D-BOYSの3人が時代劇にそれぞれ初主演、DVDが3カ月連続リリース!
鈴木裕樹、荒木宏文、柳下大にインタビュー!

時代劇とイケメンのコラボ3作が、10月25日からシネマート六本木にて連続上映、そして10月24日から3カ月連続でDVDリリースされる! D-BOYSの柳下大が「男女逆転 吉原遊郭」で売れっ子男花魁を演じ、荒木宏文が「大奥 浮絵悲恋」で絵師を演じ、鈴木裕樹は「大奥 百花繚乱」で三代将軍家光を演じるロマンティック時代劇シリーズだ。そこで、初めての時代劇主演を果たした3人を直撃。3人のトークは、撮影苦労話から俳優としてのアイデンティティの話にまで広がった。

恋愛の心情は共感できるものがあります(鈴木)

ー時代劇をやるのは初めてですが、役作りの準備はどうしたのでしょう?

鈴木裕樹(以下鈴木) 「経験もないしわからないことだらけだったし、やっぱり不安でしたね。ただ監督と話し合って、『大奥〜』の本筋はラブストーリーなんだし、あえて時代劇っぽくなくナチュラルな形で撮ってもいいんじゃないかと。大奥のシステムにうんざりしてる将軍家光が身分の低い女性に恋して周りじゅうに反対される切ないシチュエーションは、完璧には理解できなくても恋愛の心情はわかるなって。いつの時代も共感できるものがあります」

ーどんな家光像を?

鈴木 「いつもは威厳や風格がある将軍だけど、お春(相手役)とのシーンはデレデレしてる。それでいいんじゃないかと思うんです。僕と同じ年齢設定だし、かわいらしさとかがあってもいいかなと。若い頃の家光がどんな人だったか全然わかんないので、逆手にとって自由にやらせてもらいました」

荒木宏文(以下荒木) 「僕の作品『大奥〜』は絵島生島事件が題材なんです。有名な事件だというのは知っていたんですが深く入らない方がいいのかなと。実際の事件に影響されて浮島像がブレちゃいけないと思ったんです」

柳下大(以下柳下) 「僕の役の男花魁が何なのか、監督と話し合って理解できました。今で言うホストクラブみたいな設定。僕の役はホストクラブのナンバーワンホストっていう感じですね。着物で動くのは、以前舞台で新撰組をやってバンバン動いていて、着崩れしにくい着方とか学んでいたんで動きはつらいとは感じませんでした」

ーお2人とも白塗りメイクですが、自分で見たときどうでした?

荒木 「ガッツリ白塗りですよね。とりあえず"アイーン"しましたよ(笑)」

柳下 「華やかだなあ。衣装と髪形とメイクがきれいにまとまっててうまいなあと」

ラブシーンを撮影し終わった後の気持ちが複雑で...(荒木)

ーいちばん印象に残っているシーンとか、撮影のエピソードとかを教えてください

鈴木 「ちょっと色っぽいシーンがありましたねぇ。けっこう色っぽく撮れてるんじゃないかと思うんですけど。監督のこだわりでラブシーンは何度もテイクを重ねたんですよ。テイクを重ねるほどにだんだんお春との距離が近くなるような感覚もあって。演出の力じゃないですかね」

荒木 「僕もラブシーンですね。撮ってる最中は相手のことを好きなんですけど、素に戻ると本当に好きじゃない人とラブシーンするのはやっぱりイヤだなと考えてしまうんです。もちろん芝居なんだけど、本当に好きじゃない人とそういうことをするのはどうなんだろうってすごく思う。でもそれは割り切って、気持ちを切り替えて仕事にちゃんと向き合わなきゃなと考えさせられました。新しい課題をひとつ見つけることができたんで、そういう意味でも印象に残ったシーンでしたね」

柳下 「僕は上半身脱ぐシーン(笑)。あれすごくないですか? なんかちょっとナンバーワンのオーラ出てますよね。ナンバーワン役としての説得力があるシーンだと思うんです」

ーどうやってカラダをつくってるんですか?

柳下 「俳優はいつ脱ぐかわかんないんでキープはしとかないと。腕立て伏せは毎日やってます。風呂場の脱衣所でやるって決めてるんですよ。風呂は毎日入るから忘れないじゃないですか」

荒木 「僕は定期的にやってますね。効率的にやらないと筋肉って落ちるんですよ。動ける筋肉を作るなら、必要以上に負荷をかけないほうが使える筋肉がつくんです」

ーハリウッドスターや韓国俳優に負けないように? アクションなんかも視野に入れてる?

柳下 「負けないようにと言うよりも、役柄を狭めたくないんです。カラダが"日本人"で動けそうもないからこの役は(ムリだ)、みたいに思われるのが悔しいじゃないですか」

荒木 「日本人って体が華奢ですよね。俳優をやっていく上では日本人も体をしっかり作らないとダメだと思って、僕はなるべく作るようにしてます」

次回はシリアスなサスペンスとかでやってみたいですね(柳下)

ー時代劇というものをひとつクリアしましたが、これからやりたい役や目標とするポジションはありますか?

鈴木 「何でもやりたいですけど、ずっと言ってるのはコメディ。芝居で笑わせるというのをやりたいんです。すごく難しいとは思いますけどシチュエーション・コント的なこと。状況で笑っちゃうみたいな。映画館に彼女と来ると隣に元カノが座っちゃった、どうしようみたいな(笑)。それとつい先日25歳になりまして、渋いオトナになりたいなと。今やっているドラマの撮影現場で一緒の仲村トオルさん、鶴見辰吾さん、伊原剛志さんたちがホントに大人の色気があって、ものすごく芝居もうまいし、いい年のとり方をしていらっしゃると思うんです」

荒木 「僕はジョニー・デップを尊敬してて。『チャーリーとチョコレート工場』『パイレーツ・オブ・カリビアン』『スウィーニー・トッド』のジョニーは、どれもすっごいメイクしてしっかり作りこんでるけど、それに見合う芝居をしているじゃないですか。3つとも、本当に同じ人なのかなと思うくらい色がしっかり変わってて軸がブレないキャラクターたちだったんで、僕も日本でこういうことをやりたいと。出来上がったキャラクターがあって、自分を練り直してそこにムリヤリでもはめる作業を1回やってみたいですね」

柳下 「僕が今やってみたいのは、二面性をもってる人間という役。あるときはこっちの面を、あるときは別の面をと意識して出すような人を。相手によって全然性格が違うんです。シリアスなサスペンスとかでやってみたいですね」

プロフィール

鈴木裕樹(すずき・ひろき)

1983年兵庫県生まれ。TV「獣拳戦隊ゲキレンジャー」のゲキレッド役、ミュージカル「テニスの王子様」で人気急上昇。ほかに映画「純ブライド」「シャカリキ」に出演。現在ドラマ「チーム・バチスタの栄光」(フジテレビ系)に出演中

荒木宏文(あらき・ひろふみ)

1983年兵庫県出身。TV「獣拳戦隊ゲキレンジャー」の理央役、ミュージカル「テニスの王子様」で人気に。ほかに映画「アシンメトリー」「夏休みのような1ヶ月」に主演

柳下大(やなぎした・とも)

1988年神奈川県出身。第3回D-BOYSオーディションのグランプリ受賞後、ミュージカル「テニスの王子様」でデビュー。ほかに映画「櫻の園」「ブラブラバンバン」「タクミくんシリーズ・そして春風にささやいて」に出演。12月に「赤い糸」公開を控える

大河ロマンシリーズ三部作

「男女逆転 吉原遊郭」10月24日DVD発売 エスピーオー発売
男遊郭「菊下楼」のナンバー1の鷹尾(柳下)はプライドが高く金にもなびかない。ナンバー2の薄雲や見習いの濃紫は虎視眈々と鷹尾の地位を狙っている。ある日、死んだ兄の敵を討つためにお花が下働きに雇われてくる

「大奥 百花繚乱」11月26日DVD発売 エスピーオー発売
第3代将軍家光(鈴木)の治世。巷には疫病が蔓延し、飢饉が民衆を苦しめていた。新入りの女中として大奥のした働きに入ったお春は、美貌が将軍に見初められ、大奥のすべての女性の嫉妬の的になる

「大奥 浮絵悲恋」12月26日DVD発売 エスピーオー発売
世をすねた絵師、浮島(荒木)は男花魁として稼ぎながら浮き草暮らしをしていた。将軍の正室の絵を描いていた彼は、側室星光院によって、6代将軍の世継ぎをめぐる陰謀に巻き込まれていく

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