為なんですよ。「あなたがいらっしゃらないので　　何の風情もありません」というハガキにあるように、奥さんにとってそのご主人はどんなえらい人よりも誰よりも大切な人なんです。ひとりひとりの兵が誰かにとってかけがえのない大事な人なのです。結局、天理教本部にいた100人のうち、60人はマニラに着く前に死に、残りの40人中、30人は潜水艦で全員亡くなった。残る10人が宝塚歌劇団の掃除に派遣され、最後は10人の中から４人が海防艦に乗る機関銃士になって死に、残ったのは６人。その中に私もいました。私たちの運命を決めていたのは毎回、上官が引くクジだったんです」</p>


        <p class="intvw">―人の命がクジで左右されていたのですか。しかも他人の引いたクジで・・・。</p>
        <p><span>新藤</span>「そうなんです。それで次、どこに行かされるのか・・・と思っていたところ、戦争が終わった。私はずっとクジから外れて最後の６人まで残って、それで終戦になったんです。本当にうれしかったですね。またシナリオが書けると幸運を素直に喜びました。復員して松竹大船撮影所に復帰し、また映画の仕事をするようになりました。ところが仕事をするたび、私の運というのは、94人が代わりに死んでくれたから手にできた運なんだと気付きました。私が今日まで生きていられるのは、あの94人がいたからなんです。94人の上に生きているんです。私は94人の魂の重みを背負いながら、今まで生きてきて、最後に、ひとりの兵隊が見た戦争...それを映画にしました。反戦のメッセージだけでなく、どんなことがあっても人は立ち上がれる、という人間の力強さも描きました。これまでいろいろたくさんの映画をつくってきたけれども、自分の気持ちにやっとケリをつけることができました」</p>




                <h4>私の見た戦争を映画にしなければ死ねないという思いでつくった作品です</h4>


                    <div class="phbox_l"><img src="/interview/2011/07/12/004.jpg" width="300" ></div>

        <p class="intvw">―やはり「一枚のハガキ」は、本当に最後の監督作になってしまうのでしょうか。</p>
        <p><span>新藤</span>「もう監督としては映画をつくりません・・・いや、つくれないんです。いろいろな仕事をしてきましたけど、96歳の頃、脚が悪くなり、歩行も困難になり、これは『いよいよ終わりが近づいてきたな』と思ったんですね。それで私が見た戦争を映画にしてからでないと死ねないと思い、『一枚のハガキ』をつくったんです。今、車椅子に乗ってますけど、撮影現場では全カット、私の孫（＝新藤風さん）が車椅子を押してくれました。『今度はキャメラはここ』と私が指図するたびに彼女は車椅子を動かし、とてもしんどい思いをしたことでしょう。そうやって完成した映画です。でもやり残したことのないよう、映画人生を完成させることができたと思っています。」</p>



            <div class="clr"></div>

<div class="copy">取材・文／轟夕起夫　　撮影／吉田茂一</div>

                                </div>
<!-- /インタビュー -->

<!-- プロフィール -->
			<div class="plofile">
					
						<h4>プロフィール</h4>
						
						<div class="inners">
							<div>しんどう・かねと</div>
							<p>１９１２年、広島県生まれ。'３４年に京都、新興キネマの現像部に所属し、映画の世界に入る。美術部に在籍しながら、シナリオを書き始め、溝口健二監督に師事。「元禄忠臣蔵」では建築監督をつとめる。'４４年、松竹大船撮影所の脚本部に移籍後、呉海兵団に二等水兵として入隊。終戦後、吉村公三郎監督と組んだ「安城家の舞踏会」('４７)などで脚本家として高く評価される。'５０年、独立プロ「近代映画協会」を設立。翌年「愛妻物語」で監督デビュー。<br>
以後、「原爆の子」('５２)、「第五福竜丸」（'５９）、「裸の島」('６０)、「鬼婆」（'６４）、記録映画「ある映画監督の生涯」（'７５）など独創的、実験的な作品で、多くの国内外の映画賞に輝く。'９０年代に入ってからも「?東綺譚」('９２)、「午後の遺言状」('９５)と数々の名作を送り出した。脚本家としては、映画だけで２５０を超える作品を手掛け、監督作は「一枚のハガキ」が４９作目となる。
※本誌８月号では連載「三つ数えろ！」にも登場。監督自身が選んだ洋画３本について語っています</p>
						</div>
						<div class="information">
						<div>「一枚のハガキ」</div>
<p>8月13日公開<br>※テアトル新宿、広島・八丁座にて8月6日先行公開<br>東京テアトル配給<br><br>
戦争末期、松山啓太（豊川悦史）ら中年兵100人は、上官が引いたクジで赴任先を決められる。クジでフィリピン行きが決まった仲間の兵士、森川貞造（六平直政）に妻から届いたという一枚のハガキを手渡され、自分が死んだら、妻を訪ね、ハガキを受け取ったことを知らせてほしいと頼まれる。終戦を迎え、生き残った6人の内のひとりとなった啓太は帰郷するが、がく然とする事実が待ち受けていた。生きる気力をなくした啓太は森川との約束を思い出し、妻、友子（大竹しのぶ）のもとを訪ねる。その友子もまた戦争に翻弄され、すべてを失っていた。</p>
							<img src="/interview/2011/07/12/005.jpg" width="300" >

						</div>
						
					</div>
<!-- /プロフィール -->
]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>全米大ヒット･ドラマ「THE EVENT／イベント」でブレイク！日系俳優イアン・アンソニー・デイル初来日に密着！</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dvddata-mag.com/interview/2011/07/the-event.php" />
    <id>tag:www.dvddata-mag.com,2011:/interview//5.466</id>

    <published>2011-07-20T00:30:00Z</published>
    <updated>2011-07-21T10:47:56Z</updated>

    <summary>         			                          米N...</summary>
    <author>
        <name>管理者</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dvddata-mag.com/interview/">
        <![CDATA[        <!-- 説明 -->
			<div class="epi">

            <div class="phbox"><img src="/interview/2011/07/14/e001.jpg" width="215" ></div>
            <p class="l_pad">米NBCネットワークで放送され、大人気となったノンストップ・サスペンス・アクション「THE　EVENT／イベント」。いよいよ日本でも、7月26日からスーパー！ドラマＴＶにて放送開始だ。このドラマの核となる人物、サイモン･リーを演じる日系俳優、イアン・アンソニー・デイルがPRに初来日。インタビューに応じてくれたぞ！

            <div class="clr"></div>
            </div>
<!-- /説明 -->


<!-- インタビュー -->
            <div class="box">

                <h4>サイモンは倫理観や道徳観を象徴するキャラクターです</h4>
                    <div class="phbox_r"><img src="/interview/2011/07/15/e005.jpg" width="300" ></div>
        <p class="intvw">―カッコいいですね〜。</p>
        <p><span>イアン・アンソニー・デイル（以下デイル）</span>（照れて）「アハハハ。（日本語で）カッコイイ・・・？」</p>

        <p class="intvw">―そう。クールってことです。</p>
        <p><span>デイル</span>「カッコイイとクールは違う？」</p>

        <p class="intvw">―同じですけど、"カッコイイ"はハンサムとかイケメンとか、すばらしいとかいう意味ですね。</p>
        <p><span>デイル</span>「ソウ？　ハハハ。了解しました」</p>

        <p class="intvw">―昨日のPRイベントも見せていただきましたが、もう、隣が隣だけに（隣に立ったのはキャイ〜ンのアマノッチ）メチャメチャカッコよかったですよ（笑）。</p>
        <p><span>デイル</span>「（笑）彼はすごく面白かったです。彼が日本語でしゃべってて話はわからなくてもおかしくて」</p>

        <p class="intvw">―アマノッチの目線、イアンさんのおヘソくらいでしたよね（笑）</p>
        <p><span>デイル</span>「（爆笑）一緒にいたらきっと楽しいヤツなんだろうな〜、と思いましたよ」</p>

        <p class="intvw">―そうでしょうね。ところで、震災以来セレブの方の来日のキャンセルが相次いでいて、すごくさびしかったんです。そんなときに来日していただいて本当にありがとうございます。</p>
        <p><span>デイル</span>「日本に来られてすごくうれしいです。（日本語で）コノドラマノダイヒョウトシテ、ココニコラレタコトヲ、コウエイニオモイマス」</p>

        <p class="intvw">―まず、この大ヒット・ドラマに出演されることになったいきさつを教えてください。</p>
        <p><span>デイル</span>「サイモンというこの役にアジア系アメリカ人をキャスティングするということで、誰もがやりたがりました。だからものすごい競争率で、私はオーディション前に3日間準備期間があったんですが、この役を知るために必死に勉強して準備しました。この役を演じることができたらすごくブレイクすることができる役だってこともわかっていたし、アジア系にこういう役が回ってくるのはまれだと思っていました。実際にオーディションに行ったら、20人くらいの重役の前に立たされてものすごく緊張したし、彼らの反応も薄くて、つらーい空間でした。でも僕としてはべストを尽くしたし、感触はよかったんです。けれどその後4日間待たされていたから、その間に僕よりもっと有名な人にオファーされてるんじゃないかとか考えると不安で夜眠れないっていう日を過ごしました。だから4日目に電話がかかってきたときはもうとにかくうれしくて、人生で最高に喜んだ日かもしれません」</p>

        <p class="intvw">―このドラマは人間関係もストーリーも複雑で、しかも時制が行ったり来たりするし、最初はよくわからなかったくらいですが、実際に撮影に入る前にシナリオを読んだときの印象はどうでした？</p>
        <p><span>デイル</span>「ハハハ。（日本語で）ソウ、ムズカシイドラマデス。でも僕としてはその複雑さや、時制を飛び回るフラッシュバックが多用されていることがすごく気に入りました。他のドラマとはまったく違うユニークな部分にひかれたんです。確かにTV番組としてはとてもチャレンジの多い作品だとわかってはいたんですが、俳優としてのチャレンジが好きなので、挑戦を受けて立ちたいとものすごく興奮しました」</p>

        <p class="intvw">―サイモン･リーというキャラクターをどういう人物と解釈していますか？　初めの数話では最終的にどうなっていく人物なのかわからないんですが。</p>
        <p><span>デイル</span>「サイモンは確かに複雑な人物です。かなりいろんなジレンマを抱えていて、善と悪とか正しいことと間違っていること、それらの選択を迫られたり、彼は道徳観や倫理観を象徴するキャラクターで、正しいことをしたいと常に思っているんですが、それには自己犠牲が必要になったりします。そして最終的にはリーダー的な存在になり、みんなが応援したくなる役です」</p>

        <p class="intvw">―体を使ったアクションがすごく多いですが、そのための準備は何かされたんですか？　99％は自分でアクションをしたということですが。</p>
        <p><span>デイル</span>「面白いことなんだけど、イメージ的にたぶん僕が、スタントを任せてもできるだろうなと思われているらしくて、けっこう危険な状況でも『やれる？』と聞かれて『うんOK』って言うと『じゃあゴー！』ってなるんです。とにかく（日本語で）ガンバルしかないと。でも僕は少しアドレナリン･ジャンキーな部分があるので、こういうアクションは大好きなんです」</p>

        <p class="intvw">―まさか公道で、作中みたいな危険な運転はしてないでしょうね？</p>
        <p><span>デイル</span>「ハハハ。スピードは出すけどコントロールはちゃんとしてますよ」</p>




                <h4>母から受け継いだ日本人の価値観が人生の支えになっている</h4>

                    <div class="phbox_l"><img src="/interview/2011/07/14/e002.jpg" width="300" ></div>

        <p class="intvw">―この役を演じたことによって俳優としてステップアップできたし、周りの見る目も違ってきたのではないかと思うのですが、変化はありましたか？</p>
        <p><span>デイル</span>「そうですね。この作品でこの役を演じたことで、いろんなことをやらせてもらいました。アクション・ヒーロー的な部分もあったしロマンチックな部分もあったし、僕が主役を張れるんじゃないか、アジア系俳優も主役をやれるって思えるような見せ方もあったし、いろんな機会が得られる役でした。僕の人生も変わりました。ポピュラーな作品ということでプライバシーはなくなったこともありますが、いろんな人に注目されてありがたいですね。日本でもいいリアクションがあってこういう現象が起きるといいなと思います。僕の演技を楽しく見てもらえればと」</p>
<br>
<br>
        <p class="intvw">―日本人とのハーフであると意識することはありますか？　それはどういうとき？　それと（日本人の）お母さんはあなたの人生にとってどういう存在でしょうか？</p>
        <p><span>デイル</span>「やはりアジア系はアメリカのテレビや映画界では非常に制約があり、あまり役がないんです。だから常に、自分の日本人という部分は意識させられます。でも今は変わってきていて、もっとアジア系が活躍できるようにはなっていると思うんですが、その中でも特にこのサイモン・リーというのが、ポジティブなキャラクターになったと思います。そして、母は僕の人生にとって非常に大きな影響力をもっています。僕のことをすごくサポートしてくれているし、ぜひ母と一緒に日本に来て神戸に行きたいと思うんです。彼女の神戸での幼少時代の人生を知りたいし、自分のルーツをもっともっと知りたいと思っています。母は日本人の価値観、いつも謙虚でいること、人を敬うこと、一生懸命仕事をする勤勉さを奨励してくれました。いまだにしょっちゅう言われますよ」</p>

        <p class="intvw">―すごくいいお母様ですね。それこそが日本人のもつ美徳ですもんね。</p>
        <p><span>デイル</span>「ええ、そういう日本人の核となる価値観はかなり植えつけられたと思います。仕事の上でも人生の上でもすごく僕の支えになっていますね。だからこそここまで来られたのかなと思います」</p>

        <p class="intvw">―今度、日本の映画でサムライの役とかをやっていただきたいですね。</p>
        <p><span>デイル</span>「ハイ、やりたいですね。頭頂を剃ってね（爆笑）。実はWEBムービー作品で日本のサムライを演じたことがあります。せりふも全部日本語だったんですよ。でも今度はもっともっとスケールの大きな作品で、サムライをやってみたいですね」</p>

        <p class="intvw">―あなた自身はどういう作品を見て、どんな作品が好きだったんですか？</p>
        <p><span>デイル</span>「子供のころはホラー映画が大好きだったんです。『エルム街の悪夢』とかね。フレディの衣装を着たりしてましたよ、あの手袋もしてね。あるときは夢にフレディが出てきたんですよ！　何回か同じ夢を見てそのたびフレディに殺されてたから、その次の夢ではフレディに『ヘイ！待って。もう殺されるのは飽きたよ。一緒に手を組もうよ』と言ったんです。フレディの手下になったんですよ。で、次の夢で（フレディのマネで）『わかった。お前を信じるよ。俺に忠誠を誓うんだったらお前の姉を殺せ！』と言われたんです。それで、地下室で姉が遊んでいるところに襲いに行きました。で、フレディが僕の後ろに立ってて、僕は姉を殺すふりをしていきなり振り向いて、フレディを殺したんです！　そしたら次の夢からフレディは出てこなくなりましたよ（笑）」</p>


        <p class="intvw">―（爆笑）すごい！できすぎた話ですねぇ。「エルム街〜」の新しい続編ができそうじゃないですか。</p>
        <p><span>デイル</span>「その通り。すごく鮮やかな夢だったんです」</p>

        <p class="intvw">―デイルさんが結構面白いキャラなんだってこともわかりましたよ。</p>
        <p><span>デイル</span>（爆笑）</p>


            <div class="clr"></div>


                                </div>
<!-- /インタビュー -->

<!-- プロフィール -->
			<div class="plofile">
					
						<h4>プロフィール</h4>
						
						<div class="information">
						<div>「THE EVENT／イベント」</div>
<p>海外ドラマ専門チャンネル　スーパー！ドラマＴＶにて7月26日独占日本初放送開始<br>毎週火曜日22:00〜（二ヶ国語版）<br>毎週火曜日24:00〜（字幕版）<br>第1〜5話連続放送　8月20日13:00〜（二ヶ国語版）　21:00〜（字幕版）<br><br>
現在と過去を激しく行きかうタイムライン・クロス・サスペンス。サンパウロ行きの航空機が男によってハイジャックされる。彼、ショーンは機長と話をさせろと要求。一方アメリカ大統領は、側近の反対の中アラスカの施設に収容されている"彼ら"の釈放を検討していた。</p>
							<img src="/interview/2011/07/14/e004.jpg" width="300" >

						</div>
						
					</div>
<!-- /プロフィール -->

]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>「SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム」入江悠監督 インタビュー</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dvddata-mag.com/interview/2011/06/sr-2.php" />
    <id>tag:www.dvddata-mag.com,2011:/interview//5.462</id>

    <published>2011-06-20T04:57:05Z</published>
    <updated>2011-06-20T00:31:29Z</updated>

    <summary>       			                          ゆうばり...</summary>
    <author>
        <name>管理者</name>
        
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dvddata-mag.com/interview/">
        <![CDATA[      <!-- 説明 -->
			<div class="epi">

            <div class="phbox"><img src="/interview/2011/06/14/0001.jpg" width="215" ></div>
            <p class="l_pad">ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2009にてグランプリを獲得し、超ロングラン公開された男泣きHIP-HOP映画「SR サイタマノラッパー」（以下「１」）。その実力で'09年度の日本映画監督協会新人賞を得た入江悠は昨年、続編の「SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム」（以下「２」）を発表した。舞台は埼玉から群馬へ。かつてHIP-HOPに青春を懸けた女子たちが再びラップチームを結成し、奮闘する姿を描いた本作も超ロングランを記録！　今回のソフト化に際し、入江監督にいろいろな話を聞くことができた。
</p>

            <div class="clr"></div>
            </div>
<!-- /説明 -->


<!-- インタビュー -->
            <div class="box">

                <h4>続編をつくるのはリスキーだったけど「つくりたい」という思いが勝りました</h4>


                    <div class="phbox_r"><img src="/interview/2011/06/14/0002.jpg" width="300" ></div>

        <p class="intvw">―念願のソフト化です！　『２』の封切り日は2010年の６月20日。ほぼ１年前になりますね。</p>
        <p><span>入江悠監督（以下入江）</span>「もうそんなに時間が経ってますか...『１』のときもそうだったんですけど、『２』もけっこう粘ってロングランをしていたんですよ。劇場でかかっている限りは皆さんに、映画館で見てもらいたいなあって」<br><br></p>




        <p class="intvw">―『１』の主人公は野郎どものHIP-HOPグループ「SHO-GUNG」でしたが、『２』は高校卒業後、それぞれの道に歩み、バラバラになった女子ラッパーチーム「B-hack」（←美白）の物語に。「SHO-GUNG」のMC の２人、IKKU（駒木根隆介）とTOM（水澤伸吾）も登場しますけど、続編をつくろうと思ったキッカケは？</p>
        <p><span>入江</span>「『１』は第19回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭のオフシアター・コンペティション部門でグランプリになり、その副賞で次回作支援金が出たんですね。それでつくれる算段がついたのが大きかったです。で、シリーズものにしようと思ったのは、女の子のラップを扱った映画がなかったので挑戦してみようと。男のラップって大きく分けると案外パターンが決まっているんです。日本でも女性のラッパーはいますが、数が少ないので、ゼロからつくり上げて、この映画を見てくれた女の子がラップをやり出すくらいになったらうれしいなという気持ちで挑んでいました」</p>


        <p class="intvw">―当然、プレッシャーはかかりましたよね。</p>
        <p><span>入江</span>「そうですね。『１』に比べたらフィクショナルなつくりだし、『１』を気に入ってくださった人がたくさんいたので、たしかに『２』をつくるのはリスキーだったんですけど、『つくりたい』という気持ちが勝りました。『１』は俳優も含めてほとんど、大学の同級生や後輩、つまり仲間内でつくったんです。伝説のトラックメーカー、DJ T.K.Dことタケダ先輩役の上鈴木（伯周）も同級生で、劇中のラップをいっしょに考えてくれているんですが、彼は本職は会社員で週末にライブをやっている身。もし子供が生まれたりしたら、アーティスト活動をやめちゃう可能性もある（笑）。彼も含めて、みんなが集まれるうちにつくっておこうと思ったんですね」</p>


        <p class="intvw">―再結成しようとジタバタともがく元女子ラッパー5人（山田真歩、安藤サクラ、桜井ふみ、増田久美子、加藤真弓）の姿に、滑稽さと哀切さと、"がけっぷちに立たされたときの女子ヂカラ"を感じました。脚本は相当、稿を重ねたんですか。</p>
        <p><span>入江</span>「10稿くらい書き直しましたかね。脚本もそうですが、まず企画のレベルでどうやって『２』にもっていくかを練りました。当初、海外でも資金集めをしようと思い、それ用のプレゼン資料をつくったんです。海外のプロデューサーの、『なぜ女子ラッパーなんだ？　しかもなんで舞台を、埼玉からさらに田舎の群馬の奥地にしたんだ？』という質問に答えるべく」</p>




                <h4>舞台を群馬にしたのは、風土をよく知っていたのと、ちょっとした反骨心</h4>

        <p class="intvw">―では、改めてお聞きします。なぜ、群馬だったんですか？</p>
        <p><span>入江</span>「個人的な事情です（笑）。『１』の埼玉は僕の地元で、次に馴染みがあったのが群馬だったんですよ。高校生から予備校時代、映画館にいちばん通っていたのは群馬で、東京に出るより近かったんですね。群馬の風土をよく知っていたのと、あとはちょっとした反骨心。『そう簡単に東京を舞台にはしないぞ！』という。群馬はロケハンしてみたらけっこう景観がよく、そこは使いませんでした。わりとどこにでもありそうな風景にしたいなと思ったんです。有名な"高崎の仏像"とかシンボリックで観光地的なところは映さないようにしようと群馬中を回った覚えがあります。撮影場所探しには時間をかけましたね」</p>


        <p class="intvw">―キャスティングは？</p>
        <p><span>入江</span>「ロケハンと同時に動いていました。こちらも時間をかけて探しました」</p>


        <p class="intvw">―５人という人数にはこだわりはあるんですか。</p>
        <p><span>入江</span>「こだわりというか、５人ってバランスがいいんですよね」</p>


        <p class="intvw">―そういえば戦隊モノもメンバーも５人が多いですよね（笑）。</p>
        <p><span>入江</span>「ですね。まあ、僕の場合、主人公がひとりいて、サブのキャラクターが２人ずつ並んでいるとつくりやすいというか。基本的に全員に、僕自身の気持ちを振り分けているんですけど、５人がいちばん振り分けやすい。『１』のほうもそうで、「SHO-GUNG」も５人グループなんです」</p>


        <p class="intvw">―実家がこんにゃく屋、おかっぱ頭にメガネ女子の主人公、アユム役の山田真歩さんはオーディションですぐに決められたんですか。</p>
        <p><span>入江</span>「いや、何回かオーディションをしましたね。お題を与えてラップを歌ってもらってたんですけど、彼女がつくってくるラップがユニークでおもしろかった。『自分は近眼だ』みたいな歌詞のラップだったんですよ（笑）。４、５回、ラップのオーディションをやったあと、『どの役かまだわからないけれど、ぜひお願いします』と伝えました」</p>


        <p class="intvw">―ふだんから彼女はメガネをかけられてる？</p>
        <p><span>入江</span>「かけてますね、わりと。髪型もほとんどアユムに近いです」</p>


        <p class="intvw">―親友のミッツー役の安藤サクラさんは？</p>
        <p><span>入江</span>「彼女とはプチョン映画祭でごいっしょし、食事をする機会があって、話をしてみたら、リズム感がとてもよかったんです。聞くと、ダンスをやっていたそうです」</p>



                <h4>ラップバトルは本番直前まで直します。もっといいライムが生まれるんじゃないかって</h4>

        <p class="intvw">―劇中の楽曲がすばらしいですね。「うちらハートのダイヤのストレート」というフレーズも決まってる、B-hackのテーマ曲『ワック♪ワック♪B-hack』は、映画が終わってからもつい口ずさんでしまいます。</p>
        <p><span>入江</span>「どこの映画館だったか、終映後、年配の女性が２人、ラップを口ずさみながら、帰っていったのを見かけたんですよ。あれはうれしかったですね。テーマ曲の歌詞は撮影に入ってからもつくり直して、プールで歌うときも最新版をギリギリまで練習してもらいました。フリースタイルと呼ばれる、ラップバトルも本番直前まで直します。『１』のときもそうだったんですけど、もっといいライム、いいリズムが生まれるんじゃないかとこだわってしまうんです」</p>


        <p class="intvw">―まさにその場で浮かび、その場でぶつけ合っているような臨場感が欲しいわけですよね。ライブ感というか。</p>
        <p><span>入江</span>「ええ。『１』のクライマックスは撮影時間に追われていて、IKKUとTOMもテンパっていて、完全には歌い切れてないんですよね。歌のはずだったのが、セリフになってしまう。間を思いっきり飛ばしちゃって、でもまさに『歌えない』感じが本人から出ていたので、そのまま採用しました。『２』の終盤にも長いラップのシーンがあるんですけど、あれも当日、現場で直して、練習で固めきる前に本番に挑みました。役者さんはきっとやりにくかったはず。でもそのほうが心底絞り出している感じになるんですよね」</p>




                <h4>振り返って、オトシマエとする物語は女性のほうが描きやすいかなと</h4>

                    <div class="phbox_l"><img src="/interview/2011/06/14/0004.jpg" width="300" ></div>

        <p class="intvw">―本作の名場面、終盤のラップのシーンについてはのちほどお聞きしますが、今回、女子ラッパーだからこそ描けた世界というのは？</p>
        <p><span>入江</span>「男は、いくつになっても夢見がちなところがあるじゃないですか。女性のほうがシビアに生きてますよね。『気が付けば、こんな場所に来ちゃったけれど待てよ』と立ち止まり、振り返って、オトシマエとする物語は女の人のほうが描きやすいかなって。もちろん僕にとっても他人事ではなくて、中学生のころは、20代でハリウッドに行けるだろうと夢想していたんですよ（笑）。スティーブン・スピルバーグみたいな映画を撮れるんじゃないかと思っていたんですけど、ぜんぜん違ってる。男はホント、夢見がちです。それを踏まえて脚本を書いていました。『２』が完成した後だったんですけど、昨年公開された『第９地区』を見て、監督ニール・ブロムカンプが同い年で、ついにとどめを刺されました。『元々はこういう映画をつくりたかったんじゃないか...』と。俺、思い描いていた未来とは全く違うところにいるなあ、と再確認させられました」</p>


        <p class="intvw">―入江監督の『第９地区』みたいな方向性の映画、ぜひ見てみたいですね。</p>
        <p><span>入江</span>「今でもやりたいんですけどねえ。あるいは『宇宙戦争』みたいな映画も。物心ついた80、90年代、僕はスピルバーグやジェイムズ・キャメロンの映画で育ってきたので。でも実際、日本では難しい。なかなか成功事例がないですからね」</p>




                <h4>シリーズ２作とも溝口健二監督の長回しの感動に一歩でも近づきたいと思ってやってましたね</h4>

                    <div class="phbox_r"><img src="/interview/2011/06/14/0003.jpg" width="300" ></div>

        <p class="intvw">―さて、前作越えに挑んだかのような終盤の9分間もの長回し。『１』は、ダメ男がのたうち回った末に、自分だけのことば（ライム）をつかむ瞬間がグっときましたが、『２』でもヤラれました...アユムの母親の三回忌の酒の席で、繰り広げられるラップバトル。そしてまた、その場を凝視しつづけるカメラが入江映画的で！</p>
        <p><span>入江</span>「僕は長回しでは、溝口健二監督の映画の長回しがいちばん好きなんですよ。役者の芝居に寄り添っているというか、カメラが懐深くドラマを捉えつづけてみせる。『SR サイタマノラッパー』シリーズ２作では、溝口映画の長回しの感動に少しでも近づきたいなと思ってやってました。ずーっとしゃべっていたところ、いきなり歌い出す瞬間を、カットを割らずに見せると、やっぱりそれなりの衝撃があると信じているんですよ。時々、観客の方から『予算やスケジュールがないから長回しなんですか？』ってたずねられるんですけど、予算はともかく、スケジュールに余裕がないと長回しはできないんですよね。『２』はラストシーンだけで何十回とやって、１日かけましたから。実はとてもぜいたくな手法なんです。三回忌の酒の席に座っていた共演者は、みな素人で地元の人だったので、リテイクを繰り返すごとに汗をかき、追い込まれていくようすがすごかった。『役者でもない俺らがなんでこんな目に遭わなきゃいけないんだ!?』っていう理不尽さが、『なんで三回忌の席でラップを聴かされるんだ？』というあのシチュエーションに重ねってピッタリで。いや、皆さんには大変お世話になりました！」</p>


        <p class="intvw">―その地元の素人の方々の理不尽な気持ちを、役者陣も感じていたでしょうね。</p>
        <p><span>入江</span>「ですね。明らかに歓迎されていないところでラップをせざるを得ない空気を。あれがまた、全員役者さんだったら、リアクションは全然違っていたでしょう」</p>


        <p class="intvw">―本作は、エンディングクレジットまでシッカリとつくり込まれています。</p>
        <p><span>入江</span>「あれは脚本上にはなくて、クランクアップ後、『なんかやっぱり欲しいなあ』と思って、山田さんに急きょお願いして。歌を入れることは決めていたんですけど、"それでも人生は続いていく"というニュアンスを出したくて。あのロケ場所探しに時間が結構かかったんですが、陽が昇っていく瞬間、朝の４時、５時を狙って撮りました」</p>


        <p class="intvw">―きっと各所から、シリーズ第３弾への熱烈な要望があるのでは？</p>
        <p><span>入江</span>「『劇場版 神聖かまってちゃん／ロックンロールは鳴り止まないっ』で全国を回っていたとき、舞台挨拶に行くと、ほとんどのお客さんから「第３弾はどうなっているんですか？』と声を掛けられました。まあ、いろんな方向性を考えてはいるんですけど、毎回、遺作になっても後悔しない、そういう意思で映画に挑んでいるので、早く最良のテーマを見つけようと思っています」</p>



            <div class="clr"></div>

<div class="copy">取材・文／轟夕起夫</div>

                                </div>
<!-- /インタビュー -->


<!-- プロフィール -->
			<div class="plofile">
					
						<h4>プロフィール</h4>
						
						<div class="inners">
							<div>いりえ・ゆう</div>
							<p>１９７９年、神奈川県生まれ、埼玉県育ち。日本大学映画学科卒業。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭オフシアター・コンペティションで、短編「OBSESSION オブセッション」（'０２）、「SEVEN DRIVES」（'０３）が２年連続入選。各地で特集上映が組まれる。「ジャポニカ・ウイルス」（'０６）で長編映画監督デビュー。「SR サイタマノラッパー」（'０８）が日本監督協会新人賞ほか、多数の映画賞を受賞。その続編「SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム」（'１０）もロングラン公開された。劇場版 神聖かまってちゃん／ロックンロールは鳴り止まないっ」（'１１）は一部劇場で全国順次公開中。監督みずからが劇中になかったエピソードなどを加えて書き下ろした小説「SR サイタマノラッパー」も現在発売中。</p>
						</div>
						<div class="information">
						<div>「SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム」</div>
<p>ＤＶＤ／６月２４日リリース<br>アミューズソフト<br><br><br>
埼玉のニートラッパー、IKKU（駒木根隆介）と、おっぱいパブラッパーのTOM（水澤紳吾）は、伝説のトラックメーカー、DJ T.K.Dことタケダ先輩の故郷、群馬にやって来る。そこで出会ったのは、高校生のときにラップグループを組んでいたアユム（山田真歩）ら５人の女性たち。アユムはそれぞれに事情を抱え、サエない今を送るメンバーと、再結成して一度限りのライブをやろうと動きはじめる。</p>
							<img src="/interview/2011/06/14/0005.jpg" width="300" >

						</div>
						
					</div>
<!-- /プロフィール -->
<div class="copy"> &copy;2010「ＣＲ２」ＣＲＥＷ</div>




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