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ニュース&編集部の声

2009年12月18日

亡くなって初めてわかる偉大さかな(字余り)

「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」は初め、公開せずにDVDスルーになるはずだった。しかし、リリース前の景気づけに、少ない映画館数でのしかもレイトショーでの2週間だけの公開が決定した。とはいえそれも、本当にマイケルを好きなファンが仲間内で見るはずだった...。が、なんと言うことか。ふたを開けてみたらいきなりの超満員。レイトからデイへ、公開館数も増え、期間も2週間延長。気がついてみれば、DVD限定版予約開始日はその日のうちに完売、あれよあれよという間に「マイケル祭り」になっていたのだった。
考えてみれば、若い世代にとってマイケルは「奇行ばかりの整形オタクの変人」という認識でしかなかったし、ロンドン50日間連続公演が発表になったとき、行こうと思った日本人はそんなにいなかったはず。なのになぜ大ヒットに? 
「(特にスキってわけじゃないけど)友達が行ったから私も」「いま評判になってるから」「行かないと話に遅れる」、これらがないと「祭り」は始まらない。そしてその根本には作品の「イキオイ」が必要なのだ。今見ておかないといけないんじゃないか、と思わせるもの。この場合は「永遠に見られなくなってしまったコンサート」だった。そしてそのコンサートは、今は亡きマイケルの、シンガーとしてダンサーとして、何よりもプロデューサーとしての素晴らしい才能と人格が本当によく現れていた。バックダンサーやバンドたちのマイケルへのリスペクトとマイケルから彼らへの指示、リハーサルとは思えない完璧なパフォーマンス、3D用に練られた新たな「スリラー」......。
'10年1月27日にDVDとブルーレイが発売になる。だから今、この「祭り」に乗っかろう。絶対に見て損はないこのコンサートを経験しよう。マイケルを好きだった人は100%、興味がなかった人もいつの間にか体が動いているはずだ。
かく言う私は完璧にマイケル世代。彼が生涯に3回しかやらなかったワールドツアーを3回とも見ているし、「スリラー」のダンスも踊れるクチだ。(ストロングマシーン19号)


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