夏の夜は、美しきヒロインに騙される切ないラスト3本立てを
映画はラストがすべて、と言っても過言ではない。2006年、小誌でも"衝撃のエンディング"特集を組んで読者の皆様の好評を得たが、最近すっかり騙された作品を紹介しよう。

まずは「ダイアナの選択」(7月24日DVDリリース)。高校生のダイアナが校内で起きた銃乱射事件に巻き込まれ、犯人に自分か、友人のどちらかを殺すから選べ!という究極の選択を迫られる。15年後のダイアナは幸せな家庭を気づいているが、事件のトラウマに苦しんでいた...。「砂と霧の家」のバディム・パールマン監督は観客をどんなふうに騙すのか。賛否両論ありそうだが、ダイアナ役のユマ・サーマンも、その若き日を演じるエバン・レイチェル・ウッドもいい。
2本目はアン・ハサウェイ主演の「パッセンジャーズ」(9月9日DVDリリース)。飛行機墜落事故の生存者たちのケアに当たる女性セラピストの正体は? こちらはどこかで見たかも!?なんて意見も出そうだが、後続ならではのアイデアが盛り込まれている。
最後は、作品のおもしろさではこれがダントツの韓国映画「セブンデイズ」(公開中)。ヒロインは「シュリ」「LOST」のキム・ユンジン。娘を誘拐された有能弁護士が、娘の命と引き換えに要求されたのは、勝ち目のない裁判でのある容疑者の逆転無罪。最後に明かされる誘拐犯の本当の目的とは。ウォン・シニョン監督の3作目だが、練りに練った脚本は「うまい!」のひと言! 同じく韓国の「チェイサー」も怖すぎるラストだったが、このラスト・ショットは違う意味で"重い"のだ。いずれも大作ではないが、騙されて損はない。共通点はラストのどんでん返しと、美しいヒロイン。そして切なさ、か。
ほかにも最近の作品でラストにびっくり!という映画があればぜひお便りや掲示板でお知らせを! できればネタバレなしで。お待ちしています!(ブン)









