カンヌ映画祭にインディ・ジョーンズ登場!
5月14日から25日まで、フランスでカンヌ映画祭が開かれる。ことしの注目は、コンペ部門外で「インディ・ジョーンズとクリスタル・スカルの王国」が5月22日の全米公開に先立ち18日にプレミア上映されること。スティーブン・スピルバーグ監督、ジョージ・ルーカス、ハリソン・フォード、シャイア・ラブーフ、カレン・アレン、ケイト・ブランシェットがレッド・カーペットに登場する。ほかにドリームワークスのアニメ「カンフー・パンダ」も15日に上映される。クロージング作品はバリー・レビンソン監督、ロバート・デ・ニーロ主演の「ホワット・ジャスト・ハプンド?」(原題)。プロデューサー、アート・リンソンの体験に基づくストーリーで、劇中でカンヌ映画祭に出品する映画がもうひとつの主役となり、クライマックスはまさに映画祭でのプレミア上映シーンとなる。アメリカからのコンペ部門出品は減ると見られ、いまのところ脚本家チャーリー・カウフマンの監督デビュー作「シネクドーチェ、ニューヨーク」(原題)1作が決定。フィリップ・シーモア・ホフマン主演で次回作と女性問題で苦悩する舞台演出家をめぐるコメディ・ドラマ。スティーブン・ソダーバーグ監督、ベニチオ・デル・トロ主演のチェ・ゲバラ2部作「アルゼンチン」「ゲバラ」(ともに原題)は前編の編集が終わらず、参加できるかどうかは不透明。カンヌの常連ではベルギーのダルデンヌ兄弟が「ザ・サイレンス・オブ・ローナ」(原題)で、'99年の「ロゼッタ」、'05年の「ある子供」に続く史上初のパルム・ドール(=コンペ部門最高賞)3冠を狙う。「ベルリン 天使の詩」のビム・ベンダースは、ミラ・ジョボビッチ、デニス・ホッパー主演の「ザ・パレルモ・シューティング」(原題)を準備中。ブラジルのフェルナンド・メイレレスはジュリアン・ムーア、ガエル・ガルシア・ベルナル、木村佳乃、伊勢谷友介出演の「ブラインドネス」(原作「白の闇」)を出品する。アジアからはカンボジアのリティー・パニュ監督の「ザ・シー・ウォール」(英語題)が参加。イザベル・ユペール主演で、マルグリット・デュラスの自伝的小説「太平洋の防波堤」を映画化したもの。同作は1958年にルネ・クレマン監督が「海の壁」として映画化したが、原作者はこの映画を裏切り行為と非難していた。「TOKYO」は韓国のポン・ジュノ、フランスのミシェル・ゴンドリー、レオス・カラックスの3人が監督した豪華なオムニバスで、蒼井優、竹中直人、加瀬亮、藤谷文子、妻夫木聡、ドニ・ラヴァンが出演している。いつも開催直前まで決まらない地元フランス勢だが、今回はアルノー・デプレシャン監督、マチュー・アマルリック、カトリーヌ・ドヌーブ主演の「アン・コント・ド・ノエル」(原題=クリスマスの物語)、フィリップ・ガレルの「ラ・フロンティエール・ド・ローブ」(原題)の2作が決まっている。また、いままでマーティン・スコセッシ、ウォン・カーウァイらが行なった特別セミナーの講師をクエンティン・タランティーノがつとめることになっている。









