イスラエル発、くすっと笑える少年ほのぼの成長記
「天使と悪魔」のヒロインを演じたアイェレット・ゾラーが主演するイスラエル映画「裸の女神」がリリース中。残念ながら日本ではビデオ・スルーだが、本国のアカデミー賞では作品賞や主演女優賞など全11部門を受賞した。この作品、ゾラーの過激なベッド・シーンを一番のウリにしているようだが(実際、本作でのゾラーの体当たり演技を見て、スピルバーグが「ミュンヘン」に抜てきしたという)、実際に見てみれば、ほのぼの&コミカルな少年の成長物語なのだ。ゾラー演じる未亡人、ニーナにあこがれるおいのナダブが、彼女と共に暮らすなかで、理屈だけでは割り切れない大人の世界を知っていくというお話。ニーナが爆弾テロで夫を失うなどの要素も盛り込まれているが、描かれるテーマは全世界共通、むしろ、今の日本からしたら少し懐かしいような感じもする。脚本もよく練られていて、成長物語にありがちな、投げかけていた色んな問題や事件をあいまいなままにするのではなく、気になるポイントをちゃんと解決させて終わらせている。ニーナを苦しめる亡き夫の幻影の正体が明かされるシーンでは、思わずくすっと笑ってしまう。イスラエル映画の導入編として、いかがでしょうか!(すぬうぴい)

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5040円
DVD/タキ・コーポレーション
(C) Wellspring/courtesy Everett Collection/AFLO









